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ドクオの背骨

51 ◆hmIR/WZ3dM:2016/04/03(日) 22:09:24 ID:LBDXupdA0
/ ,' 3「おいドクオ、どうした?」

( #^ω^)「今は構ってもらえて嬉しくて満足だろうな! でも、この先……いいか!? 断言してやるお!
        お前はきっとまた、この先すぐにイライラするお。またすぐに癇癪を起こして、ヒューマノイドを切り裂くはめになる!
        それに飽きたら街に行って別の誰かに当たり散らして迷惑をかけ続けて、部屋にこもって空想に逃げ込むだろう!」

( #^ω^)「そして最後には、父親に宥められてまた溜飲を下げる。
        一時の幸福に満足して、癇癪を起こしたことを照れくさそうに笑って思い返すのか!?」

(#'A`)「てめえ!」

( #^ω^)「そうやってずっとずっと過ごしていけばいいさ!
        ただ明らかなのは、“もう次の時には僕達はいない”ってことだお!
        この銀河の端っこのちっぽけな小惑星で何度も何度も繰り返せばいいさ!」

( #^ω^)「いいか!? そんな程度の気持ちで僕達を巻き込むな!
        夢が潰えたくせにニヤニヤしやがって。安っぽい感動の寸劇じゃあないんだぞ!?」

( #^ω^)「意思がないなら文句を言うな! 背骨がないなら黙っていろ!」

( #^ω^)「もう二度と僕達に話しかけるなよ!」 

(#'A`)「……」

  言い終えたブーンは大きく鼻息を吐いた。ドクオは、何も言い返せなかった。


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