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自分だけのストーリー

47折鶴:2016/02/26(金) 21:06:23 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
続きが浮かばないんで短編やまオリ書きます(交際の経緯じゃない。ただ今日ぱっと思い付いたやつ。)
※やまオリがただイチャついてるだけです。あしからず。
 正直自分でも何が書きたいのか良くわかんない。


(in折鶴家)

折鶴「勉強会しよう!」
大和「………はぁ、、?」

俺、水無月大和。弱冠25歳。
で、隣で目をキラキラさせてんのが彼女(?)←の折鶴。いや、千鶴。最近はそう呼んでる。
勉強会?とは突然だな……訳を聞いてみると、「学校?とか言ったこと無いからお勉強してみたい!!!(°∀。)」とのことだった。
まぁ俺も今日は実質暇だし、普段構ってやれねぇから、今日くらいは付き合ってやろうと、千鶴ん家にお邪魔している。で、今に至る。

折鶴「見て見て!!スノーに制服つくってもらった!!」
大和「作って!?」
見ると、良くありそうなセーラーの制服を着ていた。
まぁ、背も高いし、顔は大人びてるから、頭良い高校の優等生っぽくは見える。黙ってたらな。

大和「んじゃ始めるぞ。」
折鶴「はーい!大和先生!(°∀。)」
千鶴は小学校にも通ってなかったのか?いや、イトかなんかに基礎は教え込まれたとは、昔言ってた気がする。…じゃあ、ちとナメすぎな気がするが……
大和「小4くらいから行ってみんか。」
折鶴「あーい!」
大和「とりあえずこのページの問題全部解いてみ?」
千鶴「うんっ!」
教科書を見てサラサラと何か書きはじめる。やっぱレベル低すぎたか?

と思って三秒くらいで書く手がとまった。……早くね!?
折鶴「大和せんせー!質問でーす!」
大和「え、あぁ………うん?どうした?」
ふと、わざとらしく近付いてみたりする。
折鶴「ちょっ、耳っ…ち、かいって…」
こうするとすぐ赤くなんのを知ってる。超面白い。d(°∀°„)←
大和「気にすんなって♪で、どうした?」
折鶴「うぅ……あ、あのさ、ここなんだけど、これ何?」
『これ何?』どういうことだ?小4で難しい記号とか出てきたか?
折鶴「このさ、棒に点々ついてるやつ」
大和「……ん?」
まさかとは思い、千鶴が指指しているのは……÷。
大和「ええぇええぇええ……」
え?何?÷がわからないってなんだ?俺は÷という記号そのものをどう説明したらいいんだ?え、そもそも÷ってなんだ?ああああああゲシュタルト崩壊だ!!というかイトォ!!!基礎は教え込んだっておま……何の基礎を教えたんだよォ!!!

俺が今までにないほど瞑想していると、千鶴が___


ちょっと書いてみたら長くなってきたんで一回切る!あと、オチが見つからない!今日中に後編出すよ!

48零月:2016/02/26(金) 21:14:05 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
何これw後編超楽しみなんだが……www

49大和:2016/02/26(金) 22:58:47 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
大和君、便利屋史上最大の困難。

50折鶴:2016/02/26(金) 23:28:05 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
今日中とか言ったけどちょっと過ぎるかも(笑)まぁ寝るまでには出します

>>49
大和君の性格崩れてないかな?w大丈夫?w

51折鶴:2016/02/26(金) 23:54:40 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
眠いんで
   明日にします
       ごめんなさい

折鶴死にかけの俳句

52折鶴:2016/03/05(土) 00:00:27 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
一度ほとんど書いて消えたからもうやる気なくしかけてたけど書くわ。こんちくせう。
もう一度言うが、やまオリがイチャついてるだけだから異論は認めない。ただし感想は求める。(


俺が今までにないほど瞑想していると、千鶴が__

折鶴「あっ、あとさーなんで算数なのにえっくす?が出てくるの?」
大和「は…エックス?エックスってxのことか……って………」
除きこんだ教科書に書いてある、千鶴が指指しているものは……
×。(か け る 。)
えぇええぇええぇええええ↑↑(裏声)×がわからないって俺もうどぉおおぉすればいいんだよぉおおおぉ!?

折鶴「あ、でもーこの前イトさんに九九?ってやつ教えてもらったよ!」
大和「マジで!?」
×がわからなくて九九がわかると言う理論がちょっとよくわからないが、まぁ良いだろう。これで少しは進展するかもしれない。
大和「じゃあ…7×4=?」
折鶴「えっ」
大和「えっ」
折鶴「……に、2…4?(´∀`;;)」
大和「………………」

何も知らないもん、というような感じでそっぽを向く千鶴。
大和「九九は教えてもらったんじゃなかったのかなーぁ…?」
折鶴「し、知らないもん!!もう結構前にやったから覚えてないもん!!」
大和「そういう問題じゃないだろ!?」
折鶴「あ、あー!!もうきこえなーい!勉強おーしまい!!!」

両手で耳を塞いでクッションに顔を埋める千鶴。こうなるとなかなか言うことを聞かない。
大和「全くしょうがない奴だな……」
なんか振り回されてばっかりで腹がたってきたから、いきなり後ろから抱きついてみた。
折鶴「っ!…………」
一瞬ビクッとしたと思ったら、すぐにおとなしくなって硬直する。
大和「千ー鶴?」
折鶴「……聞こえなーい」
大和「今千鶴がどんな顔してるか当ててやろうか?」
折鶴「………」
大和「多分なー?顔は真っ赤でー、嬉しいのと恥ずかしいのが混ざったような微妙な感じの__」
折鶴「うるさいなっ!!!」
バッと顔をあげた千鶴の顔は、俺の予想通りの顔だった。

大和「聞こえてんじゃん」
折鶴「うるさい」
大和「怒ってんの?」
折鶴「怒ってるし」
大和「…じゃあなんでそんなに俺の胸に顔埋めてんの?」
折鶴「……大和」
大和「ん?」
折鶴「………もっとぎゅっとして」
大和「はいはい。」
あ、やべえ。これ今俺めっちゃ幸せじゃね?なんかずっとこうしてたいわ。
何も考えないで、このままずっと平和に___


バンッ!!!!
?「水無月大和……っ!!!!!」

大和「……げっ」

せっかくのいいムードにいきなりドアを乱暴に開けて入ってきた黒いのはまさしく……

大和「…よぉ、霞?」
霞「貴様…っ!!千鶴にそんなものを着せて一体何をしようとしていたのだ!?」
大和「聞こえようによっては色々と誤解を招くからな!?」
霞「大体ッ、こんな部屋に二人きりなど…っ!」
大和「良いだろ別に、恋人同士なんだから」
折鶴「ちょ、ちょっと二人とも…」
霞「そんなこと俺は認めてないぞ…この三下がッ、!!」
大和「お、言ったな?俺がお前より下だって?焼き蛇になってもしらねぇぞ?」
霞「良かろう、ならば戦争だ」
そういって両者共にとてつもないオーラを放ち始める。
折鶴「えっ…えぇええぇっ……」
大和「喰らえェエエエェエエッ!!!」
霞「失せろォオオオオオオォッ!!!」
折鶴「家壊れるうううううぅうう!!!!」

終わり(はあと
オチが雑だって?全体的に文がおかしいって?言ったろう、異論は認めない。

53大和:2016/03/05(土) 06:44:48 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
霞君は、千鶴にセーラー服着せて大和君がナニしようとしてると思ったんですかねぇ…

54折鶴:2016/03/05(土) 08:20:46 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>53
おいコラw

55零月:2016/03/05(土) 16:38:37 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
ネタ含んどったwww

霞と大和は良いライバルになりそうやな

56折鶴:2016/03/05(土) 16:55:57 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>55
ライバルww

57折鶴:2016/03/12(土) 17:38:23 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
ちょっと前に書いたと思ってたらもう1ヶ月も経ってたで候。
オチが見えなくなってきたけど感想くれるとうれしいです(はあと



千鶴は母親を殺した後、行く宛も無くふらふらと森をさまよっていた。
__この世にはもう、千鶴との血の繋がりを持つ人はいなかった。
兄のためと奮っていた力。
その力を奮っていた者も兄では無かった。

