小説タイムパラドックス娘。

18：かたるパフェ：2015/07/04(土) 17:50:13: あかね｢ど・・どうしよう小道具を壊してしまった・・・｣
あかねは舞台で使う千なり瓢箪を割ってしまったのだ。
｢どした？｣あかねがいる部屋に入ってきたのは心配性で実権は大御所徳川家康にあり将軍とは名ばかりのあかね演じる千姫の父親で豊臣秀頼の義父であり敵方の名ばかり大将の徳川秀忠役のまあさだった。
あかね｢小道具の瓢箪を壊してしまいましたぁっ・・・・｣
まあさ｢あっ瓢箪割ったなぁ・・・しょうがないボンドでくっ付けようバレないって誰にも言わないから｣
と言ってまあさは引き出しをがさごそしボンドをみつけ割れた瓢箪にボンドを塗った。
まあさが引き出しをがさごそしてると｢危険物！！絶対に触るな！角川より！｣と貼り紙がしてある瓶があった。
まあさはそれにきずかず瓢箪をくっつけた後ボンドを引き出しにしまった。
まあさ｢大丈夫大丈夫あかねちん気にすんなっドンマイ！｣

レッスンから帰宅したあかね宅に祖母が来ていた。
｢おばあちゃんひさぶり｣
祖母｢久し振りだねぇ身長も伸びて｣
夜は自宅にいる父親と母親と祖母で食事をした。
食事中テレビのニュースがついていた。
祖母が作った鯉の煮付けと野沢菜漬けを頬張るあかね祖母｢今の政権は増税増税でダメだねぇ！！長野も住民税が高いし・・・そういえば私のお父さんお祖父さんから聞いたけど・・うちの御先祖様は真田の地というだけで代々徳川から膨大な年貢を取り立てられたと聞いた今も昔も税地獄だわっ・・｣とあかねの祖母は愚痴をこぼした。
あかねは政治に全く関心がないが先祖の話には関心があった。
あかね｢年貢？先祖？先祖はどんな人だったの？｣とあかねは祖母に聞いた。
祖母｢あなたのひいお祖父さんのお祖父さんあたりは長野で農家をしていて厳しい年貢に取り立てられてたんだよそのお祖父さんのお祖父さんのお祖父さんの代は真田幸村様に支えた猛将でねぇ！幸村様が大坂で勇敢な討ち死にをした後に亡骸を信州に持ち帰ったもののふの一人だったその後は農業に鞍替えし田畑を耕し・・・｣。

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

（画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります）

小説 タイムパラドックス娘。

小説タイムパラドックス娘。