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きのことひじきとなかま達

1名無し草:2014/07/22(火) 13:34:10
ひじきときのこに萌えつつ
燃料がない時には周辺の人々で適当に萌える妄想スレ

2名無し草:2014/07/22(火) 13:36:15
\ /                           \ /
   \      ___________     . /
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     |  |                       |  |
     |  |                       |  |
  .._ |_|     トンネルを抜けると      ..|_|_..
     |  |  そこはおしっこランドだった     |  |
     |  |                       |  |
     |  |                       |  |
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     |  |                       |  |
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   .._| /_/━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ \_\.|_
     /_/━  ━  ━  ━  ━  ━  ━ \_\

3名無し草:2014/07/22(火) 13:37:08
きのこ
F杯
10/10〜10/12 Fンランド
chu国杯
11/07〜11/09 S海
えねーちけー杯
11/28〜11/30 O阪
全ヌ本選手権
12/26〜12/29 N野

ひじき
ヌケカナ
10/31〜11/2 Kロウナ
Rステレ
11/14〜11/16 Mスクワ

ひじきの予定
GPF
12/11〜12/14 Bルセロナ

肉布団
7/23-7/24 N古屋
7/26-7/27 Oさか

4名無しさん:2014/12/09(火) 22:05:53
ここ止まってる?

5名無しさん:2015/05/01(金) 22:07:25
zrの家に遊びに来ていた黒
ゲームしてごはん食べて気づけば夜になっていた
「遅くなったな、送るよ」
「……」
「どうした?」
「…今日泊まっちゃダメ?」
「だめ」
「即答かよ。なんでだめなの」
「なんでだめかわからない奴はだめ」
「なんだよそれ」
「いいからほら、子供はもう寝る時間だ」
「ガキ扱いすんな!」
「ガキをガキ扱いして何が悪いんだ?」
「俺はガキじゃない!」
「ガキはみんなそう言うんだよ」
悔しそうにうつむく黒
その頭をわしゃわしゃ撫でるzr
そんなzrの手を振り払うとキッと睨みつける黒
「zrはガキにあんなことすんのかよ」
行き場をなくしたまま止まるzrの右手

6名無しさん:2015/05/01(金) 23:23:37
「…もう忘れろって言っただろ」
「ふざけんな!…忘れられるわけないだろ」
「悪かったよ」
「謝ってほしいわけじゃない…」
黒の声が震えてることに気付くzr
自分を睨みつける目が潤んでいる
「zrはこのまま、なかったことにするつもりなの?」
「……」
「答えてよ」
「そんなつもりは、ない」
静かに答えるzr
その言葉を噛みしめるように目を閉じる黒
再び目を開けるとまっすぐzrを見つめて言った
「俺もなかったことになんてしないから。俺怒ってないから……嫌じゃなかったから」
さまよっていたzrの右手が黒の背中を引き寄せる
両腕で細い身体を包み込むように抱きしめた
「本当は俺、後悔してたんだ。戯れでお前にあんなことしたの」
黒の両手がzrの背中に回る
「もうお前を怯えさせたくない。大事にしようって決めたんだ」
「それがガキ扱いかよ」

7名無しさん:2015/05/02(土) 00:11:17
不満そうな黒の声に小さく笑うzr
「悪かったよ。そうしなきゃ自分を抑えられなかったからな」
体を放すと両手で黒の頬に手を添えるzr
そのまま無言で黒の目を見つめる
zrの視線に耐えきれなくなってぎゅっと目をつぶる黒
黒の唇を親指でなぞるzr
わずかに開いた唇に唇を重ねた
「俺の家に泊まるってこういうことだぞ」
「わ、わかってる」
「お前がそのつもりなら、こないだみたいに途中でやめないからな」
「わかってるって」
頬を染めて頷く黒
黒の肩を抱いて寝室に誘うzr
ベッドに腰掛けると再び口づけを交わした
さっきより濃厚なキスをしながらゆっくりと黒を押し倒す
夢中で舌を絡めながら口づけに溺れる黒
黒に覆いかぶさって片手で起用にシャツのボタンを外していくzr
髪やこめかみ、瞼に口づけながら身体に手を這わせる
首筋に唇を這わすと小さく体を揺らす黒
鎖骨のほくろを舐めると息が荒くなった