千鶴「あたしは……なんで、生きてるんだろう」
遂に、静かな泉の側で千鶴が倒れる。
化け物、殺人姫と呼ばれていても、所詮彼女は人間。疲れがピークに達したのだ。

千鶴「あれ……おかしい、な…頭が、くらくらす、る……」
  「前も、見えないや………」
  「暗くて、冷たい……」
次第に少女は、自分の死期を悟り始めた。
千鶴(そっ……か。あ、たし、しんじゃうんだ……)
  (きっと、地獄に行くんだろうな…人を、沢山殺した…)
  (百、兄さん)
  (あたしは、兄さんのため、に…なれたかな…)
  (できない妹で、ごめんなさい)
  (あなたのいる天国に、行けなくて…ごめんなさい)

千鶴「…生まれてきて、ごめんなさい………兄さん___」

一筋の泪を溢し、少女の意識は途切れた。


??「…本当に、良いのですか」
??「はい、俺はそれで…。」
??「……転生も、出来なくなります… そして、天国にも地獄にも…」
??「…だからそれは聞きましたよ。それも含めて、俺は良いといったんです」
??「………何故、そこまでして……」
??「何故って…………」

??「『妹』を助けるのに、理由が要りますか」

続く(´∀` )

58零月:2016/03/13(日) 20:54:45 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
折鶴の兄貴登場ですか?登場しちゃう系ですか?

59折鶴:2016/03/13(日) 21:06:00 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>58
どしたテンションww

60零月:2016/03/13(日) 21:50:30 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
>>59

取り敢えずテンション上げていこうかとw

61折鶴:2016/07/28(木) 20:01:35 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
続き書こうかな…我ながらなっげぇなコレ…

62大和:2016/07/28(木) 20:43:19 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
>>61
おう、あくしろよ

63折鶴:2016/07/28(木) 21:42:33 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>62
お前こそだわwww

64折鶴:2016/09/09(金) 21:33:26 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
進めなきゃ(使命感)

65大和:2016/09/10(土) 11:22:01 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
>>64
おう、あくしろよ

66折鶴:2016/09/10(土) 18:13:10 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
よーし!部活引退で時間ができたから折鶴がんばっちゃうぞ!!えっ?勉強?ナニソレ聞き覚えないなぁ……えっ何するうわちょっやめっ(ry(前のやつから結構時間たったからよかったら見直してね!)



何もない、真っ白な空間。
さっきまでの真っ赤な世界とは違い白く、桁違いに白く。
千鶴「………此処は……………」
千鶴「そっか……あたし……」
自分は死んだんだ、と。此処は死後の世界なのだと、彼女は率直に思った。
そして、罪を犯し続けた自分は、天にも獄にも行くことを許されず、ただ真っ白な、何も無い世界に送られたのだと。
千鶴「……………こんな所に、いさせるなら」
いっそのこと。
千鶴「あたしっていう存在もろとも……全部…全部消してくれれば良かったのに………」
彼女は肩を揺らし泣きじゃくり、そのまま地べたに座り込んだ。もう何もかも嫌だった。生きる意味も死ぬ意味も奪われた……否。自分で奪ったのだ。彼女の居場所など、もう無い。
千鶴「……もう………いやだよ……」
千鶴「…………………おにいちゃん………」


??「…全く、千鶴は泣き虫だなぁ。昔からなんにも変わってない」


千鶴「……………ぁ」

遠い背後から聞こえた、声。
聞き覚えのある声、いや、あの声よりも少し低いか。けど確かに知っている声だ。
後ろにいるのはあの人だ。大好きな。確信だった。
けれど彼女は、後ろを振り向かなかった。振り向けなかった。もう彼にあわす顔も無い。今の自分の顔なんて見せたく無かった。
??「ずいぶん髪が伸びたな、でもボサボサだ!折角綺麗なのに勿体無いぞ?」
千鶴「…………………」
??「それでもやっぱり千鶴は美人だ、もうそろそろしたら恋人も出来るかも知れないな?ちょっと悲しいけどなぁ…」
千鶴「………………して…」
??「それにこんなに美人なら、きっと子供もかわいい子が産まれるぞ!千鶴なら優しいお母さんになれるな…なんたって、千鶴は俺の__」
千鶴「どうしてッッッ!!!!!!!!!!!」

彼女は体育座りのまま叫ぶ。遠く離れた声をかき消す様に。

千鶴「どうしてッ!!どうしてこんなものを見せるのッッ!?あたしにこんなことしても!!!!もう意味なんて無いはずでしょ!!!!!」
千鶴「あ、たしは………あたしは……!もう…もう消えてなくなりたいの!!!」
千鶴「あたしに……あたしに……」
千鶴「『未来』なんて無いッッッッッッ!!!!!」


静まり返っていた世界が、更に静まりかえる。

そしてまた、声は響く。
??「……千鶴………お前は……」

??「お前は『未来』から、逃げてはいけない」

彼女の意識は、そこでまた途切れた。


続く(´∀`;;;)

67零月:2016/09/10(土) 18:39:50 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
ふむふむ...。

68大和:2016/09/10(土) 20:20:22 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
俺も過去書くとき気合い入れなきゃなぁ・・・こんなもん書かれると自信無くなる(´・ω・`)

69折鶴:2016/09/10(土) 20:43:51 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
いやぁああ天才とか照れますなぁ!!!(ミミ風)

70イト:2016/09/10(土) 22:09:01 HOST:i220-108-18-210.s02.a001.ap.plala.or.jp
オリさんのストーリー終わったら私のストーリー書くかなっ!(ドヤァ
お前らだけが女の子といちゃいちゃ出来ると思うなよ!イトさんにだってなぁ!かのじょくらいいるんだよおおおおおお!!

71折鶴:2016/09/10(土) 22:42:36 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>70
えオリさん終わるまでまだだいっぶかかるけどwwwwwwww

72イト:2016/09/11(日) 12:14:22 HOST:i220-108-18-210.s02.a001.ap.plala.or.jp
>>71
私待ーつーわ
いつまでも待ーつーわ

73折鶴:2016/10/02(日) 22:57:02 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
つっづきーつっづきー新キャーラ♪


千鶴「…………ん……………」
彼女の意識が芽吹く。
一秒、一秒と経つ毎に、目へ、口へ、指先へ、意識が通っていくのを感じる。
瞳が開き、虹彩に光が入るのを感じて___彼女はようやく、自分が『生きている』と言うことを理解したのだ。

千鶴「あたし…………生……て……」
そこまで理解し、彼女はまた新しい事を理解する。
先程までの出来事が『夢』だったと言うことだ。
___それはそうだ。いくつもの罪を犯した癖に、会いたい人に会えるだなんて、都合がいいにも程があるだろう。
千鶴「………め………な………さぃ……」
流しきった筈の涙が、性懲りもなくまた出てくる。拭う力も、もう無かった。
千鶴「どうして………どうして………」

瞬間。

眼前いっぱいに広がる白い光と、ふわりと香る花の匂いが、彼女の覚めきっていない意識を明確にさせた。

??「……やぁ、目が覚めたみたいだね」
にこり。と、屈託の無い顔で笑うその男は、人形と見間違うかの如く、美しく輝いていた。
薄い亜麻色に煌めく細い髪、それと同様の色をした長く揃えられた睫毛。その優しい目は細く、瞳の色は伺い難いが、それでもなお青く深い色が耀きを放っていることが解る。
緑を基調とした服からは、何処からか自然な花の香りがする。様々な花の匂いは、一秒毎に変わっているかの様だった。

男は千鶴の驚いた顔を見た後にまたにこりと笑い、
??「うん、元気そうで何よりだ」
と言った。突然現れたその男に完全に意識が覚めた千鶴は、驚いて周囲を見渡した。
今まで呆然としていて気がつかなかったが、彼女は今柔らかいベッドの上にいる。そしてこの部屋は、木の小屋の用な場所だった。決して広いとは言えないが十分な広さのその部屋は、床が少ししか見えないほど花で埋め尽くされていた。
ゆっくりと二、三度辺りを見回した後で、彼女はようやく口を開いた。
千鶴「こ、こは………あなたは………?」

