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もしも牧野まりあんLOVEりんがブレードランナーだったら

5名無し募集中。。。:2018/03/18(日) 18:53:18
真莉愛が装填されたブラスターをテーブルに置く。
チーズがとろけたピザを口に持っていきかけたところで、関は凍りついた。

「召喚命令に従ってもらえると判断していいんですね?」真莉愛が言う。
関はピザを皿に戻すと、膝の上の皿をテーブルに置いた。

立ち上がり、部屋のなかをうろうろと歩き始める。
「分かってるさ、そのぐらい…」関は顔をそむけて冷静になろうとした。
次に真莉愛を見たときには、その目に絶望が浮かんでいた。

関は片側の壁から反対側の壁へと5歩で歩くと、また引き返した。
片手で髪をかき上げて心を決めた。

キッチンから持ってきたナイフをすばやく取り出すと、真莉愛の胸めがけて突き出す。
とっさに身をひるがえした真莉愛の左の肘が深く切られた。
同時に真莉愛の右手首が目にも止まらない速さでしなった。
ナイフを関の手から叩き落とすと、さっと屈みこんで床に手をつき、脚を旋回させる。

関の顔面に真莉愛のかかとがヒットして鼻が折れる鈍い音がした。
関はもんどり打って転んだが、ほとんど瞬時に立ち上がり、牛のように頭から真莉愛の腹部に突っ込む。
真莉愛は逆さまの体勢で壁にぶつかった。

関は転倒の勢いに身を任せ、何度も真莉愛を壁にぶつける。
そしてそのまま壁をぶち破り、ふたりは隣の部屋へと転がりこんだ。

関の巨躯にのしかかられ、2度顔を殴られた。
駄目押しの一撃を見舞おうと振りかぶった関の隙をついて、真莉愛は拳を握りしめ関のあごを強打した。

目の前で星がくるくると回り、関はうしろにひっくり返る。
真莉愛は顔をしかめながら関に馬乗りになり、鼻とこめかみに何度も拳を打ちつけた。


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