[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
夢見る人に之聴く人のようです
144
:
名無しさん
:2017/06/14(水) 16:51:21 ID:KZBCkde.0
('、`*川「ねれないの」
書斎で本を読んでいたら、君はそう言った。
潤んだ目元は欠伸をした後のようにも、泣き出しそうにも見えた。
(´・_ゝ・`)「寝れないか」
時刻はまもなく夜中の一時だ。
寝かしつけたのは十時頃で、割合すんなりと寝付いたはずだった。
トイレか何かで起きて、目が冴えてしまったのだろうか。
(´・_ゝ・`)「おいで、ペニサス」
本を畳んで、膝の上を叩く。
半開きのドアから顔をのぞかせていた君は、ゆっくりと近付いてきた。
('、`*川「せんせい」
(´・_ゝ・`)「なんだい」
首に巻きついた手のひらは熱を帯びていた。
先を促しても、ペニサスは黙ったままであった。
特に用はなかったのかもしれない。
僕はそのまま抱き続けた。
(´・_ゝ・`)「一人で寝るのは怖いかい?」
('、`*川「……へいき」
(´・_ゝ・`)「怖いとか、寂しいとかは?」
('、`*川「……ちょっとさみしい」
(´・_ゝ・`)「……それは悪かったね」
んーん、と肩口から声がする。
('、`*川「せんせいいそがしいもん」
(´・_ゝ・`)「うん」
('、`*川「それに、もうすぐがっこうにいくもん……」
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板