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明日へ繋ぐ想いのようです

57 ◆ZZAuuuWmmA:2017/08/20(日) 15:10:15 ID:29OTBHmg0

ドクオが次々と現れる魔物から距離を取る。

( ^ω^)「ツン、少し頼むお」

背中の子供をツンに託し、ブーンは前へ躍り出た。
大剣を慣性に従って右から左に振るうと、激しい風の刃が魔物の軍勢を襲った。
先頭にいた盾を持った魔物達を瞬時に切り刻み、それに後ろの魔物がひるんだ隙をドクオは見逃さなかった。

('A`)「氷柱よ、我らが道を塞ぐもの達を貫け!」

ドクオの構えた杖の先端に光が集まったかと思うと、それはすぐに氷柱へと変化し魔物に向かった。

川 ゚ -゚)「走るぞ!」

氷柱は敵を貫き、さらに触れたものを凍らせてゆく。
思わぬ反撃だったのだろう、魔物達の動きは瞬く間に鈍り、そこにブーンとクーの攻撃が畳み掛ける。

('A`)「俺が殿を務める、ツンは前へ!」

ξ゚⊿゚)ξ「わかったわ!」

前の敵を風が切り刻み、矢が貫く。
後ろの敵を氷が貫き、そして動きを封じる。

四人は魔物の大軍の中を駆け抜けた。
時折掠める剣や弓矢による攻撃、そして炎や氷のブレスを避けて、避けられぬものは防いだ。
それでも無傷ではいられなかったが、動くのに不都合な傷だけはなんとか追わずにすんでいた。


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