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さゆえり「れいなはココが感じるの?w」5@新狼

1名無し募集中。。。:2014/05/25(日) 00:02:24
このスレのプロローグ――
さゆえりレズSEXを不意に目撃してしまったれいな
拒否反応を示して嫌悪感をあらわにするれいなを捕獲するさゆえり
抵抗するれいなを口封じのために2人で気持ちよくさせて一言
さゆえり「れいなはココが感じるの?w」
れいなは抵抗するものの、自然と漏れてしまう甘い吐息
れいな「ハァハァ」

キャラ紹介兼相関図最新ver.
http://image02.wiki.livedoor.jp/m/9/mdpg119/4a3d6cffa630dabb.jpg
かめれな世界相関図
http://www.hayasoft.com/reina-her-ways/cgi-bin/src/rena-pai0573.jpg
学年まとめ
http://image01.wiki.livedoor.jp/m/9/mdpg119/05eb84fab2469c9c.jpg

前スレ
さゆえり「れいなはココが感じるの?w」4@新狼
http://yy21.kakiko.com/test/read.cgi/morning/1390394170/

まとめサイト
http://seesaawiki.jp/w/e6esr/

606名無し募集中。。。:2015/01/12(月) 21:41:24
みんな完全無視だけど2ちゃん治ったの?

607名無し募集中。。。:2015/01/12(月) 22:15:17
ただの読者はいますよ
狼は治ったり落ちたり

608名無し募集中。。。:2015/01/12(月) 22:25:49
^-^)<れいなのおしりの後ろに居ますよ

609名無し募集中。。。:2015/01/12(月) 23:45:03
明日は立ててみようかな

610名無し募集中。。。:2015/01/13(火) 00:38:34
スレ立てようとしたけど規制されてたorz
誰か代わりにお願い

611名無し募集中。。。:2015/01/13(火) 18:44:23
( ■_■)< おまたせ致しました。

さゆえり「れいなはココが感じるの?w」73 [転載禁止]©2ch.net・
http://hello.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1421141923/

612名無し募集中。。。:2015/01/15(木) 03:40:02
スマホに変えてから規制ばっかり…落ちなきゃいいな

613名無し募集中。。。:2015/01/15(木) 15:18:59
今スマホで書けるらしいよ

614名無し募集中。。。:2015/01/15(木) 23:06:00
機内モード連打しても書き込めなくなった(T_T)

615名無し募集中。。。:2015/01/19(月) 18:05:51
平井堅の「君の好きなとこ」聴くと鞘香鈴里が思い浮かぶ

616名無し募集中。。。:2015/01/25(日) 00:35:06
では…香音ちゃんが再復帰して13人がようやく揃った記念にちょいと小ネタを
いらねーよ!という方&苦手な方は平にご容赦のほどを……

617名無し募集中。。。:2015/01/25(日) 00:35:54
「あ……お星さま、見えた」
「どれどれ?」
香音の声につられて、鞘師君は窓辺に歩み寄り、そっと空を見上げた。
相変わらず雲が多いものの、雲の切れ間からキラキラと星が顔を覗かせている。
「……綺麗じゃの」
「うん、それに美味しそうだよね」
「は?」
突然の言葉に、鞘師君はキョトンとする。
「美味しそうって、星が、か?」
「えへへ……何だかさ、星がおっきくって金平糖みたく見えたんだもん」
照れ笑いをするバスローブの香音の肩を、鞘師君は苦笑しながらそっと抱いた。
「晩飯、足らんかったんか?」
「ううん。お腹いっぱい!」
「それなら良かったけど……」
「けど?」
「僕は、ちと足らんのじゃ」
「え!あんなに食べてまだお腹空いてるの?!」

眼を一杯に見開いて驚く香音を、鞘師君はじっと見詰める。
ああ、この目の中に吸い込まれてみたいのう。
ふと、そんなことを考えながら、鞘師君は答える。
「まだ、一番好きなモン、手ェ付けとらんじゃろ」
「何?好きなモン、って」
少しだけ力を込めてこちらに振り向かせ、頬にそっと手を添える。
「香音ちゃん、じゃよ」
「バカ……………」
顔を赤くして俯く香音の顎に手を滑らせて、スッと顔を上げさせる。
僅かに潤む眼がキラキラと輝く。星よりもずっとずっと綺麗だ。
「足、だいぶ治ったな」
「うん。もう、歩けるようになったしね」
「じゃけん、無理はいかんぞ」

618名無し募集中。。。:2015/01/25(日) 00:37:08
ふと、香音は、いたずらっ子の様な笑みを浮かべた。
「じゃ、もうこのまま寝る?」
「え?!」
「だってさ、無理はダメなんでしょ?」
鞘師君は情けなさそうに眉根を下げた。
「それは無いじゃろぉ、香音ちゃぁん……」
「ふふっ、ウ・ソ♪」
くすくす笑いながら、香音は鞘師君の胸に顔を伏せた。
「あったかいね、里保ちゃん」
「香音ちゃん……」
「あのさ……」
「ん?」
「あたしも……」
香音はフッと目を閉じた。
鞘師君の頬に柔らかく湿ったものが触れる。
「里保ちゃんに、こうやって抱いて貰うの、待ち遠しかったんだよ」

鞘師君は、もう一度香音の顎に手を添えて顔を上げさせた。
切なそうな眼差しで鞘師君を見詰めた後、香音は、もう一度目を閉じる。
ふたりの吐息が重なり、重ねた唇で互いのそれを飲み込む。
鞘師君が差し入れた舌に香音はおずおずと自分の舌を絡めると、ピチャッ、クチュッ、と、微かな水音が静かすぎる部屋に響いた。
「香音ちゃん……湯冷めするけぇ、ベッドに行こうか」
「うん……………」