力なく聞いてくる少女を見て…彼はもう一度、優しく笑って__

??「……僕はブレイディ。ただの花屋で、ただの花使いだよ。」
と、底の見えない蒼い瞳で、微笑んだ。


続く(いつ終わるんだろう)

74折鶴:2016/10/03(月) 21:04:37 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
感想とか質問とか|ω・`)

75零月:2016/10/03(月) 21:07:12 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
とある殺し屋を思い出した俺。

76折鶴:2016/10/03(月) 21:10:37 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>75
誰だよw

77大和:2016/10/03(月) 21:11:57 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
「ただの〜〜〜」は面倒事or敵キャラor影のサポートキャラのフラグなんだぜ

78折鶴:2016/10/03(月) 21:19:44 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
ちなみにCV.石田彰感を出したつもり

79折鶴:2016/10/03(月) 21:28:27 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
ちなみにブレイディ掲示板でも一、二を争う強さになる模様(微ネタバレ)

80戯月@大和:2016/10/03(月) 21:38:48 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
>>79
まぁその争いに参加してるやつらが何人いるかって話だけどな

81折鶴:2016/10/03(月) 21:45:54 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>80
べっ別にそれでもブレイディ強いし!強いし!!!

82戯月@大和:2016/10/03(月) 21:53:58 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
>>81
周りが強キャラばっかだからって・・・・・・

83折鶴:2016/10/03(月) 21:56:53 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>82
うるさい!それに詠さんだってSSランクだし!!スノーちゃんは将来的に有望だし女神だし!!ルーナちゃんだって大和闘ったことあるから強いのわかるでしょ!!

84戯月@大和:2016/10/03(月) 22:07:24 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
>>83
そこに自分の名前出てこない時点でお察し。

85折鶴:2016/10/03(月) 22:11:33 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>84
(`・ж・´ )<………

86折鶴:2016/10/05(水) 23:19:36 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
貧血で寝込んでるからとりあえずブレイディイケメン(?)
閲覧料は感想です(はあと


ブレイディ「……僕はブレイディ。ただの花屋で、ただの花使いだよ」
___にっこりと、細い目を開け笑う男。
不気味さなんて感じない。何処までも美しく優しげな男だ。長く細い身体は折れてしまいそうなほど儚げで、神聖。だが………
千鶴「………………ッ!」
_____その青く、感情の感じさせられない瞳だけは、彼女には恐怖に感じられた。
…まるでいつ首を刈ってくるのか、わからない様な目だ。

千鶴「……………あ、の」
暫く二人の無言の掛け合いが続いた後、千鶴の方が先に口を開いた。
千鶴「………どうしてあたしを、こんなとこに連れてきたの」
初対面の、しかも恐らく助けてくれたであろう人に向かっての態度ではなかった。
しかしそれでも彼__ブレイディは、またもやにっこりと笑って千鶴に話しかけた。
ブレイディ「はははッ、いやぁ、君が僕の庭で倒れていたものだからねぇ。助けない訳にはいかないよ」
千鶴「庭……?」
ブレイディ「そう、この辺一体の花畑なんかの土地は僕の物なんだ。君の倒れてた泉には、よく花にやる水を汲みに行くんだよ」
そう言って、彼は部屋に広がっている花に水をあげ始めた。
千鶴「どうして、あたしなんかを………、………ッ!!!」
ブレイディ「あぁ、無理に起き上がってはいけないよ。ルピナスに任せて治療をお願いしたけど、直ぐに治る訳じゃない」
千鶴「ッ、…………ルピ…ナス?」
苦しそうに聞いてくる千鶴を流し目に、男は微笑みながら答える。
ブレイディ「あぁ、僕の子だよ。自意識を持つ花の子さ。さっきも言ったけど、僕は花使いだからね」
言いながら彼が手を動かすと、部屋中の花がざわざわと騒ぎだし、一斉に千鶴の方を見た。
千鶴「…!!!」

初めて見る「能力者」。
その圧倒的な力を見て、今まで自分の生きてきた意味を思い出す。
『自分以外の人間を、全て殺す』
千鶴「…………ハッ」
馬鹿げた話だ。
世界にはこんな異能者が何人もいる。
それを全部根絶やしにしようなんて、馬鹿馬鹿しいにもほどがある。

揺らめいていた花の動きが止まり、彼はまた口角を上げて話す。
ブレイディ「他に何か、聞きたいことはないかな?」
千鶴「………………て…」
ブレイディ「ん?」

千鶴「……もう…暫く……放っておいて」

彼女は布団に潜り込んだ。暫くしてすぐに寝息が聞こえた。

ブレイディ「んー、眠っちゃったかー。まぁたくさん話しちゃったし、無理も無いかなぁ」
??「……レイ」
ブレイディ「あぁ、気になって来たのかい?体調は大丈夫みたいだけど、また眠ってしまったよ」
??「……この子、レイに対して失礼、だった。置いておくより、__消しちゃった方が…良いと思う」
ブレイディ「あっははッ、相変わらず物騒なことをいうね?でももうしばらく待ってみないかい?凄く面白そうだしさ」
??「ボクは………」
ブレイディ「僕のお願いだよ、__解るね?」
??「…………わかった」
ブレイディ「それにこんなところに人が来るなんて珍しい、賑やかになりそうで良いじゃないか」

ブレイディ「さぁ、これからどう出るか…楽しませてね、ニンゲンの子」


続く(進んでない)

87大和:2016/10/06(木) 20:16:42 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
胡散臭ぇ・・・

88折鶴:2016/10/06(木) 21:21:02 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>87
ブレイディのことでしたら【??ちゃん】が殺しに来ますよ
てかその子霞君第二号になりそう

89大和:2016/10/06(木) 21:44:51 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
>>88
またやま条さんが説教しないといけなくなるとか今から頭が頭痛で痛い

90折鶴:2016/10/06(木) 22:14:46 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>89
うーん多分説教しづらさだったら霞君の3倍だと思ふ

91折鶴:2016/10/08(土) 13:33:11 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
どうしよう、オリさんの能力発覚話してからやまオリのきっかけ書くねウヘェとか言ってたの今思い出した。早く終わらせんと………みんなにブレイディとお話してほしいし………(´・ω・` )

92折鶴:2016/10/08(土) 14:48:26 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
閲覧料は感想だっていってんだろ!!!感想下さいなんでもしますから


白。
また白だ。ついさっき見たばかりの、虚無な空間。
千鶴「また…………………」
また自分は夢を見ているのか。
またあの人と話したいだなんて思ったからか。
_____辛い。
辛い痛い苦しい寒い泣きたい愛されたい死にたい消えたい辛い愛されたい戻りたい戻りたくない掻き消したい破り去りたい愛されたい………
___愛されたかった。
千鶴「いっそこのまま………」
ここにいるままでも良いのかも知れない、と。
死にたい、そんな願いが叶えられないことが何よりも苦痛だ。
でもそれが自分への罰なのだ。
このまま誰の声も聞かず、誰とも会わず、生きた屍となること。
きっとそれが、今まで自分がしてきたことへの償いだ。
だってもう、
千鶴「あたしを愛してくれる人なんて、居ないんだから……」


??「そうか?」


声。

??「少なくとも俺は千鶴のこと愛してるしな〜……改めて言うと恥ずかしいな」

もう絶望しかない少女に、またどうしようもなく希望を与えようとする、声。

??「だからそんな、悲しいこと言うなよ」

優しい声色、甘い凶器が、また。


千鶴「……………ッ!!!」
体育座りの千鶴の背後から、再び遠く聞こえた声。
その声がさっきよりも近い気がして、千鶴は身体を震わせた。

??「千鶴お前、初対面の人に向かってあんな態度はないだろ?怒っちゃうぞ、俺!」
遠くで声が木霊する。わかってる。これは自分の幻想だ。
??「優しそうな人だし、これからあの人にお世話になるといいよ」
わかってる。こんなの都合のいいまやかしだ。この世界だって夢だって、さっきわかったじゃないか。
??「花屋をやってるって言ってたっけ。お仕事を少し手伝うと良い、それでなんとか恩を返すんだ」
わかってる。幻だって。都合の良い夢だって、それなのに………
??「千鶴は昔からよく働ける偉い子だし、お花屋さんなんて楽勝楽勝!看板娘にもなって、一石二鳥だな!」
それなのに、どうして____
??「…………千鶴」

