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お芋さんから始まる小説スレ

26第21話 絡まれている娘。 (前編):2015/12/08(火) 20:12:28
譜久村「歌手になって頂きたいのです!」
尾形羽賀「はっ…?」
譜久村「聞こえませんでした?
わたくしあなた達に歌手に…」
尾形「聞こえてるで!」
羽賀「うん…」
譜久村「どうでしょう?」
尾形「どうもこうも無いがな…
ウチらみたいなもんに良くしてくれるし悪い奴には見えんから百歩譲って騙しているんとちゃうにしても無茶苦茶や!」
譜久村「そうかしら?あかねちんの歌に魅力ははーちんもご存知でしょ?」
尾形「そらせやけどそないに簡単にあかねちん歌手になれる程世の中は甘うないやろ!
生き馬の目を抜く世界の芸能界にあかねちんを行かせたないねん!」
譜久村「確かにあかねちん1人を歌手にするなら無理強いしませんけどはーちんもご一緒なら如何かしら?」
尾形「はっ?何言うてはるん?ウチは…」
譜久村「はーちん!あなた大阪にいらした時フィギュアスケートやってらしたでしょ?」
尾形「な、なんでそれをあんたが知っとるねん…」
譜久村「実はわたくしはーちんが滑っている姿を拝見した事ございますの♪」

大阪時代の自分をフクちゃんが知っていた事に動揺し黙り込むはーちん
あかねちんが心配そうにする

羽賀「はーちん大丈夫?」

答えないはーちんに少ししまったという表情になるフクちゃん


羽賀「フクちゃんわたし達今日は帰っていいかな?」
譜久村「も、勿論…」
羽賀「フクちゃん今日はありがとう♪ごちそうさまでした!」
譜久村「またね…」

帰る2人を見送るフクちゃん…

譜久村(大阪時代の事を言ったのは間違いだったかしら…はーちんの心を閉ざしてしまったかもしれない
でもなんとかしてあのお2人のお力も貸して頂かないと…)

店を出て帰り道の2人

羽賀「はーちん本当に大丈夫?」
尾形「あ、あぁ大丈夫やで…」
羽賀「やっぱりこっち来る時にお友達に騙された事が…」
尾形「それはもうそないに気にしてないねん!
ある意味ウチがあかねちんに出逢う切っ掛けを作ってくれた訳やし…」

その時路地裏で何か揉めている声が聞こえた…

チンピラA「おいこらシカトしてんじゃねえよ!」
チンピラB「調子こいてると輪姦すぞ!!」

2人が様子を見に行くと誰かがチンピラ共に絡まれているようだ…

尾形「あっ…チェルや!」
羽賀「あの子がチェルちゃんなの?」
尾形「せや!早よう助けたらな!!」
羽賀「はーちん相手が5人もいるからあの作戦使おうよ♪」


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