ふたりにあてがわれた部屋のベッドは、当然の如く、キングサイズのダブルベッドだった。
いつもの面々で来ているこの旅行の名目は
『イイクボグループの新築のホテルの使い心地やレストランの料理をモニターする』
というものだったが、インフルエンザやら怪我やらが頻発した面々の気分転換を兼ねてのものだろう。
特に、大怪我とインフルエンザにダブルで見舞われた香音と鞘師君には、
『バリアフリーのモニターも兼ねて』
と、他の者とは違う階のラグジュアリールームがあてがわれていたのだ。

619名無し募集中。。。:2015/01/25(日) 00:38:47
「待ったよ……待ちくたびれたよ……香音ちゃん……」
耳元でささやき、ちゅっと耳朶を吸う。
香音の唇から、アツい吐息が零れる。
それが鞘師君の耳にかかり、ゾクッとして、思わず躰がアツくなる。
舌を香音の首筋やうなじに這わせながら、背中、脇腹、腰、と、バスローブ越しに掌を滑らせる。

顔を離して香音を見下ろし、バスローブのひもを解くと、待ちわびた生まれたままの香音が、鞘師君の眼に飛び込んできた。
久し振りのその光景に、思わずゴクッとつばを飲み込む。
鞘師君の手には到底収まりきれない豊かな膨らみに、そっと指を沈ませる。
「んっ!んんんんんっ!」
香音はギュッと口を引き結ぶ。それでも堪えきれなかった声が、僅かに唇の隙間から漏れる。
「香音ちゃん……」
「な……な、に……?」
「久し振りなのに、声も聞かせてくれんのか?」
「だ…だっ、て………」
「ん?」
「こんな、しずか、なの、に……きこえ、ちゃう、よぉ」

鞘師君は、香音の耳元に、そっと顔を寄せてささやく。
「雪の所為じゃろ」
「ゆ、き……?」
「雪が音を吸い込むんじゃ」
「で、でも……」
「大体、他のみんなは違う階にいるじゃろうが」
またも鞘師君は深いキスをして、香音の唇を開かせる。
そのまま、香音の膨らみに唇を落とし、頂の薄紅色を、そっと、優しく、吸う。
「ぁあんっ!」
ようやく聞けた声に、鞘師君の頬が緩む。

香音の啼き声は、次々に真っ白な雪に吸い込まれていった。
鞘師君の荒い息も、ねっとりと闇に溶けていった……………。

620名無し募集中。。。:2015/01/25(日) 00:39:43
翌日。

飛行機を待つ間、亜佑美は真っ赤な顔をして俯き、座っていた。
隣に座る工藤君も真っ赤な顔をしていたが、時折、ちらちらと羨ましそうな視線を鞘師君に送っていた。

鞘師君は、疲れ切ったように、それでも、満足そうな笑みを浮かべて、香音の胸に顔を埋めて眠っていた。
香音もまた、疲れ切ったように、鞘師君の頭に自分の頭を乗せて眠っていた。

さくらもまた、真っ赤な顔をして身を縮込めていた。
それは、鞘師君達の所為では無く、佐藤君がさくらを抱き枕代わりにし、胸元に頬を寄せて眠っていた所為なのだろう。

生田君は、自分の周りに荷物でバリケードを作り、拗ねた表情で肘掛けを抱え込んで眠っていた。
そのバリケードの隣には、ちょっとだけ泣きそうな顔をした聖がいた。

そして春菜は、佐藤君やさくらが連れてきた新顔の4人に、空港ラウンジの使い方を説明していた。
4人は、目を輝かせて見慣れぬ設備に見とれ、興味深そうにあちこちを見回す。
その中で、お調子者のような関西弁の少年は、ニヤニヤしながら時折4組のカップルに視線を走らせていた。
少年にきつく視線を当てて黙らせながら、春菜は、深く溜息を吐いた。

621名無し募集中。。。:2015/01/25(日) 00:42:03
以上になります
短い書き流しの妄想で申し訳ありません
香音ちゃんまだまだ無理はしないでくださいね

622名無し募集中。。。:2015/01/25(日) 02:07:20
乙です

でも本スレ落ちちゃった(T_T)
auスマホの巻き添え規制のせいで全く保全できず
自由に書き込める人いたら油断せず小まめに保全頼むよホントに…

623名無し募集中。。。:2015/01/25(日) 07:06:13
あらら騒動で落ちてしもたか

624名無し募集中。。。:2015/01/25(日) 09:02:57
>>622
621ですけど呑気にしてて本スレの様子は見てませんでした
申し訳ありません

625名無し募集中。。。:2015/01/25(日) 09:05:35
12期きたあああああああ
乙です!

626名無し募集中。。。:2015/01/25(日) 09:37:12
12期の性別が気になりますね

あと生田君どうしちゃったんだろう

627名無し募集中。。。:2015/01/25(日) 11:31:43
まりあに生えてる可能性!

628名無し募集中。。。:2015/01/25(日) 11:53:27
フクちゃんがまりあ(♂)を野球部の女子マネだと勘違いして
http://stat.ameba.jp/user_images/20150124/20/mm-12ki/d8/9c/j/o0480037813198348849.jpg
↑を見て生田君に激昂、後にまりあ(♂)が男子だった事がわかりラブラブ仲直りHするもフクちゃんがまりあ(♂)の事を気に入ってしまい、気が気でない生田君

まで妄想した。

629名無し募集中。。。:2015/01/25(日) 12:07:49
道重君がだまっちゃいない

630名無し募集中。。。:2015/01/25(日) 13:20:11
でもまりあくんは道重くんを崇拝してるんだろ
暴走キャラっぽいし可愛い男の子にスキスキスキー!と迫られた時シゲはどうなるんだろうか?

631名無し募集中。。。:2015/01/25(日) 13:23:30
まりあ(♂)って事はシゲ(♂)の大好物って事じゃないか…
まりあ(♂)に興味を示す道重君に嫉妬の気持ちを覚え後ろから抱きつく鞘師君の物語ありますか?

632名無し募集中。。。:2015/01/25(日) 13:27:54
http://kzho.net/jlab-giga/s/1422156748433.jpg

633名無し募集中。。。:2015/01/25(日) 14:37:11
>>623
騒動ってイスラム国?