千鶴「…ぃ…………ちゃ……ん………ごめ………さ…い……」

どうしてこんなに情けなく、涙が止まらないのか。

??「まーた泣いてるのか、もう、泣き虫は卒業したんじゃ無かったのか?」
千鶴「……め………なさい………ッ」
??「…どうして謝るんだ?」
千鶴「だっ、てッ、護れ、なかッたの…全部、投げ出してっ、もう何もッ、したくなくてッ………」

怒って欲しかった。
優しくなんてしてほしくなかった。
ただ自分の存在まで、否定して欲しかった。
そうしないと、自我も失いそうだったから。

??「千鶴」
そんな願いとは裏腹に、遠くから聞こえる、優しい声。
??「涙が流れるってことは、次へ進む準備が出来てるってことだ」
千鶴「そん………なこと………」
??「それにもう、次へ進むための場所だってある」
千鶴「……でも………あたし、は……愛、されてない……だから…」
??「…………千鶴」

遠くから、いつも真剣に寄り添ってくれたあの時と、同じ声が響いてくる。

??「お前は愛されてるよ」
??「だってお前は生きている、今をしっかり、噛み締めて生きているから」
??「生きているってことは…」
??「__世界に愛されてるってことだよ、千鶴」


彼女の意識は、そこではたと途切れた。


続く(またつまらぬものを書いてしまった)

93零月:2016/10/08(土) 14:56:23 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
やっぱ小説の書き方うめぇわ。

94折鶴:2016/10/08(土) 15:03:29 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>93
フォオオオォオオオォンンン!?ありがとござます。

95零月:2016/10/08(土) 15:05:48 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
まだ覚えてんのかよwwww

96折鶴:2016/10/08(土) 15:23:45 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
自分で書いててなんだけど、シリアスな千鶴ちゃんちょっと面倒臭い←
これからは徐々に明るくなる予定なんでチェケラ!

97折鶴:2016/10/09(日) 19:59:28 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
閲覧料は感想っていうのもうオプションにしよっか。徐々にシリアスが明けていく……!?


??「…………、…__。」
耳に広がる、くすぐったくて可愛い音色。
千鶴の意識が戻った。
千鶴「ん……………」
??「…………本当に、この子、レイの言うような、面白い、子なのかな……」
だんだんと明確になってくる音色、それは可愛らしい子供の声だった。
目を開けて見るとそこには……
千鶴「………貴方は…」
??「!!」
ビクッと肩を震わせた人影。それは可憐な少女だった。
見た目からして恐らく、千鶴の1、2歳下の年齢だろう。花の匂いが香る薄紫の短い髪の毛、人形のような大きな瞳は、何色とも形容し難い美しいグラデーションだ。
桜色の唇、大きな目と小さな体が小刻みに震え、眉を下げ此方をうかがっている。
千鶴「え…………と……貴方は…」
少女がまたビクッと震える。此方は何もしていないのに……

そのまま無言の掛け合いが10分ほど続いた。少女は未だ黙っている。
千鶴「んー……………」
千鶴が痺れを切らし、そろそろもう一度問いかけようとした、その時。
??「……ピ、ナス」
千鶴「………え?」
ルピナス「……ルピナス…ボクの、名前…レイに、つくって、もらった」
そう言い残すと、すぐにまた黙ってしまった。唇をきゅっと閉めて、もう何も話さないと言うような表情だ。
千鶴「ルピナス…………あ」
聞き覚えのある名だと思っていたが、思い出した。あの男……ブレイディの話によれば、自分の傷を治してくれたのはこの子だったはず………
千鶴「ね、ねぇ君。……あたしの傷って……」

??「やぁやぁ、ただいま、二人とも。きちんとお留守番できたかい?」
投げ掛けた千鶴の声は、男の声でかき消された。

ルピナス「………レイ!」
ブレイディの腰辺りに抱きつくルピナス。表情はあまり変わらないが、さっきまでと明らかに声色が違う。
千鶴「えぇ…………」
ブレイディ「ただいま。ルピナス。ちゃんと仲良く出来ていたかい?」
ルピナス「うん、楽しく、お話して、待ってたよ」
_______________嘘つけ!
と叫びたくなったが、なんとか堪えた。今はそれよりも大事なことがある。
千鶴「………ねぇ、どうしてあたしを………」
ブレイディ「さ、お腹も空いたし、ご飯にしようか。君も何日も食べてないって顔してるし」
千鶴「そんなこと今はっ………!!」
ブレイディ「解ってる、話したいことがたくさんあるんだろう?食べながらゆっくり話そう、食は何より大切なことだからね」
千鶴「っ…………」

言われるがまま、千鶴は奇妙な昼食を迎えることになった。


続く(今回短っ)

98大和:2016/10/09(日) 20:06:20 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
ブレイディがなんか見たことある気がするなぁって思って記憶の中を探したんだけど
「藍染さんだ!」って思ったからこいつは鏡花水月による偽物。

99折鶴:2016/10/09(日) 20:08:56 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>98
いつから鏡花水月を使っていると錯覚していた?

100折鶴:2016/10/09(日) 20:11:45 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
てかルピナスくんかぁわいぃ

101大和:2016/10/09(日) 20:18:38 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
>>99
           ,ヘ            、  \ ー-l  ー--/ \ヘ
           /  ー、            ∧`ー- ’
          ノ    ヽ             ヘ、
         |       \    _....ニ - ´
         |   ・    |  ,、  ̄,..>
         |   ・    |  >' ´'
   /ヽ.     |   ・    |   ̄ ,フ
  /   \   |    ・    /   .,/´´    ,     ,へ、
 /     |  |   何   |  ∠.,__   /   /| |;;;;; \
/      ヽ .|    ・   .|      /  /  /  |/__;;;\|\    ー、
|        |_ |   ・   |    ,/  ,><´  _/ / ,- 、\  \|、 \ ヽ
|   ・    | |   ・   |       ̄' , ヘ '~iヽ    _ `’' _,.-;;;;   |  ヘ i |
|   ・    | |   ・   |      //! .i._ じ|  二_  ̄ ̄;;;  ;;;;  |ヘ | ur./
|   ・    | |   ・   /      ´  r'l/|  ̄7 ´      ;;;;;;;;;;;    |! /
|   ・    ! |       |             !'u 、         ;;;;;; u' ;; /
|   だ    ヽ|      /          '.,   丶´        ;;;   ;;//
|   と       |\  /             ヽ   _,.. _--_ 、  u ;; ,//
|   ・      .|  \/              ヽ ヽニ-_‐.. -`    / /
|   ・      |、                   ヽ  ̄       ///
|   ・      |                    ヽ     / ./
|   ・      _|                     ー‐ ´\/
\  ・     |                         _ -― ´
  \      |___,                   - ´

102折鶴:2016/10/09(日) 20:22:09 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>101
これは凄いww

103大和:2016/10/09(日) 20:28:52 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
ただのコピペですいません( ´ ・ω・ `  )

104折鶴:2016/10/09(日) 20:33:46 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>103
ちょっと痩せてる…ww

105折鶴:2016/11/04(金) 00:56:25 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
閲覧料は感想です!ってなんか副音声は解説放送!みたいだよね、ってはやくやれって?ウィス感想オナシャスよ!


