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胡桃「バカみたい!」

1名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/09/30(日) 22:17:22 ID:I7mnGJ0o
胡桃「一人でこっちに来るなんてどういうつもりなの!」
京太郎「どうしても会いたくて…つい」
胡桃「いきなりメールが来たからびっくりしたよ!」
エイスリン「クルミ、アノコキライ?」シロ「…さっき歩いてるのみて喜んでた」
胡桃「うるさいそこ!そういうこと言わない!待ってたのバレる…あっ」カアア
豊音「ツンデレさんだねー」
塞「アツいねーここ、雪国なのに」パタパタ
エイスリン「ナカヨシ、フタリキリ!」
シロ「動くのダルい…」ズリズリ
塞「見てた方がダルいことになると思うよ」シロ「確かに…」
パタン

200名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/28(日) 00:15:45 ID:URysLDj.
こんな祝い方があるか

201名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/28(日) 01:18:33 ID:GrPXNvVc
ファッ!?

202名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/28(日) 23:22:53 ID:ABk9Twms
胡桃「私もそっち向くから京太郎も来て…」


京太郎「ま、まて胡桃!それは流石に…?」


胡桃「京太郎…」プシュー


京太郎「おわーっ!のぼせてたなら早く言えよ!」


〜〜〜〜〜
京太郎「しっかり反省してくれよ…」パタパタ


胡桃「だって、話がしたかったんだもん」プイ


京太郎「しばらく受験勉強忙しくなるから会えなくなるのはわかってるけど、風呂にまで押し掛けなくても…」


胡桃「ここまで来て一人で待つのは寂しいよ」


胡桃「ずっと居るためのお泊まり会だもん!」


京太郎「胡桃…」


胡桃「のぼせてたからあんな事言ったんじゃないよ…シラフだよ」


京太郎「胡桃さん、なんでそんな真顔でこっちに来るの」


胡桃「ねぇ京太郎、なんだか湯冷めしてこない?」


胡桃「体の内から熱くなる方法を知らないわけ無いよね」


京太郎「……知ってはいるけど、本当にいいのか?」


胡桃「何を今さら!」


京太郎「痛いらしいぞ」


胡桃「やってみなくちゃわかんないと思うよ、実戦は麻雀でも…こっちでも大事!」


京太郎「…わかったよ、ったくワガママだなぁ」


胡桃「自分で自分にビックリだね、悪い子にはならないつもりだったのに、京太郎のせいだよ!」


京太郎「ハハハ、違いないな」


胡桃「……京太郎、おいで」


京太郎「…ああ」


続きます

203名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/29(月) 02:22:08 ID:DkvUjU5.
いいゾ〜これ

204名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/29(月) 23:17:16 ID:t3Sivg.s
「おいで、京太郎」

自分より小さいはずの胡桃が両手を広げて笑顔でこちらを見ている、その姿はまるで母親を想わせるような包容力に溢れていて、赤子に戻ったかと錯覚させられてしまうほど。
ーーー
ーー 

「はむ…んんっ…はあっ」

薄いピンクの唇に自分の唇をそっと合わせ、柔らかいマシュマロのようなぷにっとした感覚を楽しむ、先日は唇が乾燥していたと言っていたからか、今日は艶々としていて滑らかに浸透し、微かなリップクリームの匂いが香ってくる。
それから何度も何度も唇を浸しあい、その感触を充分に堪能し、その奥へと舌を入れて互いに絡ませる、唾液の交ざるいやらしい響きだけが静かな部屋を満たす、それがまた性欲をそそりたたせ、下半身の起伏をより激しくさせるのだ。


「きょ…たろぉ…はぅっ」


それは胡桃も同じ様で、体を火照らせている、きっと単身赴任している旦那と離れて性欲をもて余す人妻の色気と言うのは恐らくこう言うものなのだろう、目はしっかりとこちらを見開いているのに、眠って夢を見てるときのようにとろんとしていて、きりりとしているいつもの表情はどこかへ飛んでいったようだ、このまま見つめあって居続ければきっとそこから動けなくなるので、少し目線を下げ、体全てを見渡す。


「あんまり胸とか見ないで…はずかしいから」


ちんまりと膨らんだ胸部はあまり本人はお好みでないようだ、でも俺はお構いなしに、なめ回すように見る、膨らみの真ん中辺りに薄い色素の可愛いチェリーが二つ並んでいる、両方ともに手を伸ばし、軽く指で弾いてみせると、たちまち固くなったチェリーがぷるっと揺れる、胡桃も「あっ…」と感じているようだ。


続きます

205名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/29(月) 23:51:21 ID:lgxPCqRc
ええぞ!ええぞ!