8名無しさん:2015/05/06(水) 13:36:30
鎖骨のほくろの少し下にチュッと吸い付くzr
ピリッとした肌の刺激に「…んっ」と声が出る黒
肌蹴たシャツの下に手を潜らせ肩、胸、脇腹と撫で回しながら再び唇を塞ぐzr
zrの手が乳首を掠めた時「んんっ…」とくぐもった声を漏らす黒
唇を離し黒の顔を見ながら本格的に乳首を攻め始めるzr
片方を指の腹で撫で回しもう片方は爪の先でグリグリ刺激すると
「…んっ、やぁっ、あっ、あっ…」
身を捩って可愛らしい啼き声を上げ始めた
早くも涙目でzrの両腕に縋りつく黒
「お前、今すげーエロい顔してるよ」
いやらしく笑いながら揶揄するように声を掛けると顔を真っ赤にして首を横に振る黒
「そんなに気持ちいいか?」と尋ねると
「……気持ち…ぃぃ…」
意外に素直な言葉が返ってきた
「正直だな、じゃあもっと気持ち良くしてやるよ」
そう言ってzrは顔を下にずらすと舌を尖らせ乳首を擽るように舐め始めた
「は…っぁ…」
切ない吐息を漏らす黒
そのまま軽く歯で挟むように銜え舌先で擦るように刺激すると黒はまた身を捩り
「ゃあっ…ん」と焦れたような声を上げた

9名無しさん:2015/05/10(日) 11:32:38
右の乳首を吸いながらもう片方を親指と人差し指でキュッと摘まむと
「あぁん…」
仰け反って悶える黒
その反応を楽しみながらzrの右手は器用にベルトを外しジッパーを下げる
乳首を解放してやるとトロンとした目を向ける黒
指先で腹筋をなぞりながら黒ボクサーの中に手を忍ばせると固くなっているそれに辿り着いた
窮屈な中で刺激してやるとzrの手の中で反応し始める
「んぅ…」
唇を噛みしめてzrの腕を軽く引っ掻く黒
やわやわと刺激を続けると耐え切れなくなった黒は潤んだ目で
「…zr……」
と声を震わせた
下着をずらし取り出してやると
「……して」
恥ずかしそうにねだる黒
zrは身を屈めると先端にキスして肉厚な舌でベロリと舐めた
口でされるとは思ってなかった黒
「ちょ、やっ…」
焦る黒の声に内心ニヤニヤしながら舌を這わせるzr
根元から先端をゆっくりと舐め上げた

10名無しさん:2015/05/12(火) 21:47:59
ビクビクッと身体を震わせる黒
先端から溢れてきたものを吸い上げると高く掠れた声を上げた
一旦唇を離し下着ごと一気に脱がせるzr
脚を広げさせると口と手を使って黒の中心を本格的に可愛がり始める
銜え込まれ揉みしだかれ一気に射精感が高まる黒
黒の高ぶりを口内で感じるzr
促すように先端の窪みを舌で突いてやると
「……っ!」
大きく脈打ち勢い良く放たれた
力の抜けた身体をベッドに沈め荒い呼吸を整える黒
zrが体を起こすのをぼんやり眺める
濡れた口元を手の甲で拭うzrと目が合った
いやらしさを感じる仕草に身体が熱くなる黒
物欲しそうな黒の視線に気付き身も心も昂ってくるzr
見上げる黒と目を合わせたまま服を脱ぎ捨てると達したばかりのそれに再び手を伸ばした
触れるとたちまち硬さを取り戻す
少しの刺激で高められる自分の身体が恥ずかしくて堪らない黒
目を逸らす黒の耳元にzrは低い声で囁いた
「今度は俺も気持ち良くさせてくれよ」
zrの指が背中から腰をなぞり間を割って後ろの入り口を撫でた

11名無しさん:2015/05/15(金) 20:36:02
あの時の痛みを思い出し身体が竦む黒
黒の様子にすぐ気付いたzr
「大丈夫。痛くしないから」
そう言うと黒の身体をうつ伏せにし首筋に柔らかくキスをする
「っ、くすぐったい」
思わず声を上げて笑う黒
耳の後ろや項を舐めたり甘噛みしたりするうちに黒のこわばりが徐々に解けていく
黒に気付かれないよう準備するzr
背骨に沿ってキスを落としながら濡らした指先を少しだけ侵入させてみる
「……!」
「…痛いか?」
「…大丈夫…」
再び身を固くする黒を落ち着かせるためそのまま動かさず耳の淵を舐めるzr
もう片方の手を前に回し中心を優しく擦ってやる
微弱な刺激にもどかしい感覚がじわじわ広がってくる黒
知らず自分からzrの手に擦り付けてしまう
前の刺激に気をとられてるのを確認するとzrはまた少しずつ指を進めた
半分程埋めたところで緩く中を探ってみる
黒は前の刺激に夢中になってる
慎重に探りを入れてると……