こんがり焼けたトーストに、きらっと輝く目玉焼き、果物の入ったヨーグルト……
千鶴「……………何これ」
ルピナス「………………ごはん」
千鶴「いや、それは見たら解るよ」
ブレイディに言われるがまま進んだ先には、見事なまでに揃えられた食卓が広がっていた。
ブレイディ「凄いだろう?これ、全部ルピナスが作ったんだよ。今日はお客様もいるから、張り切って作ってくれたんだ」
ルピナス「ボク、その子が来なくても、いつも、レイのために、頑張ってる」
ブレイディ「あははッ、そうだねぇ、偉い偉い、いつもありがとうね?ルピナス」
彼はルピナスの頭を軽く撫でた後、千鶴を席に促しながら微笑んだ。
ブレイディ「さぁお座り、そしてたくさん食べると良いよ、ゆっくり君の話でもしながら、ね?」
_____奇妙な食事会が始まった。

ブレイディ「うん、今日も美味しい。流石だね、ルピナス」
ルピナス「頑張った……!」
千鶴「………」
楽しそうに食卓を囲む二人と、不満げに二人を睨む少女。___明らかに異様な光景だ。
ブレイディ「君、さっきから一口も食べてないじゃない。ルピナスの料理、美味しいよ?」
千鶴「……あたしの質問に答えてよ。どうして、あたしなんかを…」
ブレイディ「答えたよ?君が僕の庭で倒れてて、それを見過ごす訳にはいかないから」
千鶴「そういう問題じゃない!!!」
バンッと机を叩き立ち上がる千鶴。ルピナスは警戒するように彼女を睨んだが、ブレイディは表情を変えずに彼女を見つめている。
千鶴「…そういう問題じゃない、だって、あたしは………」
…彼女は一瞬ためらった後、諦めた様に息を吐いて呟いた。
千鶴「…………………あたしは折本千鶴。……『紅の殺人姫』って呼ばれてる、汚い…人殺し」

……静寂が、耳に痛い。
だからもうあたしなんか、と言おうとしたその時。

ブレイディ「折本、千鶴………」

低い声で男が呟く。

千鶴「だからもう、あたしなん……」
ブレイディ「折本千鶴って……合わせると『折鶴 』だね!!」


千鶴「………… は?」

ブレイディ「知らないのかい?日本の折り紙で作る鶴のことだよ、僕はあれが大好きなんだ!あぁ、素晴らしい名前だ!出会えたことが奇跡だね!」
嬉しそうに早口で語り出す男を見て、千鶴は暫く硬直していたが、ハッとしてすぐに話だす。
千鶴「ちょっと待って、そんなことはどうでもよくて!!あたしは犯罪者で…」
ブレイディ「ん?あぁ、その話?生憎僕は世間のことはよく知らなくてねぇ……紅の殺人姫なんて、初めて聞いたよ」
千鶴「嘘だっ!!だってあたしはこれまで…………」
ルピナス「………レイは、嘘は吐かない」
隣から睨んでくる少女の圧力に、千鶴は思わず黙ってしまう。
ブレイディ「こーら、ルピナス。怖い顔しない」
ルピナス「…ごめんなさい」
千鶴「………だ、だから……あたしなんて置いておいたら、そっちが迷惑になるし、だから…」
ブレイディ「迷惑だなんて1mmも思わないし、寧ろ出会えたことが嬉しいよ!こんなに可愛いしね!」

ブレイディ「あ、それと一応言っておくけど、君では僕を殺すことは出来ないから、妙な真似しない方が良いよ」

底の知れない、ただにっこりとした笑顔。
ただ恐ろしい、千鶴は声も出なかった。

ブレイディ「ま、冗談はさておいて、僕本当に君のこと気に入っちゃったよ!君さえ良ければ、ここに一緒に住まないかい?」
千鶴「え」
ルピナス「え」
千鶴「だ、だからあたしは人を…」
ブレイディ「そんなこと知らない。僕の目の前にいるのは殺人姫じゃない、ただの可愛い女の子。…………それに君行くところないでしょ?」
千鶴「…………………」
ブレイディ「はい決まり、これから楽しくなるよー、ね、ルピナス?」
ルピナス「う、うん」
千鶴「ちょ、ちょっと勝手に……」
ブレイディ「これからよろしくね、折鶴ちゃん?」
千鶴「…その呼び方、やめてもらえる?」


続く(ブレイディイケメン)

106折鶴:2016/11/04(金) 07:06:56 HOST:210.138.25.98
あかん……設定昼食なのにメニューめっちゃ朝食になってた…(´・ω・` )

107折鶴:2016/11/05(土) 10:27:59 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
こっから先は現実がギャグみ、夢の中がシリアスって感じです。終わりが1mmくらい見えてきました感想(´・ω・` )

108大和:2016/11/05(土) 11:40:19 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
ブレイディの見た目が想像力に乏しい俺は思い浮かばない・・・
喋り方からしてレグルスにも似てると思って想像してみたらレグルスへの嫌悪感が強すぎた。まる。

109折鶴:2016/11/05(土) 11:44:06 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>108
んーと、見た目的には完全にレムレスだと思ふ。理想がまんますぎて逆にキャラデザを新しく考えられぬ

110折鶴:2016/11/05(土) 11:46:37 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
あとマギのユナン

111零月:2016/11/05(土) 13:16:29 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
折鶴ってブレイディとやらが付けた名前なんか

112折鶴:2016/11/05(土) 13:34:45 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
本当は百兄さんがつけたことにしようと思ったけどブレイディ愛が強すぎて気づいたらこうなってた

113折鶴:2016/11/20(日) 02:00:26 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
感s((ry


ブレイディ「はーいそれじゃあ、僕の家の紹介とこれからのことをお話していいこうね!」
千鶴「待って、住むなんて言ってn」
ブレイディ「まずはお部屋だね!!」
話 を 聞 け 。
つくづく自由な男だ、と思いながら千鶴はブレイディを睨むが、彼は気にもせず笑顔で話を続ける。
ブレイディ「まずは君の部屋だね!ルピナスの部屋を布で区切って二つにしたから、こっちが君の部屋。実際一つの部屋だけど、僕の家生憎狭いから許してねぇ」
千鶴「えっ……二人部屋?」
おそるおそるブレイディの後ろに隠れている少女を見ると、心底機嫌の悪そうに
ルピナス「…………………よろしく」
と答えた。先が不安すぎる。
ブレイディ「よし、じゃあとりあえず、どんどん行こうか。で此方が………」

〜何分か後〜

ブレイディ「さ、これで家の中は大体説明したから…次は店だね!今日は休みだから、たくさん紹介できるよ〜」
千鶴「何回も言うけど、あたしは住むなんて……」
ブレイディ「良いから良いから!お花を見ればきっと幸せになるよ〜」
ルピナス「………………れっつごー」
千鶴「…………………」

ブレイディ「はい、ここが僕の花屋さんです!」
千鶴「……………!」
目を疑う。
花屋、と言うよりも…………そこは花畑だった。
数えきれないほどの花が乱れ咲き、一面に広がっている。何よりも驚くべきは………花畑の風景が、瞬きをするごとに変わっていること。
千鶴「これ………」
ブレイディ「ふふ、凄いだろう?僕の自慢の花屋」
千鶴「花屋、って……カウンター、とか無い、じゃん」
千鶴が言うと、ブレイディが嬉しそうに口角をあげながら話し出す。
ブレイディ「フフフ……聞いて驚くなかれ!僕はただの花屋では無いのだよ!」
ブレイディ「この花畑は『理想の花園』(ユートピア)。常にそのお客様の求める、相応しい花だけが咲く魔法の花園さ。その場で新鮮な花を、お客様に直ぐに提供できる。勿論、お代は頂くけどね」
ルピナス「……流石レイ!」
自慢気に話す男を、少女がキラキラとした瞳で見つめる。
千鶴「……………そろそろツッコんでいい?」
ブレイディ「おっと、本当だよ?現にほら、君の目にも沢山の花が写っているだろう?」
千鶴「……瞬きするごとに変わって、チカチカする」
千鶴のその発言を聞いて、途端にブレイディが目を丸くした。
ブレイディ「瞬きするごとに!?そんなに自分に合う花がある人なんて初めてだよ……君、花屋に向いてるかも」
千鶴「はぁ?そんなわけ……第一、花なんて良くわかんないし……」
ブレイディ「そうかな?君って可愛いし、花も良く似合うと思うよ、……ほら、これなんて」
ブレイディが一輪の花を折り、千鶴の目の前にしゃがんで傾ける。
ブレイディ「赤い椿。君にぴったり」
にっこりと花を渡してくる彼を見て……否、花を見て、彼女は複雑な表情をしていい放った。
千鶴「やめて………赤は嫌い」
ブレイディ「ん、どうして?こんなに似合って………」
千鶴「やめてって言ってるの!!!!!!!」
叫び、花を投げ捨てる千鶴。ルピナスが思わず飛びかかりそうになったが、ブレイディが手で制止した。
千鶴「………………ごめんなさい、住ませてくれるって言ってくれたのは嬉しい、だけど………もう少し考えさせて」
呟き、彼女は走って花畑から去っていった。