206名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/30(火) 09:55:12 ID:4ZUJ/xaE
いいゾ〜これ

207名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/31(水) 00:30:53 ID:CIumIlmg

可愛くピンと伸びたチェリーの先端を舌先チロチロと追撃してみると、より激しく悶え、それがまた深く興奮させてくれる、どうやら胡桃はこの部分が一番よく感じるようだ。


「そんなにおっぱい舐めても牛乳はでないよ?」


今に出るようにしてやる、そんな風に思いながらあえて口を紡ぐ、きっと烈火のごとく怒りながら「雰囲気台無し!」等と怒鳴られるに違いない、なので今は雰囲気に沿って静かに、波風で言う凪のように攻める、白波が立たないそんなさざ風みたいに舌で触れると、胡桃も口を噛んで耐えながら快感に体を震わせる、先程までの嬌声とは少し違う、恥じらう乙女の声を漏らしながら


「ふっ……っ!はぁ…っ」


今さら耐えなくともいいのに、恐らくは静まり返った部屋の中で自分の喘ぐ声だけが鳴るのは嫌と言ったところだろう、ならば今度は音をたててやろう、小さな膨らみに思いきりしゃぶりつき、激しく大げさに吸ってみせる、一転変わって乳首に歯を当てむさぼりつく姿はさながら獣、これには声も押さえきることができずに、更には体を激しくねじらせ全身でその快感を表現してくれる。


続きます

208名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/31(水) 23:38:55 ID:CIumIlmg

「京太郎…!私、もう…」


身も心もすっかり蕩けた胡桃、胸から雨垂れみたいにヘソまで舐めてやると、恍惚とした顔で腕を俺の背中に回してくる、少しばかりぽっこりと出ているイカバラが胡桃の体で一番敏感のようだ、何度も何度も触れてやると、そのうちぶるるっと震え


「あっ…」


胡桃の秘部からポタリポトリと薄く白濁色の液体が滴り落ちた、汗と混じってシーツをにじませるそれを見て胡桃は赤面する、普段からこう言うことはしているんじゃないかと尋ねるが


「それとこれとじゃ大分違うよ!人に見られるなんて初めて!」


とすっかりいつもの調子で叱られてしまった、夢から覚めたように逢瀬の時間は終わる、しかし体と体とでいつもより互いを理解しあえた濃厚な時間だったのは違いない

209名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/01(木) 09:09:05 ID:gzA86P2Y
進展してきていいゾ〜これ

210名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/01(木) 20:27:29 ID:73EZWGzM
京太郎「はぁ…はぁ」


胡桃「ねぇ、どうする?」


京太郎「?」


胡桃「いや、続きなんだけど」


京太郎「…避妊出来るようなの持ってきてねーだろ?」
 

胡桃「あっ、忘れてた」


胡桃「…」


胡桃「おしりの方!」


京太郎「いきなりそれはハイレベルすぎる…」


胡桃「……」ショボン


京太郎「しかしまさか胡桃がこんな積極的だとは今日は本当に驚かされてばかりだ」


胡桃「知識だけはずっとあったからね!」


胡桃「いざ実践ではやられっぱなしだったけど」


京太郎「可愛いお腹がひくひくしてたぞ」


胡桃「太ってるわけでもないのに少しぽこってしてるのは、女子としては気に入らないかな!」


京太郎「いいじゃねぇか、俺は好きだぜ胡桃の腹」スリスリ


胡桃「京太郎がそう言うならまあ…いいのかも」

211名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/01(木) 20:47:52 ID:73EZWGzM

胡桃「もっかいシャワー浴びないと」


京太郎「今度は一人でいいのか?」


胡桃「また入ったらまた同じ事になるでしょ!」


京太郎 (同じ事になるの!?)


