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長編小説集
22
:
かたるパフェ
:2015/05/29(金) 16:19:23
里保はやや濃いめの顔つきの女性をじっくりみた
「すずか・・・」
女性はすずかと言う名前で里保の顔見知りだ。
すずか「元安川沿いの遊歩道でいつもダンスレッスンしたよな?」
里保「元安川?さぁ?どこを流れてる川でしょうか?知りません。」
里保は2017年になり二十歳寸前で給与と印税がアップし高収入になり 寮のワンルームから渋谷の高級マンションに引っ越し借りていて S・A級アイドル気取りになっていた。
「渋谷の女よ」みたいな面構えだ。「元安川なんてどこにあるか知らねぇよ」とわざと惚けてみせた。
すずか「広島のスクール時代になかなかダンス上手くできなくて スクール後に元安川沿い遊歩道で自主レッスンしたの忘れた? そのときの気持ちを忘れたから ファンからスルーされんのよ」。すずかと里保は広島のダンススクール仲間だった。
里保は「うっざぃたいなー」みたいな顔で
「後ろの方がつかえてるので握手終えた方は先に行ってください」と会場警備係みたいなよそよそしい態度で すずかを先に行かせようとした。
里保はまたショックを受けた。
数人の龍の刺繍のスカジャンを着て金髪のヤンキー風女の子グループが一斉に里保の握手をスルーして 香音と握手していたのだ。
会話の内容は「広島から来た路上ヤンキーダンスグループですけん 香音ちゃんのファンです!!」。
なにやら広島から来たギャルサーダンスグループと違いヤンキーサーダンスグループらしき女の子が里保の握手をスルーしたのだ。
里保はこれにはショックだった。
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