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【集え新たな】キャラクター登録所【異能者よ】

548 ◆8CzRpFh86s:2017/03/28(火) 21:52:32 ID:???
*概要
神話が実在し、神と人とが戦争をしている世界『ラグナロク』。そこは神々、人間、そして争う両者を嘲笑い横槍を入れる悪魔たちがひしめく魔境だった。
その人間サイドは超常たる力を有した神々に追い詰められていた。神殺しの槍、神喰らいの狼などを生み出しながらも一線は越えなかった人間たち。しかし、彼らはついに禁忌を侵した。
人工神性――神を殺すために、神を生み出したのだ。
人工神性による部隊「ヴァルキリー小隊」が戦線に投下された頃の戦線は地獄であった。
そう、戦争は終わりかかっていたのだ。――人類の、絶滅という結末を迎えようとしていたのだ。

しかし、生み出された神性は真なる神と戦うほかない。さもなくば、人間に殺されるのだ。
いいや、精神的には人間たちに既に殺されていたと言っても過言ではない。人の戦士たちにとって神とは即ち忌むべき害悪。蔑まれ、忌み嫌われて純粋だった人工神性たちの精神は急速に濁っていった。
そうして仲間たちは一人、また一人と倒れていった。時には自ら命を絶った人工神性もいた。
そんな地獄で、「ヴァルキリー小隊」の隊長であったゲルヒルデは防御向きな魔法で仲間を生かしながら生き残ってきた。

やがて、最期の時は訪れた。
炎で燃えさかる荒野。敵の姿も味方の姿も見えず、致命傷を負って槍を支えになんとか立っている有様。
最期に人を、神を、全てを恨み殺しつくしたいと願い――気紛れに運命が捻じ曲げられた。

悪魔フラウロス。それがゲルヒルデと契約をした悪魔の名だ。
彼は問いた。
「汝、世界を恨むか?すべてを壊す力を求めるか?」
傷ついた神性は答えた。
「はい。私は恨みます。人を、神を、そして世界を。
壊したい。壊したい。この余りに不条理で救われない世界を。」
「よろしい。ならば、汝に力を授けよう。そして、求めればいい。世界を殺す力を、他の世界に。」

そして一人、復讐のために力を欲する人工神性が世界を越えた。
「いつか、いつかあの『ラグナロク』を破壊する」
そんな途方もない目標のみを支えに、槍と魔剣を振るい世界殺しの方法を求め続ける。


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