京太郎「底無しだな胡桃は…」


胡桃「?」

ーーー
ーー



胡桃「シロがさ、チョコを食べようとしたのを私がブロックと勘違いしてねー」


京太郎「いくらシロさんでもそれは…」


胡桃「今一瞬考えたでしょ」


京太郎「「固いなぁ…」とか思いながら呑み込むんじゃないかと…それで、結局完成したのはどんな作品だったんだ」


胡桃「頭がたくさんで尻尾がひとつの動物、そして鳥の巣」


京太郎「それじゃ賞は取れないぜ…」


胡桃「参加賞が来た時、シロしか覚えてなかったくらいには諦めてたね……スゥ」


京太郎「もう眠くなってきたんじゃないか?」


胡桃「まだお話したいよ…スゥ」


京太郎「明日は朝に出なきゃいけないし、寝た方がいいんじゃないか?」


胡桃「そうする…じゃあ京太郎、眠れるまで頭撫でて」


京太郎「あいあい、おやすみ」


胡桃「おやすみ…」


パチッ

212名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/01(木) 21:00:54 ID:73EZWGzM
胡桃「おはよう!」


京太郎「おはよう胡桃、朝から元気だな」


胡桃「…?」バシバシ


京太郎「何、腰叩いてんだ?」


胡桃「こう言うとき翌日は大体腰を痛めてるって聞いたのに」


京太郎「本番やってないだろ」


胡桃「そうだった!」


京太郎「朝飯食べたら、ホテル出るか」


胡桃「バイキング楽しみだね!」


京太郎「そんなに朝から入るのか?」


胡桃「お腹はかなり空いてるんだよね」


京太郎 (昨日結構体揺らしてたからなぁ)


胡桃「それじゃあ食堂にレッツゴー!」


ーーー
ーー



胡桃「食べ過ぎた…」ポッコリ


京太郎「やっぱりな」


胡桃「少し休んでから駅に行こうよ」


京太郎「すぐに体を動かしたら脇腹痛くなるしな、そうすっか」


胡桃「あ、ねえ京太郎」


京太郎「?」


胡桃「朝のキスとか、どうかな」


京太郎「まるで新婚気分だな」


胡桃「お試しってことでさ、ね?」


京太郎「全く、甘えん坊だな」


胡桃「ふふん」

213名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/01(木) 21:12:04 ID:73EZWGzM

胡桃「今度会うときはクリスマスだね!」


京太郎「クリスマスプレゼント楽しみにしていいか?」


胡桃「勿論!京太郎が驚くようなの用意してるから!」


京太郎「そりゃ期待してるぜ」


胡桃「任せてよ!」


プルルルルル…


京太郎「そろそろ電車出るみたいだから、行った方がいいぞ」


胡桃「寂しいなぁ、京太郎…」


京太郎「俺だって寂しいさでも、勉強頑張って一緒の大学で会うためだ、な?」


胡桃「…うん、それじゃまた今度」


ダァシェリアス


京太郎「ああ、それに携帯もあるし、いつでもかけてこいよ」


胡桃「明日にでもかけるから!」


プシュー…ガタンゴトン、ガタンゴトン、ガタンゴトン…


京太郎「行っちまったな…さて、俺も帰るか」


「そうだね、一緒に帰ろっか」


カン!続

214名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/01(木) 22:04:46 ID:aYVLOcEc
ひっ…

215名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/02(金) 23:49:19 ID:y7n6/dxY

京太郎「!?」


咲「どうしたの?そんなに驚いて」


京太郎「いや、なんで咲、お前ここに」


咲「……」ギリリッ


パキッ!