634名無し募集中。。。:2015/01/25(日) 15:12:01
>>631
さゆりほ…じゃないしげさやかw

635名無し募集中。。。:2015/01/25(日) 15:36:07
まりあ君は牧野ホールディングスの御曹司で
小さい頃舞踏会デビュー時に会場で迷子になった所に
シゲに助けられてからシゲを崇拝(憧れて)して
女装や学校を真似ている

という妄想をしてみた

636名無し募集中。。。:2015/01/25(日) 15:45:51
まりあ君は幼馴染のあかねちゃんに献身的な感じがする。
鞘香の鞘師君のようなまーどぅーの佐藤君のような

637名無し募集中。。。:2015/01/25(日) 17:47:40
新作きてたー!
12期もきたー!

万年発情期の鞘師君が待ちに待ったのだから一発じゃ済まなかったろうな

ノd0゚´ー´リ+ テカテカ
从*?菑騃?)

638名無し募集中。。。:2015/01/25(日) 17:54:59
まさかの文字化けorz

639名無し募集中。。。:2015/01/25(日) 18:39:24
一晩中ねっとりかw

640名無し募集中。。。:2015/01/25(日) 22:14:21
そろそろ鞘香鈴里以外もお願いしたい

641名無し募集中。。。:2015/01/26(月) 00:42:45
飯窪さんコージ苑は止めといたほうがよろしいかとw

642名無し募集中。。。:2015/01/26(月) 14:23:21
 
.ノノハヽ
川*- 。.-) タイクツー
( つ* ^_〉^)

643名無し募集中。。。:2015/01/26(月) 20:52:00
ノc|*` ヮ´) <ならエッチしよエッチ♪

644名無し募集中。。。:2015/01/27(火) 13:17:01
http://i.imgur.com/dYfVSjA.jpg
http://i.imgur.com/z3dr5iG.jpg
http://i.imgur.com/Exl3dIl.jpg

ラブラブとアッーー!!

645名無し募集中。。。:2015/01/27(火) 15:27:04
あゆみん積極的だなおい

646名無し募集中。。。:2015/01/27(火) 15:46:15
川c*-∀-)´。 `obヽ

647名無し募集中。。。:2015/01/27(火) 18:14:54
いつちゅー

648名無し募集中。。。:2015/01/27(火) 22:16:31
本スレ立てる?

649名無し募集中。。。:2015/01/27(火) 22:58:58
立てて欲しいけど保全係の自分がau 規制中だからすぐ落ちないか不安

650名無し募集中。。。:2015/01/27(火) 23:02:50
保全頑張るのでお願いします

651名無し募集中。。。:2015/01/27(火) 23:21:12
立てたよー

さゆえり「れいなはココが感じるの?w」73.2
http://hello.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1422368045/

652名無し募集中。。。:2015/01/28(水) 00:24:53
ありがとうございます

653名無し募集中。。。:2015/02/02(月) 00:21:29
テスト勉強の憂さ晴らしに、あややの「夕暮れ」を聞きながら書きました。
エロくも面白くもないです。雰囲気重視です!!
主人公は女子高生さゆです。

http://www1.axfc.net/uploader/so/3403553

脈絡なく投稿してしまって申し訳ありません。

654名無し募集中。。。:2015/02/02(月) 20:14:22
切なくて可愛いお話をありがとうございます
とうの昔に忘れていた少しだけ苦くて少しだけ甘い気分を思い出しました
“彼”サイドからのアナザーストーリーも読んでみたいですね

655名無し募集中。。。:2015/02/02(月) 22:55:55
JKさゆキャワ
亀井♂vs田中♂でさゆを取り合って欲しいw

656名無し募集中。。。:2015/02/03(火) 03:05:58
感想ありがとうございました。
嬉しくって、つい、もう一話書いてしまいました。
SEXY BOYを元に書きました。今度の主人公は女子高生れーなです。
微妙に昨日のとリンクしています。(亀井君の雰囲気はちょっと変わりますが)

http://www1.axfc.net/u/3404484

相変わらず、雰囲気頼りではありますが、少しコメディー要素を増やしたつもりです。

657名無し募集中。。。:2015/02/03(火) 13:58:54
モテ男亀井君に嫉妬!!!

658名無し募集中。。。:2015/02/03(火) 20:36:09
切ねぇ(T_T)
jkれいなもjkさゆも両方共ハッピーエンドで終わるだろうか…
とりあえずjkれいなにボディブローもらいt(ry

659名無し募集中。。。:2015/02/03(火) 23:28:18
ちゃんとセクボの歌詞入っててすげーw
れいな→絵里の片想い的な設定はこのスレでは珍しくてキュンキュンきますね
続きがよみt(ry

660名無し募集中。。。:2015/02/04(水) 01:28:05
感想ありがとうございます。書く活力が湧きました!
続きを期待してくださる方がいるのに申し訳ありませんが、
とりあえず、下ので最後になります。

http://www1.axfc.net/u/3405119

最後は亀井君視点で書きました。元ネタは涙一滴です。
女子高生さゆと同級生の亀井君の別れるときの話です。
この三作の中で一番辛気臭いと思いますが、一先ず、これで一区切りです。
本当に何の脈絡もなく投稿してしまって申し訳ありませんでした。

661名無し募集中。。。:2015/02/04(水) 17:41:35
さよならと言われるより言う方がきっとツラい
ってマッキーの名曲を思い出した(T_T)
また気が向いたら是非書いてみてください!
おつでした

662名無し募集中。。。:2015/02/05(木) 01:53:18
切なくて愛しい物語をありがとうございました
心が思うように動かなくなった今ですが苦甘酸っぱくて心のメーターが振り切れそうになった時を思い出しました
テスト勉強そして本番頑張ってくださいね

