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明日へ繋ぐ想いのようです

9 ◆ZZAuuuWmmA:2017/08/20(日) 14:40:12 ID:29OTBHmg0

馬車は馬を休ませるために一時停止する。
前の馬車に続いてミルナ達の乗る馬車も停止した。

森の途切れる少し手前、小さな広場に若者たちは腰を落ち着けた。
時間に追われる旅である、しかしまったく休息せずに進み続けることは不可能である。
馬車での長時間の移動は慣れていない者が多いうえに、
特に幼い三人の子供は慣れない馬車に揺られているだけで体力を消耗しているようだった。

他の者達に休息を命じ、ミルナとハイン、ロマネスクとデレの四人は輪になって今後の作戦を話し合う。

( ФωФ)「うむ……この場の最年長は吾輩であるが……」

从 ゚∀从「苦しい決定になるのは皆わかりきってることだ。誰も文句は言わねぇし、私が言わせねぇよ」

ζ(゚ー゚*ζ「そうだね。安心して最終決定をしてほしいな」

優しく言うデレの表情は固い。
言葉ではそう言いつつ、ロマネスクの決断に間違いは許さないという意思が滲み出ていた。

( ФωФ)「目的地は『時の塔』。しかし全員で辿り着くのは無茶である。
        奴らはもう吾輩らの行動に対して先手を打ってきている」

从 ゚∀从「……裏切者どもが、予言のことも言ったんだろうな」

( ゚д゚ )「あいつらが戦力としていれば、まだこの戦いもましなものになっただろうが」


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