12名無しさん:2015/05/17(日) 12:23:57
「…あっ!」
上擦った声を上げて黒の体が小さく跳ねた
潜らせてるzrの指が内部で締め付けられる
「い、今の…なに…」
未知の感覚に不安を感じ振り返る黒
問い掛けには答えずzrは黒の下唇を舐めて軽く噛みキスを催促する
黒が舌を絡めてくるとまたゆっくり指を動かした
黒が前を擦り付けるタイミングに合わせてさっきのポイントを掠める程度触れる
黒の腰の動きに合わせ少しずつ刺激を強くする
繰り返すうちに黒は貪欲に快感を拾い始めた
不安も痛みもなくなり純粋な気持ち良さだけを追う
zrが指を抜く頃には蕩けた顔で懇願する程になっていた
「…や…zr…」
自分からキスを仕掛け身体を摺り寄せてくる黒
その誘う仕草にzrの抑えていた欲が刺激される
今度は指を二本埋め込むと先程より大きく動かしてみた
中を広げるように指をばらばらに動かし反応のいいところを攻める
zrの指の動きに合わせ黒は啼きながら腰を揺らす
「あ…あ…もぉ…ダメ……っ!」
限界まで高められた黒は背中を撓らせて果てた

13名無しさん:2015/05/17(日) 18:24:22
枕に突っ伏して肩で息をする黒
余韻に浸る間もなくグッと腰を引き寄せられる
腰骨の辺りにキスマークを付けてから黒の後ろを割り開き自身を押し付けるzr
ヒクンと黒の腿が動く
腰を掴んで固定するとzrは少しずつ体重をかけゆっくりと侵入していった
充分解したとはいえ入口はやはり狭い
黒を宥めながらじわじわと進めていく
指とは比べ物にならない圧迫感に黒はシーツを握り締めて耐える
苦しい…けれど恐怖はない
あの日無理やりこじ開けられた痛みはない
今日は気持ちの伴わない行為ではない
zrは先端を埋め込むと浮き出る黒の肩甲骨に唇を落とし
「きついか?」
と聞いた
「俺がきついって言えば…止めてくれるの?」
振り返り唇の端を持ち上げて無理して強気に言ってみせる黒
額には汗が浮かび短い呼吸を繰り返している
zrはその柔らかい頬を撫でると
「ま、厳しいけど…前向きに検討する」
「ふっ…なんだよその言い方」

14名無しさん:2015/05/17(日) 20:12:26
頬を撫でるzrの手にうっとり目を閉じると黒は再び向こうを向いた
「……やめなくていいから」
小さくけれどはっきりと伝えられた黒の言葉にzrの僅かに残っていた迷いが晴れる
黒の細腰をしっかり掴むとzrは小刻みに動かしながら身を沈めていった
無意識に逃げようとする黒の身体
しかしもう逃がしてやる気はなかった
全て収めて一息つくとよく出来ましたとばかりにzrは黒の中心を愛撫してやる
絶妙な力加減で竿を擦りあげ先端を親指でグリグリ撫で回すと黒の息が乱れる
滲み出るものを塗り付けて扱くと黒は堪らず甘い啼き声を上げた
蕩けた黒の身体は薄桃色に染まってzrを誘う
zrはその甘さに導かれるように黒の身体を揺さぶり始めた
敏感なポイントを抉るように突き上げていく
「あっ…あっ…や…あっ…」
動かすたびにキュッキュッと中で締め付けられる
腰をグラインドさせ更に攻め立てると
「…あぁっ、ああっ、あぁん、やあぁっ…」
身体を波立たせてよがりまくる黒
後ろを激しく突き上げながら前も同じリズムで擦り上げると
「zr…ダメ…もっ…あ!あ!ああ!……ああぁあっ!」
限界に達した黒は身体をガクガク震わせて意識を手放した

15名無しさん:2015/05/24(日) 18:19:07
黒が目を覚ましたのは昼近くだった
体に残る倦怠感や違和感より空腹が勝りのろのろと軋む体で起き上がる
zrはキッチンにいて食事を作っていた
「起きたか。すげー寝癖だな。シャワー浴びてこいよ」促されるまま浴室に向かう黒
ぼーっとした頭を覚ますように熱いシャワーを浴びるとだんだん昨夜のことが蘇ってくる
身体の奥が疼くような強烈な快感
目の記憶に残っているシーツや枕カバーの色
繋がる時の顔が見られなかったのは少し残念だったなと黒はぼんやり思った
体を拭きながら目の前の鏡にふと目をやると自分の体に赤い跡を発見する
気恥ずかしさと嬉しさでそわそわ落ち着かない気持ちになる黒
そーっとキッチンを覗くとzrはテーブルに肘をついて腰掛けていた
すぐに黒に気付き「どうした?」と声を掛けるzr
黒はゆっくりとzrの目の前まで歩み寄ると両腕を回して目の前の首に抱き着く
そのままzrの首に唇を寄せチュッと吸い付いた
自分と同じ赤い跡が付いたことを確認すると満足そうに頷く黒
「よしよし気が済んだか?めし食うぞ」
わしゃわしゃと髪を撫でるzrを見下ろしながら黒は嬉しそうに心の中で呟いた
これで俺のもの、と

                                                -終-

16名無しさん:2015/05/24(日) 19:49:08
.

