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海のひつじを忘れないようです
407
:
名無しさん
:2017/08/22(火) 18:14:56 ID:AKaoAE960
「あなたがどうしようと、どうなろうと、私は生きる。生きるから。だから――」
立場が上の者に命じられたから。慣習で決まっていることだから。
規則だから。法だから。……それが歴史の、必然だったから。
『私』を超越して要請される強権者の理不尽。
でも、それでも。その要請を受けたのは『私』だ。
受けることを選んだのは『私』だ。受ける結果と受けない結果を比べ、
利己的に判断を下したのは、他ならぬ『私自身』だ。
その判断基準が環境によって大きく狭められていたとしても、
最後の決定を行うのは、『私』の意志だ。
例えそれが、『自分』か『相手』のどちらかを
殺さなければならないという極限の問であったとしても。
引き金を引くのは、『私』だ。
人はみな、母の一部だった。でも、人は生まれて、母から分断される。
『私』と『あなた』は違うと、教えられる。それでも私たちは、
自他を同一視しようとする。他人を自己の延長のように考える。
きっと、すべてが一つだった時代<母体内>の穏やかな郷愁にかられて。
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