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川 ゚ -゚)普通の恋の物語のようです

31 ◆bEtoll2Vds:2017/08/22(火) 20:40:34 ID:nh13zq7M0
川 ゚ -゚)「じゃあ、高校の時は何か面倒事に首を突っ込みたがる性格だったのか?」

二人はしばらく黙って考えこんでいる。
そこまで遠い過去という訳でもないが、三年間もあったのだ思い出すにも少し時間が掛かるのだろう。

待ってる間、急かす事をせずゆっくりと飲み物を口にする。

二人はうんうん唸りながら必死で思い出そうとしてくれている。

ξ゚⊿゚)ξ「そんな事はなかったわね」

从'ー'从「だね〜むしろ目立たない感じだったと思うよ」

川 ゚ -゚)「ふむ…」

じゃあ、やはりあの時言った言葉は嘘ではなかったという事だな。

…………私だから助けに来てくれた、か。

私だからか。

ふふふふふ……まさかそんな言葉を聞くことになるなんて思ってもみなかったな。
いざ言われてみるとなかなか嬉しいじゃないか。
ついつい何度も思い返してしまうな。

惜しむべきなのは、その時録音する機械を持っていなかったのと、そんな事を思いもしなかった自分自身だな。
ああいう下らない男に出会うのはただ迷惑なだけだが、守ってくれる人が来るのなら悪くないと思える……か?
いや…やはり、ダメだな。うむ。
また殴られでもしたら、彼が傷ついてしまう。
それは非常によろしくない。

だが、今度はさりげなく頼ってみるのもいいかもしれないな。ふふ…

ξ*゚⊿゚)ξ「それにしてもドクオが一人で助けに来てくれたんでしょ〜」

川 ゚ ー゚)「そうだな」

从*'ー'从「素敵だよね〜」

やはり二人も女子という訳だ。
そう言う事には憧れがあるのだろう。

私は別に憧れては無かったがな。
男なんて大体似たようなものだと思ってたしな。

川 ゚ -゚)「それで他にも聞きたい事があるのだが……」

と言った所で二人が何故かニヤニヤしている事に気が付いた。

…私が何かやらかしてしまったのだろうか?


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