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夜の魔法使いえりぽん【避難所】
12
:
名無し募集中。。。
:2019/11/05(火) 20:45:50
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しばらくするとそこら中を濡らしていたおしっこは消えて、空中に上がった霧は部屋を覆い尽くす雲になりました。
ミチシゲさんの手の高さあたりから天井まで覆い尽くす、ミズキのおしっこで出来た雲。
見ているとその雲の中の小さな水滴は近く同士でくっ付いて、だんだん成長していくようでした。小さな水滴は集まって大きな水滴に、そして最後には数百数千の真珠ほどの大きさ水玉になりました。天井の明かりに照らされたそれは、おしっことは思えない綺麗な光景でした。
ふとミチシゲさんに目を向けると、もう手を下ろして暫く前からミズキを観察していたようでした。水玉を浮かべておくのに神経を集中蓋vせる必要は無いみたいです。
ミズキの視線に気付くと、ミチシゲさんは首を左右にゆっくり回して見回してから、左手でガラス瓶を自分の胸の前に差し出して、瓶の口の上で右手を丸めて輪を作りました。すると水玉たちはまるで排水口に吸い込まれる水のように、渦を描いて瓶の中に入って行ったのです。
ガラス瓶は見る見るうちにミズキのおしっこで満たされていきました。
空中の水玉が少なくなるにつれて流れ込む勢いは弱くなり、ついに最後の1粒が瓶に入ってしまうとミチシゲさんは満足そうな笑みを浮かべました。
そしてしっかりと蓋を閉めると「譜久村聖の身体から出た水、聖水よ」と言ってミズキに見せました。
『ミズキの身体から出た』なんて言われて、ミズキは恥ずかしさで身体中が熱くなったような気がしました。でもその熱はミチシゲさんが続けて言った事で一気に冷めることになりました。
「でもね、サユミに本当に必要なのは、フクちゃんの身体の奥の奥から出る水なの」
2015/5/30 夜の魔法使いスレに投稿
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