17名無しさん:2015/05/24(日) 19:49:49
.

18名無しさん:2015/05/24(日) 22:23:16
.

19名無しさん:2015/05/24(日) 22:23:49
.

20名無しさん:2015/05/24(日) 22:25:32
.

21名無しさん:2015/05/24(日) 23:52:39
すげぇよかった
ありがとう

22名無しさん:2015/05/25(月) 22:20:54
勝手に発散兼練習してた
エロをエロく書くスキル欲しい

23名無しさん:2015/06/19(金) 21:59:42
バイトの帰りzrの家に寄る途中黒は突然のどしゃ降りに見舞われた
全速力で走り目的地に着く頃には全身ずぶ濡れ状態
渡された合鍵で慌てて部屋に入り息を整えると雫が全身を伝った
真っ暗な室内…zrはまだ帰ってきていないようだ
しんと静まり返る空間に心細くなり急いで電気を点ける黒
同居猫は眠っているのか姿を現さない
「タオルタオル…」
独り言で気を紛らわせバスルームに向かう
取り敢えず手近にあったバスタオルを掴んでからふと
「…シャワー浴びちゃおうかな」
どうせ泊まるつもりだったし何より早くこの濡れて張り付いた衣服をどうにかしたい
一石二鳥だしな…と考え一人照れてぶんぶんと頭を振る黒
恥ずかしさを吹き飛ばすように勢いよく服を脱いだ
下着まで濡らされた不快感から解放され気持ちも軽くなる
全身に熱いシャワーを浴びると思わず鼻歌が出た
ボディソープをスポンジに馴染ませいつものように首から洗い始めた
その時…突然浴室が真っ暗になった
「!?」
驚きすぎて声も出ない黒
固まったままスポンジを握りしめる

24名無しさん:2015/06/20(土) 05:52:15
しばらく待ってみたが電気が点く気配はない
真っ暗闇の中温まった身体が急激に冷えていく
とにかく早く出ようと黒は手探りでシャワーコックを捻った
大急ぎで首の泡を流していると
「おい、大丈夫か?」
ドアの開く音とともに聞こえたzrの声
小さな光がこちらを照らす
恐怖から解放された黒は光の方へ勢いよく駆け寄った
「zr!」
濡れた身体が受け止められる
ふわりと香るzrの匂いに安心して思わず涙がこぼれた
「停電だってよ。さっき連絡があった。お前今日うちに来るって言ってたから焦ったよ」
笑いながら濡れた背中を撫でるzrに黒は無言でぎゅうっとしがみつく
「恐かったか?」
「…うん…」
「お前泣いてんのかよ」
「泣いてない、泣いてないよ」
小さく首を振って涙を拭う黒
髪から項、肩、背中と宥めるように撫でてからzrは懐中電灯を洗面台の上に置いて
「こいつが点いてるうちに俺もシャワー浴びるかな」

25名無しさん:2015/06/20(土) 21:11:45
「あ…じゃあ俺出るよ」
薄明かりの中服を脱ぐzrを直視できず目を逸らしてバスタブから出ようとする黒
その細い腕を素早く捕まえるzr
「お前まだ途中だったろ」
「でも…せ、狭いし」
「遠慮すんなって」
遠慮じゃなくて恥ずかしいんだよ…と心の中で反論する黒
そんなことを口にしたらからかわれるのはわかりきっているのでただ目を伏せた
いくら黒が細身とはいえ男二人で入るユニットバスは確かに狭い
さっきから流しっぱなしのシャワーの下に押しやられ黒は壁とzrの間に挟まれた
背中に冷たいタイルが当たり体の半分に温かい雨が降り注ぐ
zrはタイルに両手をついて間近で黒と向かい合うように立つ
その体も半分濡らされていく
閉じ込められるような体勢に黒の心拍数が上がる
「洗ってやるよ」
色を含んだ声で囁かれ黒は背中をぞくりとさせた
どうされるのか考えると身体が勝手に期待する
少しずつ教え込まれた心も身体もたやすくzrの言いなりになる
黒の両手を自分の肩に置かせてzrはシャワーヘッドを手に取った
黒の首筋からゆっくりと湯を当て肩から背中、腕とまんべんなく濡らしていく