663名無し募集中。。。:2015/02/05(木) 10:02:03
感想ありがとうございました。
少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。
ぜひ、元ネタの曲を聴きながら、歌詞を思い返しながら、読んでみてください。
テストもきちんと頑張ろうと思います!
また何か書いたら投稿させていただくかもしれないので、その時はよろしくお願いします。

664名無し募集中。。。:2015/02/05(木) 15:59:30

流れをブッタ切って……
今年初の更新です。
明けましておめ(作者をタコ殴りにして以下省略)
まずは小ネタなブツをどうぞ。

665名無し募集中。。。:2015/02/05(木) 16:00:22

鈴里あいうえお作文


愛してる、なんて簡単に言えないんだろうね。
いつでも隣にいたい、そうは思っているよ。
腕の中に閉じ込めて、なんてガラじゃないけれど。
えーっと……それは、
思っていないわけじゃないんだろうね。

格好良いボクじゃないけれど、
キミはそれでもボクを好きでいてくれる。
くだらないモノマネをしても、
ケラケラとキミだけが笑ってくれる、
これ、かなり嬉しいんだよ?

さりげなく手を繋いで、
静かに笑い合っていたいんだけれど。
涼しげな顔して情熱的なキミは、
性格的に、
そうはいかないんだろうね……。

たださ、ボクも男の子だってこと、
ちょっとキミは忘れてない?
強く抱きしめたい、とか、
手指を絡め合ってキスして、って、
貪欲に求めること、ボクにだってあるんだよ?

666名無し募集中。。。:2015/02/05(木) 16:01:08

なんか恥ずかしいけれどさ、
にこやかなキミの笑顔が好きだから、
濡らしてほしくないんだ、頬を涙で。
眠っている横顔が好き、だなんて、
ノーマルのんきなボクにしては、飢えた欲望なのかな?

はまっちゃったよ、恋心ってものに。
一人じゃなくて、
二人でだけどね。
ヘンに気取らなくていい仲だから、
本当に思っているんだよ? ずっとうまくいく、って。

「優しいよね」
「愉快だよね」
よく言われる、ボクの人物評。

らしくないけどさ、
理由も無く「良い人」じゃないんだろうね、ボクは。
ルビーのような赤い情熱を持つ、
玲瓏なキミがいつも隣にいたから、いてくれたから。
蝋燭の炎のように、ゆらめく優しい光のようなボクが存在できるんだ。

667名無し募集中。。。:2015/02/05(木) 16:02:45

分かっているつもりだよ? これでも。
キミのことを。
だってボクは里保ちゃんのこと、大好きなんだもん。


鈴里あいうえお作文 終わり。


…投下してから「ま行」がないことに気づきました、すみません。。。

668名無し募集中。。。:2015/02/05(木) 16:03:20

さて、小ネタをお読みいただいたトコロで本題です。
ようやく。よーやっく! 鈴里の解禁です。
無駄に長いです。Wordで30枚くらいです。
http://www1.axfc.net/u/3406043
パスワードは〔suzuriho1〕です。
バッチ恋! な方だけ覚悟を決めてからどうぞ。

669名無し募集中。。。:2015/02/05(木) 18:44:07
来てたー!!
帰ってから読みます

あいうえお作文も良かったです

670名無し募集中。。。:2015/02/05(木) 19:08:59
おおっあ鈴木君無事にお嫁に行けそうだねえがったえがった

671名無し募集中。。。:2015/02/05(木) 20:43:11
おーっ鈴木君作者様お疲れ様でした
長いなんて思わずに一気に読んでしまいました
鈴木君良かったですね里保ちゃんにやさしくシて貰っ……たのかな?w

さてさて当方も書きかけの“はじめてのちゅう”と“ナカダシカイキン”を仕上げなければ……
自分が書きたい!と仰る方がいらっしゃれば喜んでお譲りしますが

672名無し募集中。。。:2015/02/05(木) 21:09:46
ノリ*´ー´リ(ナカダシカイキン…)
ノリ*´ー´リ<ヌフフフフフフフフ


ノd;´◇`)(寒気がする…また体調崩したかな…)

673名無し募集中。。。:2015/02/05(木) 22:06:34
新作来てるーー!!!
最後の方どっちが男か分からなくなるくらい乙女チックな鈴木君カワイイ笑
これからえりぽん×里保ちゃんの彼氏自慢が更にヒートアップしそうだ笑
小田君も可愛らしい青少年なんだろうなぁ…
そういえば、たなえり世界でまーどぅーって出て来てたっけ?

674名無し募集中。。。:2015/02/05(木) 23:29:52
ついにキター!!!!里保ちゃんエロすぎィ!
してる時はやり手なのに事後は乙女な鈴木君が可愛い
次はワイルド君と…?

675名無し募集中。。。:2015/02/06(金) 17:44:56
食べたものみな精液になって大量そうね鈴木君

毎回鈴木君のすーずきくんをペロペロして
吐き出された大量の子すーずきくんを全部飲み込むのにチャレンジするも
多すぎていつも失敗してしまう里保ちゃんくださいなの

676名無し募集中。。。:2015/02/08(日) 23:03:42
それでは流れはともかく“はじめてのちゅう”をば
(流石に片っぽだけ先に進めてしまうのも可哀想かとも思い)
いらねーよ!という方&苦手な方は平にご容赦のほどを……

677名無し募集中。。。:2015/02/08(日) 23:04:26
「ちょ、ちょっと、どぅー、どこ行くの?」
「あっち!もっと星が見えるぜ!」

星の説明が終わり、自由時間になった途端に、工藤君は亜佑美の手を掴んで走り出した。
……もちろん、小柄な亜佑美の歩幅に合わせて。
慌てたような言い方をしても、亜佑美の声もどこか楽しげだ。
ふたりは、土手の坂を走り下り、また、駆け上がった。
かなり蛇行しながら走っているので、みんなとの距離がそんなに離れる訳では無い。
が、幾度も傾斜の急な坂を上り下りしているので、あんなに寒かった筈なのにふたりとも汗だくだ。