咲「やだなあ、昨日電話してたのに出なかったから、心配になって京ちゃんのおかあさんに電話して、教えてもらったんだよ」


京太郎「そ、そっか…」


咲「仲のいい友達と勉強会してたんだよね」


京太郎「そうそう、話が盛り上がっちゃってさ〜、それで騒がしくて着信音聞こえなかったのかもな!」ダラダラ


咲「ふーん」パキッ

216名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/03(土) 00:06:58 ID:yqaWx28s
咲 (きっと今、昨日の事を問いただしたら京ちゃんは全部話してくれるはず)


咲 (そうだ、聞いちゃえばいいんだ)


咲「ねぇ京ちゃん」


咲 (待って、聞いてどうするの?)


咲 (もしそれで信じたくないような答えが帰ってきたらどうするの?)


咲 (お互いに気まずくなって、離れていくだけかもしれない…)


京太郎「なんだ咲?」


咲 (それなら…それなら私は)


咲「ううん、ホントにちゃんと勉強出来てたのかなって、京ちゃんお調子者だから、ふざけて遊びだしたんじゃないかって」


京太郎「何がお調子者だって〜?」グリグリグリ


咲「痛いよ〜京ちゃん」


咲 (今はこの張り裂けそうな気持ちを無理やりにでも押し込めるよ)


咲 (だって本当の本当に好きだから、京ちゃんの笑顔を無くしたくないから)


咲 (でも、もし耐えられなくなったらその時は許してね京ちゃん)


京太郎「あっ悪い!強くしすぎた…」


咲「?」


京太郎「泣くほどするつもりは無かったんだ、スマン」


咲「…私、泣いてなんかないよっ!」


京太郎「そっ、そうか?」


咲「見間違えたんじゃないの?」


京太郎「咲がそう言うなら泣いてなかったのかもしれないなぁ…」


咲「さっ、帰ろうよ、久しぶりに手でも繋いでさ」


京太郎「この寒い中手袋もしてないから寒いだけだろ?」


咲「うぅ…」


京太郎「まっ、手を冷やしたら良くないからな、手を繋いで帰るか」ギュッ


咲「!」


京太郎「うわっ、かなり冷えてるな…早く帰ろうぜ!」


咲「う、うん!」


カン!続

217名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/04(日) 18:51:34 ID:2/9eq67A
胡桃「こないだ何したか?」


塞「何も進展無かったわけじゃないんでしょ?」


胡桃「そ、そりゃまあそうだけど!」


塞「私にだけこっそり教えなさいよ」


胡桃「うぅ…誤魔化してもらったお礼もあるし、仕方ない!」


塞「それでこそ胡桃、大丈夫!今は私たち以外誰もいないから」


シロ (カウントされてない…)


胡桃「えっとね、実は…」

218名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/04(日) 18:58:35 ID:2/9eq67A
ーーー
ーー

塞「…」ボッ!


胡桃「顔真っ赤にするんだ!」


塞「いや、実際に聞いちゃうとね?やっぱりなまめかしーなって」


胡桃「そうでしょ?」


塞「いやー京太郎君意外とやるときはやるんだ…そうなんだ…」


胡桃「私が煽ったんだけどね!」


塞「いや、話聞いてたら途中から完全に負けてたじゃん胡桃」


胡桃「返す言葉が!見当たらない!」


塞「それで?リアルな朝チュンの感想は?」


胡桃「互いに裸で、隣に京太郎いるってのが…」


胡桃「とか考えるより寒いね!この時期はちゃんと服を着て寝ないとダメだよ!」 


塞「シャワー浴び直したのに服着なかったの!?」
 

胡桃「なんかこう、ノリかな!」  


塞「…バカみたい」

219名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/04(日) 20:45:48 ID:2/9eq67A

胡桃「そっ、それだけじゃないよ?」


塞「この寒い部室をどれ程暑くしてくれる話が飛び出るかなあ?」


胡桃「京太郎の体を初めてじかに触ったんだけどさ、固かったんだよね」


塞「ほほう、それでそれで?」


胡桃「それでさ、「京太郎かったいね!」なんて言ったら京太郎が「お前は柔らかいな」って腕をぷにぷにしてくれたんだ」


胡桃「えへへぇ…///」


塞「両手で頬押さえて真っ赤になるなんて、よっぽど嬉しかったんだねぇ、あーあっついあっつい!」


胡桃「実は少し自信無かったからさ!触ってもらえてやっと安心したって感じかな!」


塞「あれ、過充電にならない」


胡桃「そんな多少の事じゃもう照れないよ!」


塞「んじゃあ次は、クリスマスはもっとスゴいの…しちゃったり?する?」


胡桃「うぐっ!!」プシュー


塞「あっははは、まだまぁだだね」  


シロ「…勉強中なんだけど、気絶させていいの?」


塞「そのうち目を覚ますでしょ、大丈夫大丈夫」

220名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/04(日) 21:42:49 ID:2/9eq67A
塞「京太郎君と付き合いはじめてからの胡桃、少し丸くなったよね」


