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海のひつじを忘れないようです

34名無しさん:2017/08/19(土) 22:16:18 ID:rN6ohdMg0
「信じられない」

ひつじとぼくとの間に、車輪が割り込んだ。

「どうしてあなたが、ここにいるのよ」

車輪と一体化した椅子に、少女が座っていた。

「この、うそつき」

少女の言葉は、明らかにぼくへと向けられていた。

「……約束、したじゃない」

少女が何を言っているのか、ぼくにはわからなかった。
けれどその言葉に怒りか、あるいは悲しみが含まれていることは、
なんとなくだけれど、感じ取れた。でも、それだけだった。


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