「はぁ…はぁ…はぁ………」
「あ、あゆみ……つ、疲れた、か?」
「そ、そりゃ、こんだけ、走れば、ね……」
手を繋いだまま、ふたりは立ち止まった。
ちょうど傾斜を上り切ったところだ。

不意に眩しい光が見えた。
そちらへ振り向くと、土手の道路を車が凄いスピードで走っている。
「何かさ……ここ、ちょっと危なくない?」
「そうだな……あ!」
工藤君は、車のヘッドライトに照らされた先を見て声を上げた。
「あゆみ、こっちこっち」
「?」

また亜佑美の手を引き、今度は少し大股に、それでも亜佑美が離れない程度に歩いた。
少し先の、ほんの少し坂を下ったところに着くと
「ほれ」
「あれ?これ、何??」
段ボールの切れ端が、何枚も重なって落ちている。
「多分これ、土手すべりやった後の段ボールだよ」
「土手すべり?」
「ん?あゆみ、やったことねーの?」

678名無し募集中。。。:2015/02/08(日) 23:05:31
ま、それはそうだろう。
土手の芝生の上を、段ボールをソリの代わりにして滑り降りる、単純な遊びだ。
男子は、滑り方を自分なりに工夫し、友達と速さや滑り方を競っていつまでも遊んでいる。
女子は、そんな男子を子どもっぽいと言いたげな眼つきで見ながら、ヨモギ摘みや花冠づくりに興じている。
そんな光景がふと眼前に浮かんできたのだが……閑話休題。

「あれも結構楽しいけど……ま、暗ぇし危ねぇしな」
工藤君はヘッドライトの明かりを頼りに、段ボールをあーでもないこーでもないと仕分け始める。
「何してんの?」
「ま、良いじゃん」
「手伝おうか?」
「いーからいーから。あゆみはちょっとそこに居て」
段ボールを選り分け、パンパンと埃を払いながら並べる。
「おし、OK!」
最後に、首に巻いていたストールをふわりと並べた段ボールに掛けた。
「あゆみ、良いぜ。こっち来いよ」

傍らに立っていた亜佑美がそこに歩み寄ると、工藤君は靴を脱いで、段ボール製の即席レジャーシートにあがった。
そして、どっかりとストールの上に腰掛ける。
「ほら、ここで少し休んでこうぜ」
「でもさ……ストール汚れちゃわない?」
「だーいじょーぶ。これ、ママが知り合いから貰った何とかって歌手のグッズらしーし」
「それじゃお母さんからの借り物じゃん。余計に汚すとマズイよ」
「へーきへーき。汚しても良いからって今日貸してくれたんだしさ」
言いながら、工藤君は亜佑美の手を取ってグイッと引っ張る。
「キャッ!」
思わず悲鳴を上げて倒れかかると、がしっと抱きかかえられた。
「あ、悪りぃ!怪我して無ぇか?」
「う、うん」
細いが案外逞しい腕の力で支えられ、思わずドキドキする。
引っ張られたときに足は……うん、痛めてなさそうだ。多分引っ張る力も加減していたのだろう。
ほんのり染まる頬を闇で隠しながら、亜佑美は急いで靴を脱ぎ、工藤君の隣に座る。

679名無し募集中。。。:2015/02/08(日) 23:06:36
「あそこに見えるのが……先刻の話のカシオペア座なのかな?」
「どれどれ……うん、多分そうだろ」
北の空にひときわ目立って輝く、Wの形の星座。
あれと北極星を挟んで対に輝くひしゃくの形の七つ星は、星座の知識が無くても分かるだろう。
ふたりは、暫くカシオペア座を眺めていた。
輝く星の光が、ふたりをうっすらと照らしている。

「でもよぉ……」
「ん?」
「星座なんて女の好きな占いってバカにしてたけどよ……」
「……」
「案外ロマンがあるもんだな。先刻のペルセウスの話なんかワクワクしたもん、オレ」
「そう?」
「そうだよ。たったひとりでアンドロメダを助けに行くなんてさ、カッコイイじゃん」
「あたしは……何だか寂しい、って思っちゃったな」
「……何で?」
思わぬ答えに、工藤君はキョトンとする。
「だってさ……自業自得だけど、カシオペアはずーっと空に縛り付けられてる訳じゃん」
「あ……」
「好きなひとともさ……可愛がってた子どもともさ……永遠に会えない訳じゃん」

亜佑美の背中に、肩に、ふわりと温かいものが触れた。
工藤君は、亜佑美の肩に回した腕に、そっと力を込めた。
「もし……」
「ん?」
「オレがケフェウスで、お前がカシオペアだったら、さ……」
「……」
「無理やりにでも、空を泳いででもお前のトコ行って、鎖引き千切ってやるよ」
「え?」
「オレ泳ぐの得意だし。それに、お前と離れてたくないもん」

680名無し募集中。。。:2015/02/08(日) 23:07:40
くすっと、微かな含み笑いが聞こえた。
「な、何だよ!笑うコト無ぇだろ」
「ごめんごめん。でもさ、何だかどぅー、今日はキザじゃない?」
「い、嫌なのかよ」
「……嫌じゃ無い」
コテン、と、工藤君の肩に温かい重みが掛かった。
ドキドキしていた心臓が更に弾けて、ドクンドクンと大きな音を立てる。
これ、あゆみに聞こえてねーよな?
「ありがと。そう言ってくれて、嬉しい」
亜佑美の甘い香りが辺りを包む。
それが、工藤君の頭の芯をクラクラとさせる。

「……なぁ、あゆみ」
「うん?」
今の工藤君には、亜佑美の何気ない相槌の声すら甘い。
「オレ、前からだけど……最近もっと、ヘンなんだよ」
「何が?」
「その……ダチとの話とか、教室での何かとか、見たり聞いたりしたらよぉ……」
「うん」
「あ、あゆみの、色んなコト、考えちまって……」
肩に触れている熱が、少し、上がった。
「こんな風に、ぴったりしてたいとかさ、そ、その…えっと……ち、ちゅーとか、してみてぇ、とか、さ………」
亜佑美は、肩に顔を伏せた。
工藤君の首筋は、アツいものをずっと感じ続けている。

