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ゴストゥルーパー・ドールズ臨時レス置き場

25阿部 真里亜 ◆uMJFatUpYM:2014/05/11(日) 23:44:19
>『阿部さん、心配しなくていいわ……、私と…長篠君だけで勝てる相手。あなたは気を楽にしていて』

笹倉さんの力強い言葉。
優しさはもちろんだがそれだけではない、ベテランの風格といったものが感じられる。
彼女の衣装は、一見歌姫というイメージとは違うパステルイエローのエプロンが特徴的。
もしかしたら私と同じように、歌姫になる事を決意した経緯を象徴するものなのかもしれない。

「……ええ、ありがとう」

ヘリはロボットに追随するように一直線に飛ぶ。
木々を薙ぎ倒しながら進撃する妖怪が見えてきた。
と、バケエビが突然動きを止める。

「不気味ね……」

笹倉さんのヘリが攻撃を受けない程度の距離で前を通り過ぎてみせるが、反応する様子はない。

「ここで一気に攻めるべきか、いったん引いて様子を見るべきかという事ね……。
考えられるのは何かの攻撃の準備か、こちらの攻撃に備えて身を固める防御態勢のどちらか……」

長篠君がオスカーさんに意見を求める。

>「何?どう思う、オスカー」
>「わからん。ただ、的が止まっているぶん、こちらとしては戦いやすいな」

自衛隊の先行部隊に対しては、このような反応は無かった。
私達が妖怪に対抗する力を持っている事を何らかの形で感じ取っている……!?
歌姫が歌唱できる時間はほぼ一曲分のみ、極力無駄にはできない。
ただし今回歌姫は二人。笹倉さんが時間切れになってもまだ私がいる。
もしもこれが防御の類なら攻撃に特化した私が交代すればいいだろう。

「そうね、何のつもりかは分からないけどこれってチャンス…よね」

オスカーさんの意見に同意を示す。


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