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ゴストゥルーパー・ドールズ臨時レス置き場

111阿部真里亜 ◆PxcqTTd2Bc:2014/09/19(金) 21:30:41
>「いいよぉ!」

ヘリの主の私の同年代ぐらいのかなりノリのいい女性は、快く縄梯子を下して拾ってくれた。

「ありがとう。早速で悪いんだけどこのヘリに放送設備みたいなものはあるかしら。早く加勢しないと……!」

女性が真剣な表情で設備へと案内するそぶりを見せた時だった。

>「抱っこくだしゃあぁい〜」
>「え、よし君どうしてこんなところに?」

あまりにも場違いな光景に思わずずっこけそうになる。

「子持ちだったんかい!」

その後しばし親子漫才が繰り広げられるのだが――それは省略するとして。

>「とりあえず、あの一対一の状況を打破しなければ!
……ちょっと歌姫さん、手伝ってちょうだい!」

ようやく本題に戻ってきた女性が、ヘリの内部にある部屋へ私を案内する。
そこはまるで小さなステージのようになっていた。

「ここは……?」

>「これが、ゴスペルマニューバよ。
ここで皆で合唱することによって、プロトとの意識と、
私たちの意識を同一化することができるの」
>「きっと貴女の歌声はプロトとの力を何倍にも高めてくれると思う。
そして上手く同一化も出来たら、
この場所からプロトを制御して操作することも可能になるはずなの」

「プロトってあのロボットよね? 意識を同一化って……そんなことができるの……!?」

そもそもロボットに意識はあるのだろうか。
高度なAIを搭載していれば意識ときわめて似たようなものはあると言えるが……。
意識を同一化というのは人間の意識と連結するということだろうか。
にわかには信じがたい話だが、どちらにせよ今するべき事が歌う事だというのは変わりがない。
半信半疑ながらも歌い始める。曲目はデッドラインサーカス。
二体の妖怪の連携を崩壊させるのが目的だ。


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