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おーぷん百物語情報保管室

21名無しさん:2015/01/28(水) 22:49:42

大地を冷やす北の風
マフラー巻いた女の子
甘いにおいさせながら
顔を真っ赤に染め上げて
箱を手渡し走り去る

こんな光景を目にした貴方は嫉妬の炎を燃やすのですか?
もし、貴方がもう一つの選択肢を選ぶのなら――――
さあ、恐怖の宴を始めましょう…

2014年2月14日
第弐回おーぷん2ちゃんねるオカルト板百物語
日没後、開宴

22名無しさん:2015/09/27(日) 15:47:36
【候補1】
【前口上】

街は気怠い休み明けの空気を払いつつ
少しずつ日常へと回帰していく

ひそかに集まった語り部たちは
つまらぬ日常に背を向けて
百の蝋燭に火を灯す

非日常のかけらを追い
在り方を異にするものたちとの
ひと時の遭遇を待ちわびながら

容易く別れが叶うなどと
愚かな楽観にも自覚なく


【〆文】

百の灯火が消えてなお
冬の街に陽の光は未だ遠く

語り終えた語り部たちは
ただ沈黙にその身を置く

何人も決して耳を澄ましてはならない

この世ならぬ者の足音が
すぐ後ろにあることに気が付くから

暗闇は異形の棲み処
どうか気を付けて

そのまま闇に引き込まれぬように

23名無しさん:2015/09/27(日) 15:49:22
【候補2】
【前口上】

今宵 月明かりの中

凍てついた影たちの無念の思いが

現身(うつしみ)となりて蘇り

灯るはずのない蝋燭の明かりがゆれるとき

永の眠りが破られるー
 

【〆文】

消えるはずのない明かりがまた一つ消え

闇へと一歩近づくとき

思いは塵となって消え果てた

これは 夢か現(うつつ)か 

弔いなのかー

24:2016/01/05(火) 17:48:40
ゅゃぜをぺわぞくぇづ


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