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研修生物語 小説
69
:
かたるパフェ
:2021/05/03(月) 21:53:52
もう失敗しない44
朝から何も食べていない遊季はコンビニのパスタを思いきりがっつきバンソウレイ茶で喉を潤した。
大金を持ち合わせていないのでイタリア料理店やラーメン屋には行かずにコンビニのパスタだ。
遊季「ふうぅっっっ」と食べ終わりシャワーを浴び明日に備えて寝る支度をする。
ベッドに入り数時間たっても全く眠れない遊季。
昼過ぎに目が覚めずっと電車で宇都宮往復で寝ていたから眠れる筈が無い。
完全に昼と夜があべこべな遊季だった。
「明日の本場の予習しとこ」とベッドから起き歌い踊る遊季。
「あーあありがた迷惑物語やミステイクみたいな曲ばかりだと良いのに・・・アニマルランドは嫌い。幼稚ぽいから・・・」と言いつつ歌い踊る。
遊季は大人ぽい雰囲気の曲が好きなのだ。
なんだかんだでホテルの窓の東が明るくなってきた。
辺りは空気が静寂で透き通っている。
それを眺める遊季。
その姿を横顔だけ写した平山遊季写真集でも出せばハロプロ1の売り上げになりそうだ。
まだ都内のザワザワが無い透明な空気の時間帯だ。
遊季はあれこれ考える。
「中野公園は頑張るぞっ!!!」「アニマルランドは手抜きしたいなぁ!!あの曲は似合わない」「昨日は色んな夢を見た」「遅刻しないぞ!」などと。
結局ホテルで一睡もせずにチェックアウトを済ませ中野に向かおうと荻窪駅に向かう遊季。
荻窪から中野まで電車で10分くらいだ。
「ちょっとすんません」と遊季を呼ぶ老婆の声がした。
遊季「なんでしょうか?」と老婆を見ると齢80を優に過ぎた女性だった。
老婆「あのっ昼間に中野に行く前に高井戸の宿に荷物預けたいんやけど荻窪から高井戸までどう行けば良いのでっか?わたしは伊丹からひ孫に会いに東京に来て東京は分からんのですわ。東京駅から電車乗り間違えましてな」と尋ねられた。
遊季「・・・わたしは横浜在住で東京は分かりません。他所の方か駅員さんか交番で聞いてください」と言い立ち去ろうとした遊季。
老婆「最近の若いもんは冷たいなぁ!か弱く足腰が弱った80過ぎの老婆を見捨てんのか?💢ボケッ💢そもそも横浜人は東京人と同じやろ!東京の隅々まで把握せなあかん💢」と言って遊季に文句を言った。
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