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プロ野球20世紀・不屈の物語
落合との対決で印象を残すもライバルの江川が引退……。西本聖、中日でプロ15年目の初タイトル、そして“21年目”のフィナーレ/プロ野球20世紀・不屈の物語【1987〜95年】
2020年12月29日(火) 11:05
歴史は勝者のものだという。それはプロ野球も同様かもしれない。ただ我々は、そこに敗者がいて、その敗者たちの姿もまた、雄々しかったことを知っている。
逆風をエネルギーに変えて

89年、中日移籍1年目に20勝をマークした西本
ドラフト外で1975年に巨人へ。最初は同期のドラフト1位、甲子園でアイドル的な人気を集めた定岡正二をライバルに定め、「誰にも負けない」と自負する猛練習で台頭した。79年には空前の騒動を経て江川卓が入団。才能あふれる“怪物”に対して、すさまじい努力で挑む姿は江川を触発し、たがいに切磋琢磨する珠玉のライバルストーリーが紡がれていった。そんな西本聖については、この連載の最初で紹介している。日本シリーズでは江川を超える印象を残すこともあったが、シーズンの白星では84年に15勝で並んだだけで、江川をしのぐことができずにいた西本。だが、江川との物語は唐突に幕が降りる。
87年、江川は13勝。一方の西本は「パ・リーグでは打ったかもしれないけど、セ・リーグでは違うぞ」(西本)と、ロッテで3度の三冠王に輝きながら中日へ移籍してきた落合博満に対して武器のシュートで攻めまくる名勝負を演じたものの、8勝に終わる。そんなオフ、江川が突如として現役引退を発表したのだ。「ずるい、逃げられた、と思いましたね(笑)」と西本は振り返る。プロ13年目、2年連続で2ケタ勝利に届かず、苦しんでいた西本は、自らを発奮させる存在を失ってしまったのだ。
そんな西本に逆風が吹き始める。ふつう逆風が吹けば苦境も深まるものだが、西本の場合は、逆風、それも上のほうから吹き下ろしてくるような逆風は、最強のエネルギー源だった。消えかかっていた闘志の炎は、ふたたび燃え盛る。89年に中日へ移籍。トレードの相手は捕手の中尾孝義で、西本と投手の加茂川重治との2人との交換という、かつて江川との二枚看板で巨人を引っ張った西本にとっては屈辱的なトレードでもあった。このとき、巨人のフロントには「西本は闘志むきだしで巨人に立ち向かってくるはずだ。中日へ出していいのか」という声があったが、藤田元司監督は「ライバルのチームでも、こういうトレードをすることが球界の活性化につながる」と言ったという。
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