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お芋さんから始まる小説スレ

4第2話 英会話が出来る娘。(前編):2015/11/11(水) 22:06:05
闇市の店番の仕事へと向かうはーちん
周りの店の人間に挨拶しながら自分の任された店に着き仕入れてきた品物を並べる雇い主の親父に話し掛ける

尾形「おやっさんもうちょい給料上げてくれへんか?」
親父「なんだと糞ガキ!ちょいとばかり客や周りの店番から人気があると思って調子こくなよ!
お前の代わりなんぞこの街には掃いて捨てる程いるんだからな!」
尾形「すんまへん…」

すごすごと仕事を始めるはーちん

親父「てめえ身の丈を考えてものを言え!
じゃあ後は任せたぞ!」

品物を並べ終え確認をして店を出る親父を見送るはーちん

(確かにおやっさんの言わはる通りや!ウチは客に人気あって売り上げがええ言うても代わりは一杯おる!
頭には来るけどいくら売り上げが良くても男の子の様な力仕事はせず店番だけの仕事なのに男の子と同じ給料くれる所は中々無いんや…
うるさい事ばかり言わはるけど闇市で店開く様なえげつない親父の中ではまだましや
極たまにやけど売り物にならへん食い物(半分腐ったモノ)くらはったりするし
他なら男の子より給料安くて当たり前やし身体目当てで女の子雇う奴もおる
我慢せなアカンよな…)

はーちんがそんな事を考えてる内に客が集まってきた
尾形「いらはい!いらはい!ええ品物揃ってまっせ〜♪」

気持ちを切り替えて集まってきた客をどんどん捌くはーちん
そんなはーちんをじっと見つめる少女がいた…

(中編へ続く)


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