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ビカラと幼児プレイ

9名前なんか必要ねぇんだよ!:2022/02/19(土) 20:38:42 ID:9HcbuPeg
「あの、おと、団長さん。なんだかあたし、もぅ十分といいますか、ですね。これ、必要なのかなー、なんて思ったりもするわけですよ」

 すやすやと眠っていたビカラ。
 ぼんやりと目覚めた彼女はお父さん、とふにゃり砕けた笑みを浮かべてから慌てて起き上がろうとして、顔をしかめていた。
 飲んで、眠って。そして、という帰結だった。

「ああああのですね、ここまでならいい話……ぃい話で、終わると思うんですけど。こここれ以上はその、ですね、団長さん。団長さん?」

 あ。
 蚊の鳴くようなビカラの声は無感情というべきか、ある種の当然という雰囲気が乗っていた。
 ビカラの肩をそっと、風ふくよな強さで抑えるともう、こてんと彼女は天井を見上げて、止まった。
 スモックと薄い肌着がめくれて細いウエスト、眩しい肌が見える。

「……ぇと。……音とか、におい、とか。……あれなので」

 うなずき、体調に関わるそうだから、と続ける。
 ビカラはうーあーとうめいてから頭を抱えて、眉根を寄せて、自分を抱きしめるように、最後。

「…………おおおおまかせ、しま、す。あたしは今、赤ちゃん、なので」

 だらん。
 ビカラの全身から力が抜けたのを感じた。
 ベッドにとけるように沈み込み、硬く握られていた手のひらもぶらり緩く。
 手を投げ出しシーツを握りしめて、皺が重なった場所でぱっ、と手が開いて落ちた。
 そして。
 はふ、吐息がひとつ。

「あー……これ、絶対違う。……人として終わっちゃってる、あたし……」


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