「で、でもさ、あゆみ、怯えてたじゃん?」
「?」
「あのバカヤローに、手ェ掴まれて、どこかに行こうとしてたとき」
「……」
「だ、だからさ」
「……」
「オレ、あゆみに、あんな顔、させたくないしさ……」

681名無し募集中。。。:2015/02/08(日) 23:08:45
頬を撫でたそよ風に紛れて、何かが聞こえた。
「…………、よ」
「え?」
「い、イイ、よ。どぅー、だったら」
口籠りながら亜佑美が言う言葉が、工藤君の耳を優しく撫でた。
「だ、だって、助けてくれたでしょ?あのとき」
「ま、まぁ、な……」
「あのとき、ううん、あの日はさ、ずっと、どぅーのコトが、頭から、離れなかったんだよ。あたしも」

工藤君は、亜佑美の肩を両手でそっと包み、向きを変えさせた。
月と星の明かりがうっすらと亜佑美の顔を照らす。
熱を持ったように潤む瞳が、まるで星空が眼の中に降りてきたように見える。
それよりも、顔の中心を彩る薄く赤い色が、目に焼き付いて離れない。
「め、眼ェ、つぶれよ」
言葉なんて、喉に引っ掛かって出て来ない。無理やり絞り出せたのはこのひと言だけ。
それでも、緊張した面持ちながら、スッと目をつぶってくれた。
手がブルブル震える。荒くなりそうな息を何とか堪える。

プッ。
クククッ。

「……んだよぉ!笑うコトねーじゃん!!」
「だ、だって、あんまり鼻息が荒くって……」
下を向き、肩を震わせつつも笑い声を殺している。情けなさもあるが、それよりも、そんな仕草ですら愛おしい。
けど、そんな顔する訳にはいかねーじゃん。オレも、男だもん。
「もう、怒った!」
「ご、ごめ……」
亜佑美は、思わず眼を見開いた。
視界は目を閉じた工藤君の顔でいっぱいになっている。唇で感じる甘く柔らかい感触で、息が出来ない
苦しくなって身じろぎすると、ぷはっと息を吐きながら工藤君が離れた。
「い、息、止まっちゃうかと思った………」
「へっへっへ。元水泳選手の息の長さをナメんなよ」

682名無し募集中。。。:2015/02/08(日) 23:10:43
それは、満天の星空の下、っていう最高にロマンティックなシチュエーションなのに。
初めてのキス自体はロマンティックもへったくれも無く。
だけど、唇の感触は、紛れも無く甘い甘いものだった。
自分の唇に残る感触が、体中をアツく痺れさせる。
亜佑美は、工藤君の背中にそっと腕を回し、真っ赤になった顔を隠すように、胸に顔を埋めた。
工藤君は、自分にすがり付くような亜佑美の華奢な体を、ギュッと抱き締めた。

「そ、そろそろ、戻ろっか」
「あ、ああ」
「ね……腕組んで、良い?」
工藤君はその言葉にちょっとびっくりしたように立ち止まったが
「お、おう」
と言ってスッと腕を亜佑美に突き出す。
それに亜佑美が自分の腕を絡めて軽くもたれ掛かると、どちらからともなく、みんなが居る方へと、ゆっくり歩きだした。

途中、亜佑美は、体を軽く起こして絡めた腕を解こうとした。
が、工藤君は腕にグッと力を込め、亜佑美の腕を離さない。
「か、からかわれちゃう、よ」
「いーじゃん。オレの大事なひとだもん」
その言葉に、思わず亜佑美は真っ赤になる。
工藤君は、赤い顔をしながらも、亜佑美の腕が離れないようにギュッと小脇に抱え込むようにして歩き出した。

それでも、みんなが居るところに着くと、何を言われるかと心臓が早鐘を打っていたが、待っていたのは
「あら、仲良いわね」
というそっけないみちしげ君の言葉と、春菜の優しい微笑みだけだった。
そして、カメラ店主を含む3人の後ろに立っている佐藤君とさくらは何も言わなかった。
(な、何だか物足りねーよーな………)
(ま、まぁ、良かったことにしようよ)
(そ、そうだな)
拍子抜けしたような、安心したような、複雑な気分で、ふたりは俯いてそそくさと帰りの車に乗り込んだ。

683名無し募集中。。。:2015/02/08(日) 23:11:28
そう、だから、ふたりは知らない。

「そこだ!いけ!……って、あーもう、何やってんの!!」
「あゆみんも何笑い出してんのよ!」
「あー!じれったい!!あのふたりの頭、押さえつけに行ってやろうかしら!」
「ちょ、ちょっといくら何でもそれは……あ、くどぅーがあゆみんの肩を強引に!」
「イイところだからちょっと黙って!今度こそキター!の!!」
「な、何かふたりとも息止めてませんか?」
「う、ウソでしょ!それじゃキス続かないじゃない!それとも鼻で息してんのかしら?」
「ああいうときは唇を少しずつずらして息が出来るように……」
「……アンタ随分詳しいわね」
「……道重さんこそ」
「あ!ちょっとちょっと、今度は抱き合ったわよ!」
「キャー!青春!!」

……………と、暗視スコープ付の双眼鏡を握り締めながらやいのやいのと言い合うふたりが居たことを。
そして、その横で呆れ返った顔をしているカメラ店主が立っていたことを。
そして、真っ先にに冷やかし始める筈の佐藤君はニコニコしながらさくらをじいっと見詰め、当のさくらは真っ赤になって俯いていたことを……………。



星に想いを〜〜あゆどぅー編〜〜        了

684名無し募集中。。。:2015/02/08(日) 23:12:58
以上になります
拙くて子供っぽい妄想で申し訳ありません
これくらいは同じときにしておかないと工藤君がちょいと不憫で……

