[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
海のひつじを忘れないようです
285
:
名無しさん
:2017/08/21(月) 22:12:31 ID:vG2lH35Y0
うなづくことは、しなかった。
肩に重みがのしかかってきた。
ちょうどこどもの、頭ひとつぶん程度の重みが。
「ねえ、覚えてる? あなたがここへ来た日のこと。
あなたがあたしに、どこから来たのか尋ねたこと」
ぼくは答えない。
肩にかかる重みが増した。
「ハインはね、あたしのおねえちゃんだったんだ。
綺麗で格好良くて、あたしの憧れだったおねえちゃん――」
そっぽを向いたままのぼくへと、彼女はもたせかけた頭を通じて話し始めた。
ハイン――そして、ミセリという少女が辿った物語を。
.
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板