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大崎甘奈「プロデューサーさんはショタものが好きなんだよね☆」
20
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/04/10(土) 01:38:27 ID:jQziWu/s
「おはよう、甜花ちゃん☆」
「……おはよう、なーちゃん」
大崎家の朝は早い。性格には大崎甘奈の朝は早い。甘奈は家を留守にしがちの両親に代わって朝の食事を作り、自分の身だしなみはもちろんのこと、夜ふかし、寝ぼすけの双子の姉、大崎甜花の身だしなみを整えるのが朝起きてからの日課だからである。
客観的に見れば、年端も行かない甘奈にとってそれは重労働に他ならないが、それをさも当たり前のようにこなしている。この日もそんな日常の朝のように見えた。
デビ太郎のぬいぐるみを抱えたまま食卓に座った甜花が突然、こんなことを言い始めた。
「なーちゃん、今日は甜花がお茶を入れてあげる」
「どうしたの甜花ちゃん!?」
朝食のお茶を入れることぐらい造作もないように見えるが、この大崎家では椿事だった。
「いつもなーちゃんに頼ってばかりだから……」
甜花はそんなことを言いつつ、ポットにティーバッグを入れ、ささっとカップに注いだ。
「どうぞ、召し上がれ」
差し出されたカップを前に甘奈は身を固くしていたが、甜花の方は席につくなり、すぐに口を付けた。
熱々のお茶をチビチビと飲む甜花に半ば不安な表情を浮かべた甘奈だが、意を決して飲み始めた。
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