研修生物語小説

66：かたるパフェ：2021/05/01(土) 09:50:46: もう失敗しない４１

楓「そりゃそうだ！この業界は時間厳守が絶対！時間守れ無き者は去れだからな！」と自分に厳しい楓はビターな目つきで生田に賛同した。
聖「私だって電車で寝過ごしたことあるし・・・遅刻したほうがかえって人間臭くない？？救急医療や消防や鮮魚系運送業みたいな職は除いてもう少し大らかさが社会に必要では？」と聖は反論した。
生田は下唇を突き出しながら言った。
生田「ヒラヤマ目当てのヲタはどうするんだよ？発表会やライブコンサートにヒラヤマが遅れていなかったらヲタはどんな気持ちになる？」
と返す。
よくピノキオの鼻のごとく嘘つきは鼻が伸びる傲り高ぶる自信家は天狗のように鼻が伸びるみたいな例え話があるけど愚痴や悪口や文句や批判ばかりする人は下唇が伸びると言っても過言ではないくらい生田は最近悪口や文句や批判が多く下唇の伸びも激しい。
このペースだと一年後に下唇が数十メートル伸びてしまいかねないほど悪口や文句や批判が多い。

ホテルの冷蔵庫にあったミネラルウオーターを飲み干した遊季は「ああお腹空いた」と言ってホテルフロントにキーを預け外出した。
遊季「ビフィズス菌飲料とバンソウレイ茶買わなきゃ！あとラーメンかパスタ食べたい」と荻窪の繁華街を歩いた。

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