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お芋さんから始まる小説スレ

18第13話 休日を迎える娘。:2015/11/24(火) 20:32:30
フクちゃん闇市に来てから数日後はーちんが仕事を終えいつもの如く我が家であかねちんと2人でお芋さんを食べていると…
はーちんがおやっさんが仕入れの為に遠征するので明日は店番の仕事が休みだとあかねちんに伝えた
久しぶりにどっかに遊びに行こうとあかねちんが言い出した

尾形「そうしたいのは山々やねんけどウチら仕事休んでもお腹は休んでくれへんねん…
ウチらみたいなその日暮らししか出来へん人間はいつでも金稼がなどうもならん
飢え死にしたなかったら毎日働かなあかんねん…
だからいつもの駅前で靴磨き終わったら他の所も回ってみるんや
ほいたらもし今のおやっさんの店をクビになってもなんとかなるし…」
羽賀「うん…でもはーちんもたまには体休めないと…」
尾形「ウチは大阪の街で鍛えられとるさかい大丈夫や!
あかねちんには寂しい想いさせてごめんやで!
でもいつかウチも店持って一杯銭稼いだるねん!
ほいたらあかねちんに寂しい想いもさせんしなんでも好きな物食べさせたるし好きな所に行かせたるねん!
だから今は我慢してな…」
羽賀「でも1日休んだ位なら…」
尾形「今は明日食べるモノも無いん…」
羽賀「はーちんごめんなさい!
実ははーちんが仕事行ってる間にまた通りで歌って食べ物貰ったの」

あかねちんが部屋の隅からいくつかのお芋さんとキュウリと飴ちゃんを持ってきてはーちんに見せた…

羽賀「ねっ!だから明日の食べ物は大丈夫だよ♪」

するとはーちんはちょっと怒り出した

尾形「あかねちん通りで歌うんは止めて言うたやろ!
ヤー公やチンピラが絡んできたらどないすんねん!!」
羽賀「ご、ごめんなさい…」
尾形「あかねちんがそないな危ない真似してもしもの事があったらウチ…ウチ…」

はーちんは泣き出してしまった…

羽賀「ごめんはーちん!もう危ない事しないから」

あかねちんは泣いてるはーちんを優しく抱き締めた

尾形「なんかこないな事で泣いてしもうてゴメンな
あかねちん守っていく言うたんに…
よっしゃ折角あかねちんが食べ物貰ったんやから明日は気分転換にどっか行こか!」
羽賀「やった〜♪行こう!行こう!どっか行こう!」

明日を楽しみにしながら眠りにつくはーちん&あかねちんであった


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