26名無しさん:2015/06/21(日) 21:57:14
胸に差し掛かるとzrはシャワーヘッドをわざと近づけてきた
「…はっ…」
水圧で乳首を刺激され黒は思わず声が漏れる
「どうした?」
zrが笑いを含んだ声で聞いてくる
顔がよく見えないけれど意地の悪い笑顔を浮かべているのはわかる
「…なんでもない…」
「そうか?」
そのままシャワーヘッドが徐々に下に下りてくる
中心部に近づくところで黒は咄嗟にzrの手を止めた
「や…やだ」
「濡らさなきゃ洗えないだろ」
「もう濡れてる…」
黒の言葉に思わず興奮するzr
無意識にそんなエロいセリフ吐くんじゃねーよ…と心の中でツッコんだ
シャワーヘッドを壁に戻し湯を止めるとzrはボディソープを手に取る
直接手の平で泡立てるとそのまま黒に腕に塗り付けてきた
泡越しに撫でられ黒は小さな吐息を漏らす
zrの手はもどかしい程ゆっくり優しく触れてくる
二の腕から肩、首筋と撫で回されてそれだけで黒の身体は熱を帯びてくる

27名無しさん:2015/06/29(月) 22:28:18
「っふ…」
「くすぐったいか?」
「…う、うん…」
本当はくすぐったいだけではない
それを見透かされてることに気付いてるが認めるのも癪なので黒は何も言わなかった
zrの手はソフトタッチのまま薄い胸の上を滑るように撫でる
胸の先端に触れられるかと身構えるけれど指はわざわざそこを避けて動く
戯れに行ったり来たりする手に翻弄される黒
この手がもたらす快感を知ってしまった身体は核心に触れてほしくて疼いてくる
少しずつ鳩尾に下りようとするzrの手を黒は堪らず捕まえた
泡塗れの手を胸の先端に持ってきて
「ここ…まだ洗ってないよ…」
自分でも驚く程媚びた声が出る
今ここが暗がりで良かったと黒は心底思った
zrの顔を直視できないし自分の恥ずかしい顔も見られなくて済む
薄明かりの中zrが喉の奥で笑うような音が聞こえた
と同時に指が意志を持って黒の胸の突起を摘まみ上げる
ビリビリッと電気が走ったような刺激に黒は思わず大きな声を上げた
「んっああっ…」
「うっかりしてたよ、悪かったな」

28名無しさん:2015/06/30(火) 00:08:46
「ちゃんと洗わなきゃな」
起ち上がった小さな粒をクリクリされて黒は小さく身悶える
「あっ…はぁ…」
感度のいい身体
開発する前から黒には素質があった
顔も中身もまだ未成熟なのに…いや未成熟だからか黒には危うい色気があった
本人は無自覚で男を深みに嵌らせる色気だ
隅々まで知ってしまったらもう戻れない
俺をこんなに翻弄するのはこいつだけだと堕ちていくのを自覚しながらzrは思う
泡越しに肌を堪能して黒の啼き声を引き出すとzrの手は胸から離れ背中にまわった
肩甲骨をゆっくりなぞる
胸の次は中心部を触られると思っていた黒は逃げるような手の動きに唇を噛みしめた
抗議するよう逞しい肩をぎゅっと掴む
zrは気付かないふりをして背中を丁寧に撫で続ける
背筋を撫で下ろしくびれから腰に這わせた手はそのまま今度は外側の太腿に移動した
焦らされて目が潤む黒
前も後ろも刺激が欲しくて待ちわびてるのに一向に与えられない
「zrっ…意地悪すんなよぉ」
「順番に洗ってるだろ」
半泣きのおねだりをかわしてzrは脚を撫で回す

29名無しさん:2015/06/30(火) 01:25:50
自分でするという選択肢が浮かばない黒
zrの教育の賜物だ
片膝をついて黒の片足を持ち上げるとzrは足首、踝、足の甲と手を滑らせる
もう片方も同じようにしてそれから両手で膝裏を撫で上げた
ほんの一瞬指先が柔らかい部分に触れる
「ん…」
そんな些細な接触でも感じてしまう黒
zrは口端を持ち上げて小さく笑うとゆっくり内腿に手を這わせる
黒はぶるりと身を震わす
zrの手がおもむろに中心に伸びて柔らかく撫で上げた
「あっ、ぁ…」
やっと与えられた刺激に黒の身体が敏感に反応する
先走りで濡れてるそれを手の平に包み込んでzrは擦り上げる
「なんでこんなに濡れてんだ?」
「やっ…やぁ…」
「ぬるぬるがとれないな」
いやぁ…そんなっ、言うな…あっ」
クチ…と水音が暗いバスルームにやけに大きく響く気がして黒はイヤイヤと首を振った
zrの手で黒のそれは簡単に追い上げられる
あと少しで弾ける…という時にふいに辺りが明るくなった