シロ「お腹?」


塞「京太郎君…なんでも食べさせてるみたいだから」


塞「ってそっちじゃなくて!口調とか少し意識してるみたい」


塞「…確かに最近少しお腹とか柔らかそうになってるよね」プニ


シロ「京太郎は気にしてないみたいだけど、自分で変えてるのかな…」プニプニ


塞「そうかもね、恋をすると女の子は変わるって言うし」


シロ「知らなかった、そんなの」


塞「シロも恋してみたら?」


シロ「…ダルい」


塞「だよねー」


豊音「今コイバナしてた!?」バターン!


塞「うわっ!トヨネ!」


シロ「外気が寒い…」


豊音「そんなことより!シロのコイバナ聞かせてよ!」ズイズイッ!


塞「ステイ!ステイ!シロのコイバナじゃないよ」


豊音「えっ?じゃあ何の話だったの?」


塞「恋したら胡桃みたいに変わるのかもねーって話」


豊音「そう言うことだったんだー、勘違いしちゃったよー」


エイスリン「ハァ……ハァ……トヨネ…ハヤイ……」


シロ「エイスリン!?」


豊音「あっごめん……置いてきちゃった」


胡桃「うぅ〜ん…あれ?みんな揃ったんだ」


塞「おっ、胡桃も起きたね、これで勉強会スタートだ」


豊音「がんばろーねー、みんなー」


シロ「…」コクリ


エイスリン「オー!」


カン!続

221名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/05(月) 07:58:13 ID:GJFceBN.
毎日オツシャス!

222名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/06(火) 00:34:38 ID:R9W.ufPY

胡桃「睡眠睡眠睡眠睡眠睡眠不足♪」


京太郎「寝ろ、切るぞ」


胡桃「ちょっ待ってよ!いきなり切らないで!」


京太郎「明日も電話できるだろ?夜更かしや徹夜は勉強に差し支えるぞ、美容にもな」


京太郎「胡桃の白い肌が荒れちまったら悲しいぞ俺は」


胡桃「んー…それくらいわかってるよ!でもでも!」


胡桃「一日に少しだけでも京太郎を独占してないと、なんか彼女として不安だから!」


胡桃「浮気なんかしてないよね!?」


京太郎「昨日の今日で浮気なんか…」


胡桃「そのうちするつもりなの!?」


京太郎「ちげーよ!少しは彼氏を信頼しろ!」


胡桃「あっごめん…」


京太郎「…なーんてな、怒ってない怒ってないから」


胡桃「よかった…」


京太郎「あっでも…いやなんでもない」


胡桃「隠さない!隠さないで!」


京太郎「!」


胡桃「隠さないで…話してよ」


京太郎「…今度部活のメンバーで久々にボーリングでもしないかってうちの部長が言ってたってだけだよ」


胡桃「ああ…あの牌投げの部長さんか、でなんで今言うのやめようとしたの?」


京太郎「嫉妬すると思ったから…」


胡桃「そ、そんなこと無いよ!京太郎の勘違い!」


京太郎「そっか?それなら良いんだけどな」


胡桃「私は彼女だもん!心配ないよそれくらい」ズキズキッ


京太郎「だよな!ハハハ!」


胡桃「うん!それじゃ、そろそろ切るね!」


京太郎「おお、お休み」


胡桃「お休み、京太郎…」ピッ


胡桃「…そっか、遊びに行くんだ京太郎」


胡桃「私といない間も、私が勉強してるときも…」


胡桃「し、仕方ないよ私!だって京太郎はまだ一年生だし!友達もきっと多いタイプだから!」


胡桃「そうだよ、私は恋人なんだから…」ズキズキッ

223名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/06(火) 08:50:08 ID:x16Cn4g6
胡桃ちゃんかわいい