685名無し募集中。。。:2015/02/09(月) 00:05:07
あゆどぅーキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!
不器用なキスがなんとも二人らしくて微笑ましいw

キスにハマった工藤君に押し切られ学園内でも
しょっちゅう隠れてキスしちゃう恥ずかしあゆみん…的な展開希望w


ついでに転載しますー

686名無し募集中。。。:2015/02/09(月) 00:19:48
あまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいぃぃぃ!!!!!!!!
甘い!甘すぎる!
工&亜の初々しい感じがたまらん!
あのちっちゃかったまーどぅが揃って第一段階卒業だとは…。・゜・(ノД`)・゜・。
次はシゲはうコンビの番か……

687名無し募集中。。。:2015/02/09(月) 00:21:37
ノd*・ 。.・)<シゲはうなんて一生無いの

688名無し募集中。。。:2015/02/09(月) 06:22:21
うひゃー初々しくて可愛い!
この二人がどう大人になってくのか楽しみ

689名無し募集中。。。:2015/02/16(月) 18:12:57
http://imgur.com/btwyUlq.gif
ノc|o´ 。`ル人川* ^_〉^)<デートなうー


*- 。.-)(微笑ましいの…)
+` ロ´)<近スギッタイ!

690名無し募集中。。。:2015/02/19(木) 16:38:36
まーどぅーが可愛すぎて辛いwww


γ´⌒`ヽ ♥  ∞∈
{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}. ノノハヽ
ノc|*´ 。`ル(^〈_^ *川
. (     ⊂    ヽ

川*- 。.-)。o(さゆみも学生の頃から付き合いたかったなぁ…)
oノc|+` ロ´)o<優樹はまだやらん!グルルルル!!!

691名無し募集中。。。:2015/02/19(木) 19:51:21
嫁さゆとれーなクンの学生イチャコラ作品読みたいなぁ、夢オチとかでもいいから

692名無し募集中。。。:2015/02/19(木) 21:29:25
いいねぇ
去年はIfたなさゆしか書かなかった自分だけど
他の作家さんのIfたなさゆも読みたいよー

693名無し募集中。。。:2015/03/02(月) 04:48:53
本スレエラーで保全できない
誰か頼む

694名無し募集中。。。:2015/03/02(月) 05:18:39
ウチも「投稿確認」を延々と吐かれて書き込めなかったorz

695名無し募集中。。。:2015/03/02(月) 05:45:58
bb2cで無理だったのでpcからv2cで試したらとりあえず書き込めた
しかしiPhoneから書き込めないのは痛いなぁ…

696名無し募集中。。。:2015/03/02(月) 07:38:19
>>694
( ■-■)<書き込み確認でCookie削除すればかけるかと思います

697名無し募集中。。。:2015/03/02(月) 14:36:12
スマホのcookie消すと後が大変だなぁ

698名無し募集中。。。:2015/03/03(火) 00:53:14
一応避難

699名無し募集中。。。:2015/03/03(火) 02:11:48
まだ書けるっぽい?

700名無し募集中。。。:2015/03/03(火) 10:18:44
本スレ書き込んで良いものか…

701名無し募集中。。。:2015/03/07(土) 23:44:41
少々馬力をかけて仕上げました……シゲはうコンビの色気ナッシングです
ifたなさゆはちびまーを抜いた話が浮かばなくなりましたので当分の間猶予を賜りたく……
毎度のことながらいらねーよ!という方&苦手な方は平にご容赦のほどを……

702名無し募集中。。。:2015/03/07(土) 23:45:33
「やっぱり寒いわねぇ」
「冬ですから。でも、私は道重さんとこうして歩けるだけで暖かいです!」
「……それ、人前では絶対に言わないでよね」

みちしげ君は、何故か春菜と連れ立って銀座を歩いていた。
……と言うのも、かめい君の無茶振りのおみくじを自力では阻止できず、途方に暮れた直後のこと。
他ならぬ春菜の義侠心とみちしげ君への深い愛(?)が功を奏して、無茶振りを阻止することが出来たのだ。
かめい君に熱い想いを寄せる身としても、かめい君とれいなの年齢を考えても、まだまだふたりに子どもなぞ出来ては困る。
だからこそ今回の件は、口では思い切り否定しながらも、しっかりと恩に着なければならないだろう、と思っていた。
無論のこと、それを春菜に言ってはいない。……が、鋭い春菜のこと、今回が単なる好意でないのは見抜いているだろう。
実際、このこと以外の思惑もあるのだし。

いつもならば、ふたりともプライベートで歩いて行動することなど思いも寄らぬ身だ。
しかし、昼日中の銀座で、いつものようにリムジンで乗り付けるのは、野暮だし目立ち過ぎる。
その為、有楽町の駐車場で待ち合わせ、そこにリムジンを入れて降りた。


今日のみちしげ君は、ネイビーのタートルにブラウンのジャケットを羽織り、お気に入りのリーバイスを合わせている。
「素敵!落ち着いた色合いが道重さんの若々しさと美しさを強調してますね!」
「当然でしょ」
「そのリーバイスは、ヴィンテージではないですね」
「あら、判る?」
「道重さんの足に沿っていい感じに退色してますもの」
「そりゃね。いくら世間がありがたがっても、どこの馬の骨が穿いたか分からないジーンズなんて、このさゆみが穿ける訳無いでしょ」
「ファッションにもしっかり筋を通してる道重さん、やっぱり素敵です!」
「ところであんたの服も見慣れない色遣いよね。それはあんたんトコの新作?」