30名無しさん:2015/07/02(木) 22:01:23
電気の点いた浴室で目が合う二人
黒の口が名前を呼ぶより早くzrの手が動いた
「んぁああっ!」
一瞬の隙を責めるように擦られる
黒は背中を震わせzrの手を白く汚す
弛緩した華奢な身体をzrは優しく抱き留めた
「…汚れちゃったな」
「zrの…せいだ…」
まだ整わない息で可愛いことを言う唇を唇で塞いでやる
今度こそシャワーで全てを綺麗に流してからzrは耳元で囁いた
「続けるか?」
黒もzrの耳に唇を寄せて
「…ベッドに行きたい……ここじゃ狭いよ」
甘いおねだりはzrに火をつけるのに充分だった
このままここで続けたくなるのを抑えzrは黒を肩に担ぎバスルームを出る
「zr!体拭かなきゃ…!」
「どうせまた濡れるだろ」
電気を消して無人になるバスルームが次に使われるのは数時間後のことだった

                                          ―終―

31名無しさん:2015/07/02(木) 22:08:22
.

32名無しさん:2015/07/02(木) 22:08:54
.

33名無しさん:2015/07/02(木) 22:09:38
.

34名無しさん:2015/07/02(木) 22:10:11
.

35名無しさん:2015/07/02(木) 22:11:10
.

36名無しさん:2015/07/03(金) 09:01:15
ここのzr黒好きすぎる

37名無しさん:2015/07/03(金) 19:41:19
立ちバックまで行く予定だったけど良いのが思い浮かばなかった
そしてミス多すぎたw下手なのはしょうがないけど
>>36は何か書かないのか?

38名無しさん:2015/07/04(土) 18:26:34
「あなた達顔は似てないけど、兄弟みたいね」
いつだったかバイト先の女の先輩に言われたことがある
遊びに来ていたzrと仕事上がりくだらない話をしていた時だ
いつものようにzrは俺の髪をぐしゃぐしゃにして俺は笑いながら逃げ回っていた
「お前が弟だったら手がかかってしょうがねーな」
「それはこっちの台詞だろ!」
言い合う俺達を見て彼女はまたクスクス笑う
「こいつちゃんと仕事してる?」
「おい、保護者ヅラすんなよ!」
「何かやらかしたら遠慮なく言ってくれ」
「黒君の勤務態度が悪かったら、あなたに言えばいいのね」
「ちょ、先輩もやめてよ!」
連絡先を交換し合う二人にツッコむ俺はこの時気づいてなかった
交わされた会話の意味…それを知ったのは暫く経ってからだ
zrの家の玄関から先輩が出てきたのを見て俺はようやく察した
遊ぶ時は事前に連絡入れようと心に決めたのはこの頃からだ
「zr、先輩と付き合ってんの?」
動揺を悟られないようさり気なく尋ねたら
「ああ、まあな」
軽い調子でzrはあっさり認めた

39名無しさん:2015/07/05(日) 00:48:24
“またか”というのが正直な感想だった
奔放なzrは俺が知るだけでも両手で足りないほど色んな相手と付き合っていた
恋愛は楽しむものというのがzrの考え方だ
「チャンスがあれば口説くのは当然だろ」
ビールを飲みながら笑うzrに俺は言い返さずにいられなかった
「そんな軽い気持ちで付き合うの?本気で好きじゃなくても?」
「付き合ってみたら本気になるかもしれないだろ」
同意しかねて黙っているとzrは指先で俺の頬をつついて
「お前はどうなんだよ。結構モテてるみたいじゃねーか」
「えっ!?だ、誰に…」
「靴屋の店員とか、本屋の店主とか、カフェのオーナーとか、あとお前のバイト先の店長」
おっさんばっかじゃねーかよ!とツッコみたかったが悔しかったので俺は敢えてノッてやった
「俺は手玉にとって楽しんでるだけだから。いちいち付き合う気はないよ」
「お前やるなー。でもまあ火遊びは程々にしろよ…って俺が言えた義理じゃないけどな」
本当だよ!と心の中で言い返しつつ自分の嘘の言葉とzrの反応にムカついてコーラをあおってむせた
その後案の定zrは先輩とあっさり別れまたいろんな人と付き合った
zrは手ごたえを感じたら自分や相手に付き合ってる人がいても躊躇いなく行動する
俺はそれを見て最低だと思ったり、またただ圧倒されたり、そして…どこかでホッとしたりしていた
zrがいくら恋愛遍歴を積み重ねても俺達の関係は変わらない
“微笑ましく仲の良い兄弟みたい”にずっとこのまま…そう思っていた

