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海のひつじを忘れないようです

84名無しさん:2017/08/19(土) 22:39:48 ID:rN6ohdMg0



二手に別れると言い出したのはもちろん、小旦那様だ。
このひつじの教会を調査するにあたって、
小旦那様には何か独自に調べておきたいことがあるそうだった。

それが何かまでは話してくれなかったけれど、
その何かが小旦那様にとって無視できない事柄であることは、
その態度から容易に想像できた。
何よりも優先して調べるべきことなのだと、その目が言っていた。

しかし小旦那様にはひとつ、懸念があった。
カンポウシキ。アニジャとオトジャが言い残したこの言葉。
忙しなく準備に勤しむこどもたちの様子から見て、
このカンポウシキなる行いは彼らにとって大切な意味を持つイベントなのだと見て取れる。

そのイベントを見逃すことは、
このひつじの教会を調べる上で致命傷になるかもしれない。
小旦那様はそう考えた。


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