したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

ゴストゥルーパー・ドールズ臨時レス置き場

31阿部 真里亜 ◆uMJFatUpYM:2014/05/26(月) 22:19:53
>「跡形も残さず片づける、妖撃弾を使う!」

長篠君は最後まで攻撃を続けるべきと判断。
皮肉にも、この妖撃弾を使うという判断が仇になろうとは誰が予測し得ただろうか。
バケエビの殻が砕け散り、中から新しいバケエビが現れる。

>「だ…脱皮!?くっ!」

確かにエビに姿は似ているが脱皮までするとは……盲点だった。
バケエビは溶解液を射出し、発射直前の妖撃弾に引火、爆発。最悪の事態となった。
何という不運なタイミング……いや、もしかして敵はこの瞬間を狙っていたのかもしれない。

>「脱出できるか鉄!?誰か、誰かゼロキューに消火剤を…。
そして私にはフルンティングを投下して欲しい!」

笹倉さんの歌は半分ぐらいが終わったところ。
その特殊効果は、精神攻撃に対する防御。
残念ながら溶解液等の物理的な攻撃にはその特殊効果は発揮されない。

>「……阿部マリア、わかっているな?」

「ええ、そのまま奴の気を引きつけて!
運転手さん、歌うから福音展開用スピーカーを! それとゼロキューに消火剤散布をお願い!」

凄惨な状況を目の当たりにしても取り乱さずにとりあえず行動がとれているのは、笹倉さんの歌のお蔭かもしれない。
歌唱時間を優先して笹倉さんの歌が終わってから歌いだすという選択肢もあったが敢えてすぐに歌い始めて重ねる事を選んだ。
一刻も早く長篠君を救出しなければいけないこの状況。奴がエビの生態と同じならば、脱皮直後はまだ脆いはず。
それに、歌姫の歌は重ねる事で相乗効果を発揮する場合があるという。
意を決して歌い始める。

♪Sie sind das Essen und Wie sind die Jäger.――!♪

――お前たちは獲物か?いや、俺たちは狩人だ!

そう、私達は妖怪の餌になどならない、妖怪を狩る狩人なのだから!


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板