ルピナス「レイ、やっぱりあの子……」
ブレイディ「良いんだ、ちょっとたくさんつれ回し過ぎちゃったから、怒っても無理ないよ」
ブレイディ「それにしても、本当に面白い子だねぇ」

ブレイディ「久しぶりに、楽しい『仕事』になりそうだよ…××」


続く(無い文才が落ちた気がする)

114大和:2016/11/20(日) 08:36:52 HOST: 210-138-0-041.lan-do.ne.jp
ルピナス可愛い。

115零月:2016/11/20(日) 09:10:29 HOST: 210-138-0-226.lan-do.ne.jp
はい、また新しいキャラの名前が出てきそうな予感。

116折鶴:2016/11/20(日) 09:30:32 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>114
多分2、3話後に驚愕するだろうから覚えとき

>>115
なん………だと………!?だいぶ先だぞ…?

117イト:2016/11/26(土) 14:27:36 HOST: i218-47-152-245.s02.a001.ap.plala.or.jp
折鶴のが終わったらイトさんのも書こうかと思っとるんだけど(…
折鶴編長くね!?←
じゃあ俺も対抗して長文書くからな!


恋愛小説ってどこから始めたらいいの((

118折鶴:2016/11/26(土) 15:24:33 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>117
折鶴ちゃん今の終わったらやまオリもかかなあかんから長いゾ〜ちゃんと読んでくれても良いのよ|ω・`)

119イト:2016/11/26(土) 15:45:42 HOST: i218-47-152-245.s02.a001.ap.plala.or.jp
>>118
長いのぅ…
………い、いつか読むよ(震え声)

120折鶴:2016/12/18(日) 21:36:32 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
前のやつからギリギリ一ヶ月たってねぇぜ!!!これおわんのか本当に!?はやく二人の秘密暴露したいのに!!今回も多分進まん!!感想宜しくゥ!!


白い、目映い光に目が眩む。
少女の目の前に広がっているのは、また。
千鶴「………なんで何回も……」
三度目となる、虚白の空間であった。
…突き刺す様な静寂。彼女はまたその場に膝を抱えて座り込み、涙を流そうとした、___が

??「また来たのか、千鶴」

再び遠い背後から聞こえた、愛しい人の声。

??「まーたあの人に失礼なこと言ったな?千鶴の悪い癖だぞ」
千鶴「……………ごめんなさい」
??「ほれ、すぐ謝んのも悪い癖だ」

もっと近くで声を聞きたい。
もっと近くで貴方に触れたい。
もっと近くで、その甘やかな優しさに包まれたい。
けど駄目だ。今の自分に、その権利は無い。
貴方に優しくされていい権利なんて、これっぽっちも___

??「ほら、きちんと謝って、正式に一緒に暮らさせて貰わないと。あんな優しい人、滅多にいないぞ?」
千鶴「…………」
??「…千鶴、」
千鶴「……あたしは、生きてちゃいけないよ…優しさなんて、貴方からも…あの男からも受けちゃいけない…」
??「…………」
千鶴「たくさんの人を犠牲にした、罰を受けなきゃいけない。償いをしなきゃいけない。だから、あたしは死___」
??「……千鶴」

それまで優しかった声が、微かな怒気を孕んだ。
少女は小さく目を見開いた。
??「それは『償い』じゃない、お前がしようとしていることは______ただの『逃げ』だ」
千鶴「!!」

貴方に叱られたいと思った。自分の全てを否定してほしいと思っていた。それなのに…少女はその言葉にショックを受けていた。
それは確かに、少女が彼に『甘え』ていたという事実を、少女の心に刻みつける出来事であった。

千鶴「でもっ!、……生きてたら、こんな気持ちを抑えきれない……ッこんな大きな罪、背負って生きていけない……!」
??「…それは違う、『生きていけない』じゃない、お前は『生きなければいけない』んだよ」
千鶴「でも……ッ」
??「たくさんの人を犠牲にしたなら、その人の分まで生きなきゃいけない」
千鶴「……………でももう、あたしの生きる理由は無いよ…貴方が居ないと………あたし、は……」
??「……………………自分の弱さの理由に他人を使って、正当化しようとするなッ!!」
千鶴「っ!!」
??「……自分の生きていく意味はいつだって…自分だけのものだよ、千鶴」
千鶴「………に……さ…」
??「少しずつだって良い、まずは生きることから。生きる理由なんてそれから見つければ良い」
千鶴「…あたしは……っ!」
??「生きろ。もし俺のために今まで生きていたのだとしたら、これが俺の願いだ、聞いてくれ」
遠い声が、更に遠くなっていく。
千鶴「…待って!!」
??「生きろ、千鶴。お前が本当に迷った時は、またいつでも来るから。___生きろ。」
千鶴「待って………待って!!」


千鶴「置いてかないで!!!!」
……………目覚めて、しまった。
あの人はいない、夢だったという感覚が……嫌でも襲ってくる。
少女はまた、情けなく瞳を濡らした。

ブレイディ「ただいまー………おはよう、折鶴ちゃん。ちゃんとベッドで寝てるじゃないか」
ルピナス「………」
数分して、二人が小屋へと帰ってきた。千鶴はベッドから上体をお越し、ふらつく足取りではあるがしっかりと、二人の前へ歩いていく。二人はただ黙って少女を見ていた。
千鶴は二人の目の前まできて歩みを止めると、しっかりと相手の目を見据え、はっきりとした声で言葉を発した。
千鶴「あたしを……………この家に置いてください」
深く頭を下げる。表情は窺うことが出来ない。
千鶴「……せっかく拾ってくれて、尽くしてくれたのに突き放して………酷いことしたのはわかってる、けど………お願い、します。あたしを……」
少女の声に不安が見え始めたその刹那。

男の細く長い指が、千鶴の頭をふわりと撫でた。

千鶴「………!!」
少女が驚き顔をあげる。目の前には優しい笑顔の男と、少し複雑な顔をした少女がいる。
ブレイディ「さっきも言っただろう?迷惑だなんて1mmも思わない。寧ろ君にここにいてほしいくらいだよ。ルピナスだって照れてるだけで、本当は君のことすっごく気になってるんだから」
ルピナス「!レイっ!」
ブレイディ「フフッ、はいはい。とにかく僕らはもうすっかり君のこと気に入っちゃったからさ、もっと君のことを知りたいよ」
千鶴「…………良いの?」
ブレイディ「もちろん」

___優しさなんて、受けちゃいけない筈なのに。
千鶴「…………っ」
涙は堪えた。弱さを見られるのが恥ずかしかったから。
ブレイディ「ようこそ、小さなお姫様」
あの夜から初めて、心が暖かくなった気がした。


続く(進まないと言ったな。あれは本当だ)

121大和:2016/12/19(月) 22:23:06 HOST: 210-138-0-041.lan-do.ne.jp
ちくせう…続きが気になる書き方しやがって…許さんぞ!
地の文って言うんだったけか?その書き方が上手くて羨ましいわ。

122折鶴:2016/12/29(木) 20:29:07 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
ちなみにルピナスとは花の名前です……(唐突)
藤とかラベンダーみたいなかわいい花です……北海道にも咲いています……花言葉が戦い方のヒントになるかもです……
はやく小説進めろとか言うなよ!!(言ってない)tkはやく進めたい。けど案が来ない。ツライ。

123折鶴:2016/12/30(金) 22:32:40 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
この前大和が掲示板で言ってたCPのシチュネタのやつ書きたいんだが……『イラつきながら添い寝』ってムズくないか!?事後の喧嘩とか書けば良いのかな?ん??