224名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/07(水) 00:15:27 ID:RrpJsjhU

久「いやぁ〜ボーリングとか最近全くしてなかったから、一度みんなでやりたかったのよね」


まこ「まあたまには息抜きもいいじゃろな」


優希「ストライクぶちかますじぇ!」


和「ゆーき、そんなに重い球だと指から抜けますよ」


優希「私はこれくらいで平気なんだじぇー!」


咲「指から外れかかってるよ!?」


京太郎「やれやれ、どうせ数回投げたら軽いのにするだろ」


咲「京ちゃんったら、そんなこと言いながら対抗して重い球にしてるじゃん」


京太郎「お、俺はこの重さでちょうど良いんだよ!」


咲「ふふっ、ほら次京ちゃんだから頑張ってね」


京太郎「おう!見てろよ〜!」バコーーン!!


久「おっ、ストライク一番乗りは須賀君ね!」


まこ「やっぱり男んこはやるのぉ」


和「スゴい綺麗な軌道でしたね、コツとかあるんですか?」  


咲「きっと何かあるんだよね?京ちゃん」


京太郎「えっとだな…」


優希「……」


久「…あら、いつもみたく割って入らないのね」


優希「なんか、そんな気分じゃないじぇ」


久「風邪でもひいた?」


優希「そんなわけじゃないけど…」


まこ「おっ、次は咲が投げるぞ」

225名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/07(水) 00:21:17 ID:RrpJsjhU
咲「ん〜〜〜」


咲「ほぉええええやぁ〜」ズッテーン!


京太郎「ずっこけた!?」


和「しかし、ボールの軌道は真っ直ぐに…」


パコーーーン


まこ「ストライクじゃ!」


和「咲さん!ストライクですよ!」


咲「!やったよ京ちゃん!」ピョンピョン


京太郎「やったな咲!…なんだその手は」


咲「ハイタッチ…」ヒョイ


京太郎「分かりにくいな!もっと高くあげろよ!」パシーン!


咲「えへへ…あんまり慣れてないから…」


和「ゆーきも負けてられませんね…ゆーき?」

 
優希 (なんで咲ちゃんはあんなに楽しそうに話せるんだじぇ、知ってるはずなのに)


和「ゆーき!」


優希「あっ!ん!?」


和「やっぱりそのボール重いんじゃ…16って書いてありますし」


優希「いやいや、全然平気だじぇ!ほれ!」ズザーーッ


久「ボールに引っ張られてこけたわね」


和「大丈夫ですか!?ゆーき」


優希「これくらいなめてりゃ治るじぇ」


京太郎「んなわけないだろ」


優希「!」


京太郎「ほれ、絆創膏貼ってやるから膝出せ」


優希「う、うん…」

226名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/07(水) 23:29:24 ID:RrpJsjhU
ーーー
ーー


久「いやーまさか優希が勝つなんてね」


まこ「やっぱり軽くしたのがよかったんかの」


咲「私は最初のストライク以外まったく…」


京太郎「優希に負けたのは悔しいぜ…」


優希「ふっふーん!これが私の実力だじぇ!」 


和「よかったですね、ゆーき」


久「それじゃーこの辺でお開きにしましょ、また明日部活でね?」

 
ーー


京太郎「いやぁ楽しかったなボーリング」


咲「みんなで遊ぶとやっぱり楽しいよね!」


京太郎「あんなにはしゃいで動く咲は久しぶりに見たぜ」


咲「京ちゃんだってはしゃいちゃってたじゃん!」


優希「きょーーたろーーー!!!」タッダッダッ

227名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/07(水) 23:38:54 ID:RrpJsjhU
京太郎「優希?どうしたんだ」


優希「あっえっと…そのっ」


和「待ってくださいゆーき…」


京太郎「和まで…」


ーー数分前


優希「えっ!?京太郎をデートに誘え!?」


和「優勝した今がチャンスです、それをきっかけにいつもみたく何か奢ってくれとでも誘ってみるんですよ」


和 (これなら不自然ではありませんしね)


