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短編小説
56
:
かたるパフェ
:2019/05/24(金) 17:01:45
12
神社には観音像や弁財天像がいてやや古風な神社だった。たぶん古代中世の古神道とお寺が融合し明治時代に神社に分離された神仏融合系神社だろう。
比較的華やかさはなく地味でしっとりとした風情の神社だ。
くるみ「御神籤を引こう」と言うと全員で御神籤を引いた。
くるみは「凶」だった。くるみは大喜びした。
くるみ「凶は有難い試練と大吉の手前て言う意味で一番良い結果なんだよ」
他の子も「吉」「中吉」ばかりだ。
くるみ「みんな大吉がなくて良かったねぇ 大吉は災の手前だから あとは落ちていくのみみたいな」
と言うと全員頷く。
弁財天や観音菩薩はイエスキリストや阿弥陀如来と違い御利益を簡単に与える神仏だ。しかしそのぶん慢心邪心傲りを抱くとすぐ落とす神仏なのだ。慢心邪心悪心罪穢れも受け入れる阿弥陀如来やイエスキリストとは違いある意味厳しい神仏だ。顔付きだけなら不動明王のほうが厳しそうだけど不動明王はなんでも受け入れる。
弁財天や観音菩薩は顔付は優しいけど案外厳しい神仏なのだ。
桃姫の慢心傲りを憂うくるみが何故か弁財天や観音菩薩が本尊崇めたて祀られてる神社に来たのは偶然なのだろうか神仏の警告なのだろうかは分からない・・・。
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