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川 ゚ -゚)普通の恋の物語のようです

102 ◆bEtoll2Vds:2017/08/22(火) 21:30:44 ID:nh13zq7M0
「だからさ、クーは結構ドクオの事は信頼しているってか、むしろ好意を抱いてるんじゃないかなって思うんだ」

「そんな事…!」

「無いって言いきれないよ。というか、好意を抱いてるかもって事を否定してちゃ先には進めないよ?」

「でも……それは……」

「うん。僕の勘違いかもしれないね。この考えが間違ってたら、自分が好かれてるって勘違いしてる恥ずかしい男ってなるね」

「それは……」

「うん。相当恥ずかしいね。勘違いして告白してダメでしたとかなったら、クーの前に立てなくなっちゃうかもしれない」

確かにいたなあそんな奴。
たまたま席が隣で落し物拾ってやったら、何を勘違いしたのか自分が好かれてるとか思いこんで色々話しかけて来て告白してきた奴が。
断ったらその気にさせる素振りをするなとか泣きながら言われたっけな。
それ以来興味のない男とは必要最低限しか接触しなくなったんだよな……

「だったら……」

「だったら? このまま、何もしないで卒業するのかい? 僕達が学生でいられる時間は有限なんだよ?
 就職したらこんなにいつも一緒にいられるとは限らないし、第一クーにも他にいい男が現れるかもしれない。
 後になって、あの時想いを伝えていればって事になっても遅いんだよ?」

「おっおっおっ。ショボン落ち着くお。まだ、ドクオがクーをどう思ってるかをちゃんと聞いてないお。
 まずはドクオの意見を聞くお。それからどうしたいのかを考えるお」

「………ゴメン。熱くなり過ぎてた。そうだね。これは当人達の問題なんだから、僕が口を出し過ぎる訳にはいかなかったね……」

「そうそう。ちょっとこれでも飲んで頭を冷やすお」

「うん。ありがと……」

う〜む……意外だ………ショボンがあそこまであつくなるとはな。
何かあったのか?
それとも、ただ私達をくっつけたいだけか?
何か理由があるにしても、それはショボン本人しか分からない事だ。
考えても仕方ないだろうな。


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