40名無しさん:2015/07/05(日) 02:24:27
zrが二度目に家へ遊びに来た日…その日は珍しく同居人達が全員出払っていた
リビングのデカいテレビが占領出来るから家で新作のゲームをしようと俺の方からzrを誘った
夢中になってぶっ続けで遊び二時間ほど経った頃
玄関のドアが開く音と「ただいま」と控えめな帰宅の挨拶が聞こえた
リビングに現れたのは俺と同い年の同居人
「おかえり、早かったね」
「ただいま。予定より手伝いが早く終わって…あ、お客さん?こんにちは」
花が咲いたようだと例えられる笑顔で同居人はzrに挨拶をした
「…こんにちは。お邪魔してます」
zrは珍しく少し硬い声で挨拶を返した
俺は二人にそれぞれ簡単な紹介をした
「こっちは友達のzr、俺らの3つ上。zr、こいつは俺と同い年で名前は」
俺が同居人を紹介するとzrはコントローラーを素早く置いて右手を差し出した
「よろしく」
「よろしく、お願いします」
同居人は一瞬躊躇ってそっとzrと握手を交わした
やや長めの握手はzrがゆっくり手を離すことでようやく終わった
zrは笑顔で同居人を見ていたがその表情もほんの少しだけ硬く見えた
正確にいうと硬いではなく、真剣…そう表した方がしっくりくるかもしれない
とにかくあまり見たことない顔だった

41名無しさん:2015/07/05(日) 15:35:21
よく気の利く同居人はzrにコーヒー、俺にジュース、そして「これ良かったら」と手作りクッキーを出してくれた
そのままそっと部屋を出ようとする同居人を引き留めたのはzrだった
「ゲーム、一緒にやらないか」
同居人はちょっと驚いたようにzrを見て、それから答えを求めるように俺を見た
俺は小さく頷いて
「やろうよ一緒に」
と声をかけた
「ありがとう…でも俺あんまりしたことないよ」
「大丈夫操作は簡単だから。俺が教えるよ」
zrはにこやかにコントローラーを差し出し同居人の手をとって握らせた
同居人が操作に慣れるまでzrは丁寧に熱心に教えた
真面目な同居人は真剣に説明を聞いて学んでいた
俺は少しだけ…置いて行かれたようでつまらなかった
それでもいざ対戦が始まるとやっぱり人数の多い方が盛り上がって面白かった
普段おとなしめな同居人も声を上げて楽しそうに笑い俺達は日暮れまで熱中して遊んだ
そのうち他の同居人達も帰ってきて、それぞれが「せっかくだから」とzrを夕食に誘い、皆で一緒に食卓を囲んだ
元々人好きなzrはすぐに馴染んで、その日の食事は笑いの絶えない楽しいものになった
「今日は楽しかったよ、ありがとな」
そう言って例の如く俺の髪をくしゃっと撫でたzrの視線が、フッと俺の後ろに動く
振り向くと同い年の同居人が立っていた

42名無しさん:2015/07/06(月) 22:25:29
「料理上手いんだな。今日はありがとう。ごちそうさま」
zrが声をかけると同居人は
「俺は手伝っただけだから…」
と少し恥ずかしそうに微笑んだ
その時、俺は自分の中に黒い靄が広がるのを感じた
見たことのない優しくて熱っぽい眼差しを、この可憐な同居人に向けるzr
それを見て俺は心がざわつくのを感じた
嫌な感じだった
目を逸らしていたものが蓋を押し上げ溢れ返ってしまう、そんな感じがした
zrの背中が門から消えると俺は一目散に自分の部屋に戻った
ベッドにダイブしてシーツを頭からかぶる
どうしようどうしようどうしよう…とグルグル言葉が回った
zrが同居人に恋をした
いつもの軽さを感じない…きっと本気の恋だ
恐れていたことが起こった
そう…俺はずっと心の奥底で望んでいたんだ
zrに本気で好きな人が現れませんように、と
だって俺は……
ずっと好きだったんだ
zrのことがずっと、好きだった

