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ドクオの背骨

46 ◆hmIR/WZ3dM:2016/04/03(日) 21:57:30 ID:LBDXupdA0
          十二  再会


('A`)「親父……それに、ヨコホリ……か?」

(*゚ー゚)「お帰りなさいませ、ドクオ様」

/#,' 3「馬鹿息子が。まんまと乗せられおって」

/ ,' 3「でも、うむ、間に合って良かったぞ」

('A`)(……)

  ドクオは言葉を失っていた。
もうどれほど会っていなかっただろう。正確には思い出せないほど久しぶりに、父親と顔を会わせた。
ヨコホリの全身の皮膚。骨格の歪みがまっさらに修繕されていた。……反応が、届いた証明だった。

  ドクオは、自分が満たされていくのを感じていた。

('A`)(ヨコホリって、あんなに表情豊かだったっけ……。
    いやそれよりも、親父だ。親父。俺は、見捨てられていなかったんだな。
    じゃあどうして今頃? ……忙しかっただけだったんじゃないか? そうだ、そうだよな)

  ドクオの憤怒の塊がゆっくりと溶けていく。鬱憤の原因が全部解決したような気持ちが胸に広がる。
  _,,_
( ・三・ )
  _, ,_
( #^三^)

('A`)

  フッサール人達によってドクオとショボンとブーンが並べられた。
スカルチノフが口を開いた。諭すような優しい声色だった。

/ ,' 3「なあドクオや。今まできちんと説明していなかったかもしれんが、ワシらの種族はとても貴重なんだ」

('A`)「そんなこと、知ってるよ」


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