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お芋さんから始まる小説スレ

25第20話 街頭ラジオを聞く娘。 (後編):2015/12/06(日) 20:01:28
駅前から少し歩いた所にフクちゃんの行き付けの店はあった
洒落た煉瓦造りで洋風ないかにも高級店といった感じである

尾形(あ、あかん譜久村はんはともかくウチやあかねちんみたいな格好の者がこんな店入ってもええんやろうか…)

はーちんは緊張の面持ちだがあかねちんは満面の笑顔である

羽賀「フクちゃん凄いお店だね♪
あかねどんなお料理が出るか楽しみ!」
譜久村「とっても美味しいわよ!」
尾形「ちょい譜久村はん!あんたは問題無いやろけどウチらが入って問題無いんか?」
譜久村「大丈夫ですわ♪心配なさらないで!」

フクちゃんが店の中へと入っていくとあかねちんが続きはーちんも中へ…

ボーイ「いらっしゃいませ譜久村様!
あっちょっとそこの2人…」

はーちんとあかねちんの入店を止めようとするボーイ

譜久村「こちらのお二人はわたくしの大切なお友達なんですが何か問題でも?」
ボーイ「いえ…只今お席の方ご用意致します!」
譜久村「お願いします♪」
尾形(なんか痛快やわwウチらみたいなのは普通の飯屋でも摘まみ出されたりする事もあるのにこんな高級店に入れるなんて…
正直ちょっと嫌味やけど譜久村はんカッコええと思うで♪)

フクちゃんは気を利かせて2人にスプーンで済むオムライスビーフシチューにサラダとスープを頼んだ
料理が運ばれてくるとあかねちんはオムライスを選びはーちんはビーフシチューを選んだ

羽賀「フクちゃんこれすっごく美味しいよ♪玉子がトロトロで中のご飯も美味しい!色も綺麗だし!」
譜久村「そう!喜んで貰えてわたくしも嬉しいですわ♪」
尾形「あかねちん!こっちのビーフなんとかも美味しいで♪
こら凄いで!ウチが大阪いた時食べたもつ煮込みより美味いかもしれん!」
羽賀「あっズルい!あかねもビーフなんとか食べたい!」
尾形「アカンで!そんなん行儀悪いで!
なぁ譜久村はん」
譜久村「大丈夫ですわ!調理長もこれだけ喜んで食べて頂ければ嬉しいはずです♪」

フクちゃんはボーイを呼ぶと取り皿を用意させ2人はお互いの料理を食べた

羽賀「あかね幸せ…フクちゃんありがとう♪」
尾形「ウチもや…譜久村はんありがとうやで♪
さっき意地張らんで良かった!」
譜久村「どういたしまして♪」
尾形「せや!ほんで譜久村はんのお願いってなんでっか?」
譜久村「あらそうでした忘れてましたわ!こちらのお願いというのは…」


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