43名無しさん:2015/07/07(火) 00:01:15
「教会の近くでzrと偶然会ったよ」
と同居人が報告したのは、あれから数日経った日のことだった
いつもより帰りの遅かった同居人は“偶然”会ったzrと、近くのカフェで食事をして帰ってきたと言った
そういう話を、俺は本音を言えば聞き流したかった
けれど同居人の口から語られるzrの様子が気になって結局真剣に耳を傾けてしまった
それから度々同居人の帰りは遅くなり、俺は毎回zrの話を聞くこととなった
いつものzrならとっくに手を出してるはずなのに、同居人とは相変わらず食事だけで終わっていた
他の誰かで解消しているのかと思ったが確認する術はなかった
そんな気は起こらなかった
暫くzrに会ってないな…と頭の隅で思って、けれど会いたい気持ちより恐れる気持ちの方が強かった
そんなふうに日々が過ぎて、ある日
日が昇る前の暗い朝だった
足音を忍ばせて同居人が帰ってきた
姿は見なかったけれど俺は音をずっと聞いていた
夜が更けても帰ってこない同居人のことを考え一睡もできなかった
いつか見たzrの家の玄関から出てくる先輩の姿を思い出した
同居人もあんなふうに出てきたのかなと考えた
直接部屋には戻らず、同居人は風呂場に向かったようだった
シャワーぐらい使わせろよzrのケチ…と俺は離れた想い人に勝手に毒づいてみた
そのうちやっと訪れた眠気に誘われ、素直に従って瞼を閉じた

44名無しさん:2015/07/07(火) 20:37:09
帰ってきた同居人の姿を、その日一日俺は見ることがなかった
同居人は食事も摂らず、ずっと部屋に籠ったままだったからだ
勘ぐられるのが恥ずかしいのかな、と思ってそっとしておいた
何だか様子が変だなと気付いたのは、その次の日からだった
同居人は毎日欠かさず決まった時間に教会へお祈りに行くのが日課だったのだが、何故か行くのを躊躇っていた
浮かない顔でリビングの窓から外を眺めていた
「教会行かないの?」
話しかけると、ビクッと肩を揺らしてこちらを見た
怯えた目をしていた
「どうしたの?」
「…何でも…何でもない」
同居人は目を伏せ、小さく首を横に振った
何があったんだろう…俺は気になった
どうしてそんな辛そうな顔をしてるんだ
zrとずっと一緒にいたんだろう……違うのか?
「昨日zrん家に泊まったんだろ?」
はっきり答えが知りたくて、俺は思い切ってぶつけてみた
同居人は顔を上げ、何か言いたそうに口を開いた
「…ねえ、黒…」
「なに?」

45名無しさん:2015/07/07(火) 21:16:21
「………ううん、何でもない」
再び目を伏せ、
「泊まったよ」
消えそうな程小さな声で答えると、一瞬きつく目を閉じた
何があったんだよ…
喉まで出た言葉を、俺は口から出すことが出来なかった
意を決したように目を開けると、同居人は「教会に行ってくる」と部屋を出て行った
一人部屋に残された俺は、同居人の変化に動揺していた
翳りのある色気が漂っていた
zrと愛し合ったんだと思ったら、胸の奥が痛んだ
でもそれならなぜ、笑ってないんだ
知りたい…知りたくない
二つの気持ちで俺は身動きが取れなくなった
何やってんだよzr…あいつを幸せにしてやれよ
お願いだから
この苦しさから俺を解放してくれよ
ふいにzrの意地悪な笑顔が浮かんで、視界が水の膜で覆われた
目から溢れて雫が頬を伝う
嗚咽が漏れて止まらなくなった
いろんな感情を一緒に流しながら、俺は声を上げて泣いた

46名無しさん:2015/07/11(土) 06:25:50
涙が全てを流したわけじゃないけれど
思い切り泣いて泣き疲れて、大きな波が過ぎ去ると、世界は再びクリアに変わっていた
消えてなくなればいいと願った感情は、相変わらず俺の中で大きなままだけど
この気持ちを拒絶するのはやめようと思った
いつ昇華できるのかわからない、もしかすると一生抱えたままなのかもしれない
きっと表に出ることはないだろう
辛くて苦しくてどうしようもなくなる時が来るかもしれないけれど
俺はやっぱり、zrの傍にいたい
あの二人が今どういう状態なのかわからないけど…わからなくていい
俺は何も知らなくていいんだ
淑やかで心優しい同居人の顔を曇らせたのは多分zrだけど、それを晴らせるのもきっとzrだけだ
あいつが笑顔を取り戻し、zrと寄り添う日が来たら、俺は近くで思い切り冷かしてやろう
大好きなあの手がまた髪をくしゃくしゃに掻き乱すかもしれない
そうして触れられることを嬉しいと思う気持ちは、許してほしい
今までもこれからも変わらず近くにいられるだけでいい…願いはそれだけだから
俺は俺のままでいよう
浮上した心につられて軽くなった体で最初にしたことは、zrへ電話だった
「もしもし。この前の対戦、続きやろうよ」

                                          ―終―

47名無しさん:2015/07/11(土) 06:35:20
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48名無しさん:2015/07/11(土) 06:35:50
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49名無しさん:2015/07/11(土) 06:36:09
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50名無しさん:2015/07/11(土) 06:36:42
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51名無しさん:2015/07/11(土) 06:38:29
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