703名無し募集中。。。:2015/03/07(土) 23:46:22
春菜は、デニムをタンジェリンタンゴに染めてショートジャケットにし、生成り地にハニーゴールドのドット柄をあしらったワンピースに羽織っている。
「新作というより試作です。暖色系を来年の冬にテーマにしてみようかと……」
「ふーん。良いんじゃない?冬だからって地味に装うのもなんだしねぇ」
「デザイナーは、メンズにもオレンジやピンクを入れられないか模索中なんですよ」
「あら、そうなの?」
「ええ。ナポリ風のリラックスしたシルエットで、パッチポケットにピンクのレタード、とか」
「良いわね。ミッドナイトブルーとかスチールグレイあたりならさゆみもカジュアル用に欲しいかも」
「まあ!じゃ、早速デザイン画を作らせて、生地見本と一緒にお届けします!」

……などと、リムジンから降りるなり話し込んでいる主達をハラハラしながら見ていた双方のお付き達は
「若。そのままではお風邪を召しますよ」
「お嬢様。お体が冷え切ってしまわれますよ」
と、それぞれに声を掛け、コートを着せかけた。
みちしげ君のコートは、超レア生地のヴィキューナ100%で仕立てられている。
春菜のコートも、最高級のカシミアにミンクの襟を付けている。
それぞれ何の変哲もないデザインではあるが、見る人が見れば目を見張ること請け合いのコートだ。
そのふたりが連れ立って歩いているのだ。道行く通行人が目を見張って振り返るのは必然のことだろう。


やがて、ふたりは、1軒のチョコレートショップの前に立った。
そこには、小さいながらもイートインスペースが併設されている。
「こちらのお店ですか?道重さんが“行きたいカフェ”と仰っていたのは」
「そう。ま、カフェの利用だけじゃないんだけどね」
「?」
この『N』という店の名は春菜もよく知っている。数あるベルギーチョコレートの中でも有名なブランド店だ。
「確か……プラリネ発祥のブランドですよね」
「やっぱり知ってたわね」
「母が好きでよく取り寄せていましたから。最近日本に再出店したとかでお相伴する回数も増えましたし」

704名無し募集中。。。:2015/03/07(土) 23:47:15
みちしげ君は、ドアを開けて
「さ、お嬢様。お先にどうぞ」
「まぁ!そんな、道重さんにドアを開けて貰うなんて勿体無い!」
「こういうところだからね。ヨーロッパ流にレディファーストを気取らなきゃ」
「……では失礼します」
恐縮しきった顔で春菜がドアをくぐると、みちしげ君は後から続くように店内に入ってドアを閉めた。

ふたりの姿が見えると同時に、奥から高級な仕立てのスーツを着た紳士が足早に近付いてきた。
「これはようこそ、道重の若様。わざわざお運びいただきまして恐縮です」
「こちらこそ、今日はよろしく」
「本日はお美しいお嬢様とお揃いでございますね」
「紹介するわ。こちらは飯窪財閥の跡取り娘。飯窪、こちらは『N』銀座店の店長よ」
「初めまして。飯窪春菜と申します」
「お初にお目にかかりまして光栄でございます。私、ここ銀座店の店長を務めます………」

春菜は、目立たぬよう、そっと店内を見渡した。
さほど広くは感じられぬ店内ではあるが、清潔で、落ち着いた佇まいだ。
何よりも、チョコレートの芳香が、鼻腔を通って心憎いばかりに頭の芯をくすぐる。
「良いお店ですわね」
「ありがとうございます」
「こちらのチョコレートは母が好きで、私も時々お相伴させていただいておりますのよ」
「然様でございますか!それは光栄です」
店長の顔が、思わず綻ぶ。

「今日はイートインスペースにお邪魔するわね」
「は!ではこちらに。それと、先日のお話ですが……」
「あ、それは後で。その為にこのコを同道したんだし」
みちしげ君に何か思惑があるとは気付いてはいたものの、それが『N』と関係しているとまでは、春菜には読めなかった。
狭いイートインスペースに【貸切】と書かれているのも、その思惑に関係があるのだろうか?
みちしげ君と一緒に、窓際の席に案内してもらいながら、店長の背中をじっと見詰める。

705名無し募集中。。。:2015/03/07(土) 23:48:13
「さて……と。あんたは何にする?」
「そうですね……こちらのお勧めは何ですの?」
「こちらのショコラケーキのセットが、お客様方にご好評をいただいております」
「でしたら、それを。ドリンクはコーヒーで」
「じゃ、さゆみはショコラショーとプロフィットロールを」
「畏まりました」

店長は足早にその場を離れ、自ら注文を通す。
その様子を見ながら、春菜はみちしげ君に話しかけた。
「先程、店長さんとお話なさってた“先日のお話”のことを伺ってもよろしいですか?」
「ええ。そのつもりであんたを連れてきたのよ」
「で、お話、とは何ですか?」
「まあ、先ずは食べてから。そっちの方が話が手っ取り早いしね」
「そうですね。ご自慢のショコラケーキがとても楽しみですから」
「そうそう。場合によっては、ね……」
言葉を濁してはいるが、どうやら、今のみちしげ君は“実業家”としてのスイッチが入っているらしい。

程無く、落ち着いた雰囲気の女性店員が盆を持って現れた。
「お待たせ致しました」
春菜の前に、ホイップクリームを添えたチョコレートケーキと、コーヒーのカップを置く。
次いで、みちしげ君の前に、チョコレートドリンクのカップと、ミニパフェのように盛り付けたプチシューとアイスクリームのデザートを置く。
「さ、いただきましょ」
「はい。では……」

フォークを取り、先ずはチョコレートケーキだけを少し取り分け、口に運ぶ。
「美味しい!」
「でしょ?」
チョコレートケーキは、フォークが突き刺さって動かなくなる程の濃厚さだ。
そのくせ、食べてみると、滑らかな舌触りと共にビターチョコレートの味が口いっぱいに広がる。
見た目はフォンダンショコラにも似ているが、中からチョコレートソースが出てくる訳ではなく、ただただしっとりしっかりと身が詰まっている。
次に、ホイップクリームを添えて食べてみた。とろりとした甘味の無いクリームが、ケーキの味をこの上なく引き立てる。
さほど大きくないケーキなのに、満足感は普通のチョコレートケーキの数倍……いや、それ以上だ。


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