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川 ゚ -゚)普通の恋の物語のようです

106 ◆bEtoll2Vds:2017/08/22(火) 21:33:20 ID:nh13zq7M0
「うるさいな……酔って抵抗できない相手を襲ったら犯罪だろうが。
 おまけに友達にそんな事出来るかっての」

「まあドクオらしいね」

「ヘタレだお」

「うるさいっての」

「さて、ここまでドクオがクーと一緒に色々あった事を再確認出来たけど、今どう思ってるかを最後に確認しようか。
 それで、自分の気持ち向き合えるって言うのかな? まあそんな感じの事が出来ると思うよ」

「要は今、クーをどう思ってるかだお」

「どう…って……」

「クーはいい人だよ。それは間違いない。俺達はよく集まってゲームをするじゃないか。
 普段はあまりやらないって言ってたけど、皆でやるって言えば文句を言わず一緒にやってくれてるし、一緒に楽しんでくれてるとも思う。
 それに一緒にいてわかったんだけど、意外とお茶目な一面もあってさ、気を許した人には冗談言ったり、世話を焼いたりしてくれるんだよね。
 俺なんて最近料理を教えて貰ってるし……」

「へぇ〜じゃあ何か作って貰ったのかお?」

「うん。俺の誕生日の次の日にお詫びだって言ってオムライスを作って貰ったけど、メッチャ美味しかった!
 それで、つい教えてくれってな」

ふふふ。そんなに美味しかったのか。あの時は心配だったのだが、そんなに印象に残ってくれていたとはな。

「今じゃあ少しだけだけど、簡単な物なら作れるようになったし……」

「じゃあ、後で作ってみてよ」

「簡単やつだけだぞ?」

「いいお。ドクオがクーに教えて貰ってどの位出来るようになったか知りたいお」

何だと!? 私はまだ一緒に作った料理を食べるだけで、ドクオが一人で作った料理を食べた事が無いんだぞ!!
なんて……なんて羨ましい事を!!!

「そうそう。クーに作ってあげる場合は凝った料理を出したいとかって思うもんね。
 やっぱ教えて貰った人にはちゃんとした失敗してないものを出したいからね。実験体にはなってあげよう」

………そう言う事なら仕方あるまい。
その時を楽しみに待ってるとしよう。


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