小説のびしろ他

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16：かたるパフェ：2016/03/31(木) 05:22:44: はーちんとむろたん１７

彩花は涙ながらに日本昔話調から自分のスマイレージ時代の思い出話独り言調に変わり独演していた。
みずきは彩花の話と彩花が歌うあまのじゃくを聞いて｢ビクッ｣とした。
みずき｢まさか、私むろとはーちんの事を遠回しに言っているのでは・・・和田さんはなにもかもお見通し心の中もお見通しでは・・・｣。
彩花独演を一段落するともんじゃが入った器が運ばれてきた。
彩花｢さあ焼くぞっ｣
もんじゃは普段みずきが率先して焼いていたがみずきの御株を奪い彩花がもんじゃを焼き始めた。
しかもみずき語まで真似され｢焼きぞっ｣と語尾に｢ぞっ｣を付けられた。
みずき｢和田さんに私の行き着けもんじゃ屋を乗っ取られたみたい・・・｣。
彩花｢りかこあいあいもやしは最近成長した大豆みたく筋肉の元となるみたいな説が出てきたからもやしも食べて筋肉付けるんだぞっ｣
とりかこまほにもやしを食べるように促した。
もやしは全く栄養が無いと言われていたが大豆同等栄養があり筋肉を形成する成分があるのでは？みたいなまだ賛否はあるがそういう説を彩花は把握していた。
もんじゃが程よい具合に焼けてきて煮えてきて彩花始めみんなで食べる。
食べながら彩花はまた話題をふった。
彩花｢最近はバチカンにある聖ペテロ像とかに関心あるんだぁあとヨーロッパ各地にあるキリスト画とかもねっ♪聖パウロ像なんて何百年前から聖パウロの足を撫でると救済されるみたいな言い伝えがありたーくさんの人が聖パウロの足を撫でたらしいんだ、バチカンに行き撫でてみたいなぁ・・・｣
りかこ｢和田さんの専門は仏教系美術では？｣
とりかこが不思議そうにたずねた。
彩花｢仏教の教え特に禅宗では仏教の教えのみに集中するとかえって精神がやられる禅をやり過ぎて禅病もあるしみたく仏教は時として薬にもなるが毒にもなる故にたまには仏教から離れなさい別の教え考えが違う教えも学びなさいさもなければ執着を生む執着はよろしくないみたいな教えもあるんだよ。偏り過ぎたら全く逆の教えや価値観も学びなさいさすれば中道でバランス良くなるみたいなね｣
りかこ｢？？？？｣。

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