124大和:2016/12/30(金) 22:44:36 HOST: 210-138-0-041.lan-do.ne.jp
>>123
それで、いいんじゃないかな(投げやり)

125折鶴:2016/12/30(金) 23:00:50 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>124
霜奏と霜涼みたいなー…(´・ω・` )

126大和:2016/12/30(金) 23:07:34 HOST: 210-138-0-041.lan-do.ne.jp
>>125
おおん・・・(´・ω・`)

127折鶴:2016/12/30(金) 23:10:43 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>126
くーん(´・ω・`U)

128折鶴:2017/01/04(水) 14:53:11 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
改行多いみたいなので前後編わけます(キレ気味)悲しいので感想ください。


ブレイディ「うわぁ!かーわいいねぇ!!とっても似合ってるよ!!」
千鶴「…何、これ」
遡ること、ちょっと前。
ここに住むことが決まった後、この男…ブレイディに言われるがままにお風呂に入り、言われるがままに髪を整えられ……
折鶴「こんな可愛い服着れるかっ!!!」
ブレイディ「えぇー、可愛いのにー」
___今に至る。
ブレイディ「とっても似合ってるよ?それに髪も黒くて長くて綺麗だし、それと合間って本当にお姫様みたいだ」
千鶴「そんなわけないでしょ!?こんな服………あたし、元、奴隷だし…それに可愛くない……」
ブレイディ「気にしないって言ってるのにー…それに本当に可愛いよ?ね、ルピナス?」
男が後ろに控えている少女に目線を送る。少女は…
ルピナス「……レイが言うんだったら、可愛い」
と、心底機嫌の悪そうに呟いた。
千鶴「…やっぱり似合って無いんじゃ………それにやっぱりあたしその子に好かれて無いんじゃ……」
ブレイディ「こーら、ルピナス?………いや本当に可愛いよ?さっきも言ったけど、照れてるだけなんだ。それにこの服作ってくれたのルピナスだし」
千鶴「え!?」
ルピナス「っ!レイ!!」
少女が少し恥じらいながら、男の肩を叩いた。
千鶴「わざわざ作って…?あたしはてっきり、その子の服をくれているのかと…」
ブレイディ「え、ルピナスの?…………………………あぁ、成る程。いや、違うよ?ルピナスが何着か作ってくれたんだ」
千鶴「(……今の間は何…?しかもこんな短時間で服を…?よく考えたら、部屋のことだって…準備が良すぎる…まるで最初から、人が来るのが解ってたような…)」
少女が悩んでいるのを気づいているのか気づいていないのか…男はまた飄々と話し始める。
ブレイディ「よーし!じゃあお着替えも終わったところで、早速いくよ〜」
千鶴「は?何処に!?」
ブレイディ「お店の方に♪ルピナス〜、お留守番よろしくね〜」
ルピナス「…レイの仰せのままに…」
ブレイディ「はい、じゃあ箒の後ろに乗って。急いで行くよ〜」
千鶴「えっ、ちょっまっ___」
慌ただしい人だ。
けれどこういうのも、悪くないと思ってしまう自分がいた。


フリーダムブレイディ。後編へ続く。

129大和:2017/01/04(水) 16:30:46 HOST: 210-138-0-041.lan-do.ne.jp
話が読めそうで読めない・・・ぐぬぬ。続き早く(ノシ 'ω')ノシ机 バンバン

130折鶴:2017/01/04(水) 16:36:24 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>129
感想ありがと。読めるもんなら読んでみろw一応、そこらそこらでヒントがあるんだぜ?

…昔の千鶴ちゃんの方が明らかに頭がいい件について。

131折鶴:2017/01/04(水) 21:15:31 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
後編です。ブレイディイケメン。


ブレイディ「はーい、到着〜」
千鶴「あ、あんた……飛ばしすぎ…」
ブレイディ「いや〜箒走行の腕には自信が……ごめんね?」
千鶴「あんた…わざとじゃないの?」
強制的に花屋へと連行された千鶴は、さっきの花畑ではなく、大きな鉢やプランターなどの荷物がある小屋へと連れてこられた。
千鶴「で……何をするの?」
ブレイディ「フフ……折鶴ちゃん、君には……」
    「ここの看板娘になってもらいます!!!!」
千鶴「…………はぁ」
ブレイディ「………あれ?驚かないの?」
千鶴「別に……元々働く気でいたし、住ませてもらうんだからそれくらいしないと」
ブレイディ「折鶴ちゃん…!君はなんていい子なんだ…!」
千鶴「その呼び方止めてくれる?…それに花屋なんて、大して重労働じゃないでしょ」
少女のその言葉を聞くやいなや、男はニコリと笑って喋り始めた。
ブレイディ「ふーん…じゃあ、折鶴ちゃん。こっちの荷物を全部あっちに運んでみせてよ」
千鶴「は?だから、そんなの余裕で…」
ブレイディ「いいからいいから。ね?」
千鶴「…すぐ終わると思うけど」
〜30分後〜
千鶴「お……終わった……これで、良いんでしょ………」
ブレイディ「んー折鶴ちゃん、ちょっと疲れてない?」
千鶴「はぁ?そ、そんなわけ…」
ブレイディ「…じゃあ折鶴ちゃん。そのまま笑ってみてよ」
千鶴「…は?なんでそんな……」
ブレイディ「ほら、早く早く」
千鶴「………」
言われるがまま、千鶴は笑顔を作り始める。だが___ずっと笑っていなかったのもあるが、何より…疲労で笑顔が作れない。
ブレイディ「ね?難しいだろう?」
千鶴「っ………これになんの意味が…」
ブレイディ「花屋じゃなくても、商売には笑顔が大事。いつ如何なる時も、どんなに疲れていても、ね。……花屋の重労働さ、解ってくれた?」
男は飄々として話しているが…その声は確かに真剣なトーンであった。
千鶴「わかったよ、ちょっと舐めてた……ごめん」
ブレイディ「フフ、解ってくれればいいんだよ。…それで折鶴ちゃん」
男は今度はふわりと笑い、優しく少女に話しかける。
ブレイディ「花屋の大変さが解ったところで…どう?まだここで働こうと思う?」
___少し間を開けて、少女は大きく息を吸い…
千鶴「……愚問!…やると決めたからにはやるから」
男の目をしっかりと見据え、強い決意を口にした。
ブレイディ「フフ……流石折鶴ちゃん。……よし、これでうちの売り上げも向上間違い無しだね!」
千鶴「…は!?あんた初めから売り上げ目的であたしを…!?」
ブレイディ「うーん…まぁ六割位かな〜…」
千鶴「多!?…悪い大人……」
ブレイディ「フフ、冗談だよ」
慌ただしい一日が終わり、目まぐるしい毎日が始まる。
____その日は久しぶりに、夢は見なかった。


次回!無愛想なあの子と仲良くなれるかも!?ルピナス好き(?)必見。

132折鶴:2017/01/05(木) 16:57:34 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
感想(´・ω・` )

133折鶴:2017/01/07(土) 00:46:10 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
大和大和〜この前大和が書いてたみたいなん書きたいから七志穂借りてええか?

