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さゆえり「れいなはココが感じるの?w」5@新狼
620
:
名無し募集中。。。
:2015/01/25(日) 00:39:43
翌日。
飛行機を待つ間、亜佑美は真っ赤な顔をして俯き、座っていた。
隣に座る工藤君も真っ赤な顔をしていたが、時折、ちらちらと羨ましそうな視線を鞘師君に送っていた。
鞘師君は、疲れ切ったように、それでも、満足そうな笑みを浮かべて、香音の胸に顔を埋めて眠っていた。
香音もまた、疲れ切ったように、鞘師君の頭に自分の頭を乗せて眠っていた。
さくらもまた、真っ赤な顔をして身を縮込めていた。
それは、鞘師君達の所為では無く、佐藤君がさくらを抱き枕代わりにし、胸元に頬を寄せて眠っていた所為なのだろう。
生田君は、自分の周りに荷物でバリケードを作り、拗ねた表情で肘掛けを抱え込んで眠っていた。
そのバリケードの隣には、ちょっとだけ泣きそうな顔をした聖がいた。
そして春菜は、佐藤君やさくらが連れてきた新顔の4人に、空港ラウンジの使い方を説明していた。
4人は、目を輝かせて見慣れぬ設備に見とれ、興味深そうにあちこちを見回す。
その中で、お調子者のような関西弁の少年は、ニヤニヤしながら時折4組のカップルに視線を走らせていた。
少年にきつく視線を当てて黙らせながら、春菜は、深く溜息を吐いた。
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