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海のひつじを忘れないようです
298
:
名無しさん
:2017/08/21(月) 22:20:01 ID:vG2lH35Y0
毎日が楽しくなった。
相変わらず両親からは虐げられていたし、
仕事は大変だったけれど、苦しくはなかった。おねえちゃんがいたから。
おねえちゃんと、おねえちゃんから教わった踊りがあったから。
「どうしてあの時泣いていたの?」
レッスンを終えて一休みしている間に、
ミセリはずっと気になっていたことを聞いてみた。
ミセリがハインをおねえちゃんと呼ぶきっかけになったあの日のあの時。
ハインがなぜ泣いていたのか、ミセリはまだその理由を知らずにいた。
それにいつも同じ箇所で失敗するミセリに、顔を曇らせていた理由も。
ハインが自分のいうことを聞かれなかったり踊れなかったくらいで
気分を害するような女性でないことは、いまのミセリには十分わかっていた。
だから、聞いてみた。
ハインの答えは、単純だった。
自分も昔、同じ箇所で苦戦していたからだ、と。
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