134大和:2017/01/07(土) 20:06:30 HOST: 210-138-0-041.lan-do.ne.jp
>>133
いいよ〜

135折鶴:2017/01/07(土) 20:27:02 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>134
あざーす

136折鶴:2017/01/09(月) 01:18:00 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
大和が楽しそうなので対抗!というかやりたいだけ。オチとか大和の影響受けてるので察して。

この前ハマってるって言ってたなぞなぞのやつです!!
〜七志穂〜
志穂「ねぇ七君、なぞなぞのだしあいっこしましょ(´∀`♪)」
七無「うん、良いよー(´∀`*)」
志穂「じゃあ私から…みかん、りんご、バナナなどを乗せたトラックが走っています。急カーブに差し掛かった時、トラックはあるものを落としました、それはなんでしょう?」
七無「えー?うーん…………じゃあ、りんご?」
志穂「ふふ、果物は関係ないのよ」
七無「え〜?うーん…………答えは?」
志穂「ふふ、正解は『スピード』」
七無「え〜!?反則じゃないそれ〜……じゃあ次俺ね。……その行為は、毛が生えた棒を口に抜き差しすることです。」
志穂「!?」
七無「終わったあとは口の中が真っ白になってしまいます。はいこれなーんだ」
志穂「え、な、七君だってそれ…//」
七無「志穂は偉いからちゃんと毎日してるよね」
志穂「そんな頻度でしてないわよ!?//」
七無「ぶー。時間切れ。正解は『歯磨き』だよ」(ニコー
志穂「………は?」
七無「ねぇ、志穂はなんだと思ったの?」
志穂「いっ、いや、その……//」
以下鬼蓄七無様による質問責め。

っていうのをやまオリで書きたいけど改行多いって言われそうで怖いのでわけます。七志穂が書きたかっただけです許してください。

137大和:2017/01/09(月) 01:34:25 HOST: 210-138-0-041.lan-do.ne.jp
こいつは七無と見せかけたⅦなんじゃ・・・

138折鶴:2017/01/09(月) 01:36:29 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>137
私の中の七君鬼畜ドSだから

139折鶴:2017/01/09(月) 10:51:38 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
やまオリには無限の可能性がある。というか千鶴ちゃんがかわいい。
というかなぞなぞって楽しい。

なぞなぞ第二弾。どうあらがっても下ネタ。
〜やまオリ〜
折鶴「ねぇ大和、なぞなぞに答えてね!!」
大和「お前の出すなぞなぞとか小学生レベルだろ」
折鶴「むっ!!じゃあちゃんと答えられるんだよね!?」
大和「ワーフアンダナー」
折鶴「むー……いくよ!あるところにー、3匹の蛙の親子がいます!お父さん蛙はケロケロケロ♪お母さん蛙はケロケロ♪と鳴きます。さぁ子蛙はなんと鳴く!?」
大和「鳴かない」
折鶴「……ふぇ?」
大和「蛙の子はオタマジャクシだから、鳴かない」
折鶴「なんで正解するの!?」
大和「寧ろ間違える奴の気がしれないが」
折鶴「だって蛙の子は蛙って…」
大和「まぁそういう言葉もあるけど…ってお前間違えたのかよ!?はぁ…………あ、じゃあ俺からも問題出すわ」
折鶴「え、あるのー!?よし、絶対正解する!」
大和「まで始まってこで終わる、三文字の言葉なーんだ」
折鶴「!?」
大和「それの周りには少し毛が生えていて、少し濡れているぞ」
折鶴「えっ、だっ、て…/(あれしかないじゃん//)」
大和「…………今もちょっと濡れてるみたいだけど」
折鶴「な、なななななななな…!?//////」
大和「………はい、時間切れ、正解はま、な、こ」
折鶴「……はぇ?」
大和「まなこだよ、眼。目のことな。」
折鶴「そ、そんなのわかんないよ…///」
大和「え?じゃあ千鶴はなんだと思ったんだぁ??」
折鶴「なっ…わ、解ってるでしょ!?///」
大和「え?わっかんねぇなぁ……ちょっと確かめていい?」
折鶴「は!?何それ!?//やっぱりわかって………ちょ、駄目……やっ………」
以下大和君による性獣タイム。

ずっと前から考えてたけどまさかの銀魂とちょっとネタ被ってタイムリー。w

140大和:2017/01/09(月) 17:30:08 HOST: 210-138-0-041.lan-do.ne.jp
>>139
たぶんこいつら10年後も15年後もこういうことやってそう

141折鶴:2017/01/09(月) 17:52:08 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>140
性獣コワァ
それを受け付けちゃう千鶴ちゃんもコワァ

142爽助:2017/01/10(火) 01:03:07 HOST: 210-138-1-121.lan-do.ne.jp
暇なので1つ置いときマース
※キャラ関係はあんまり触ったことがないので微妙な感じですw

「最近の隊長」
〜ある日〜
爽助「ミッション入ったわ―ちょい行ってくるねー」
部下「いってらっしゃーい
   って隊長ひとりですか!?」
部下「危ないですよ!なに軽く単独で行こうとしちゃってんの?ぼくらもいきますよ!」
爽助「え?お前ら俺のことなんだともってんの?wナメンナw」
部下「しかし…」
爽助「心配スンナ、こんなんで死なんよ。俺らは無敵の特殊部隊だろ?」
部下「俺”ら”って、一人で行くのに…」
〜そんなこんなで道中〜
爽助「よっしゃ…今日は試したいことがあるから楽しみで武者震いが止まらないZE★」
―ご機嫌であった―
カット!
爽助「ここか…今回は敵基地の破壊だからなぁ…超楽しみやん★」
爽助「こんちわーw安定かい?」
見張り「何だ貴様!」
爽助「んーまぁ悪を裁く絶対無敵のヒーローさんかな★」
見張り「ふ…ふざけるな!」
爽助「ふざけるなって…まぁいいや、手始めに…火で行こうか、あんたたちも知ってんだろ?尾田栄一郎の有名な漫画ワンピースより!エースの技、『火拳』ッッ!!」
爽助の能力により、想像上の火拳を繰り出し、見張りに攻撃。
爽助「ワオ!敵も倒せてドアもブチ破れて一石二鳥じゃんw」
爽助「んじゃ、次は…あ、あれやろw『ザ・ワールド』!!」
爽助の背後に幽霊のようなものが現れる。
爽助「やべぇwwwできちゃったよおもしろwwんじゃ、WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!」
爽助「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」
爽助「…そして時は動き出す…」
敵兵達「ぐぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁあっぁ!!!!」
ほとんどの敵兵を一掃。
爽助「なにぃ?こんなもんか?この地区一の要塞って聞いたんだけど…まぁいいや、敵将等見る価値無ッ!正真正銘最後の時間停止よッッ!!」
   『ザ・ワールドッッ!!』
爽助「ロードローラーだッッ!!!」
  「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァッ!」
  「ブッ潰れろォ!!」
ドカーン!!
〜言葉の通り要塞は『ブッ潰れ』た〜
―その後―
爽助「ッやァーー!上官殿!!気持ちよかった!!2キャラしか出せなかったが満足だ!またやろー!!そんじゃ、軽くつぶして来たんで、報告終了!失礼します!!」
上官「…あいつわかっていたがそれ以上にクレイジーだな…」
部下「えぇ…なんというか、最低ですね…いろんな意味で。」
〜これが爽助の最近のブームのきっかけである〜


143折鶴:2017/01/10(火) 01:13:15 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
カオスすぎィwwwwwwww

144爽助:2017/01/10(火) 01:16:15 HOST: 210-138-1-121.lan-do.ne.jp
えぇ、混沌の流法(カオスのモード)ですね。

145折鶴:2017/01/10(火) 20:50:14 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
10年後が書いてみたかったので書いてみる。つっても二人は10年後感がしない。

〜ある日の昼下がり〜
折鶴「ねぇ、大和」
大和「ん?」
折鶴「“かわいい”って10回言って!」
大和「あー?うーん………かわいいかわいいかわいいかわいい____かわいい。」
折鶴「えー??あたしそんなにかわいい?いやーありがとー☆」(ニヤニヤ
大和「……そうだな、千鶴はかわいいぞ」
折鶴「…え?」
大和「幻想郷の誰よりもかわいくて、綺麗だ」
折鶴「い、いや…そういうつもりで言った訳じゃ……//」
大和「朝も昼も……………勿論夜も、な。いつだってかわいいよ」
折鶴「や、大和……//」
大和「千鶴……」
(イチャイチャイチャ……)
雅「………………依鶴、今日は二人で寝るわよ」
依鶴「なんで雅と寝なきゃなんねーんだよ!おれはママと寝んぞ!!」
雅「いや、駄目よ。今日、妹か弟が出来るかも知れないわ」
依鶴「なに!?そういうことならしかたねー、何でかは知らねーけど今日は二人で寝んぞ!」

水無月家は今日も平和です。

146大和:2017/01/10(火) 21:25:30 HOST: 210-138-0-041.lan-do.ne.jp
なんだこの軟派男


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