優希「うう…でも」


和「私の知ってる優希は、こんなところで諦めたり引いたりしないと知ってますよ」


優希「のどちゃん…」

ーー現在

京太郎「優勝したから今度の休みタコスを奢りにつれてけ?」


優希「そ、そうだじぇ!」


京太郎「ふーんいかにもお前ならではの祝い方だな…」


優希「それで、どうなんだじぇ?」ドッキドッキ


京太郎「うーーんまあいいか、今度の休みはタコス奢りに連れてってやる…」


咲「私も一緒に行きたいな!優希ちゃん」


優希「咲ちゃん…!」

228名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/08(木) 19:40:00 ID:5JCc9qjM
咲「私も一緒にお祝いしたいな、和ちゃんもそう思うよね?」


和「あっ、はい…(咲さん…)」


優希「……」


京太郎「優希、よかったな俺だけじゃなくて」


優希「…そうだじぇ」


咲「よかったぁ、またみんなで遊べるんだねぇ」


和「……」


咲「京ちゃん、私たちの分は大丈夫だからね?」


咲「あんまりお金無いでしょ?」クスクス


京太郎「まーたそんなこと言いよってからに」グリグリ


咲「いたたたた!」


優希「…」

229名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/08(木) 22:26:15 ID:5JCc9qjM
優希「咲ちゃん、ちょっとこっちに来てほしいじぇ」


咲「……わかったよ、優希ちゃん」


優希「京太郎はそこで待ってるんだじぇ」


京太郎「何の話だ?まさか俺をだまくらかそうと企むんじゃ…」


優希「ぐっふっふ、楽しみにしてろ!」

ーーー
ーー


優希「咲ちゃん、どうして来たんだじぇ」


咲「何でって、私は優希ちゃんを」


優希「違うじぇ!!!」


咲「!」ビクッ!


優希「咲ちゃんは京太郎が好きだから、私と一緒にいるのが嫌なんだ!」


咲「何言ってるの優希ちゃん、私が京ちゃんの事を好きだなんて」


優希「最近はずっと京太郎と学校ではいるじぇ?咲ちゃん」


咲「…」


優希「咲ちゃんは私に妬いてるんだじぇ、一番仲良しの私と」


咲「…京ちゃんの一番は鹿倉さんだよ」


優希「そこまで知ってるの、なんでだじぇ?この間その話題が出たときは咲ちゃんは部室にいなかったじぇ」


咲「…引っかけはよくないと思うよ?優希ちゃん」


優希「そしてそれを知ってても寄り添ってるってことは、咲ちゃんは諦めてないんだじぇ」


咲「それで、私にどうしてほしいの?今からやっぱり行かないって言えばいいのかな、それなら」


優希「そんなんじゃない、聞きたい事があるんだじぇ」


優希「何で、諦めないんだじぇ咲ちゃんは」


咲「きっと、優希ちゃんとおんなじ理由だと思うよ?」


咲「京ちゃんが好きだから」

230名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/08(木) 23:04:59 ID:5JCc9qjM
優希「咲ちゃん…」


咲「ね?おんなじなんだよね」


優希「私はまだよくわかんないじぇ、でも京太郎が知らないところで知らない誰かと一緒にいるって言うのは胸が張り裂けそうになるんだじぇ…」


咲「それもおんなじだよ、私もそうだよ」


優希「……わかったんだじぇ、咲ちゃん」


咲「お互い、話し合えてよかったね」


優希「うん、やっぱ咲ちゃんとは仲良しでいたいじぇ」


咲「不思議だね、私、優希ちゃんに打ち明けられたら急にホッとしたよ」


優希「イガイガするのはごめんだじぇ!これからはライバルとしてバチバチ勝負するんだじぇ咲ちゃん」


咲「うん、ありがとう優希ちゃん…」


優希「まあ、鹿倉胡桃より魅力的に見られないと話にならないのが辛いところだじぇ」


咲「だね…」

ーーー
ーー

胡桃「へーーーっぷしぇい!」


塞「あらあら、風邪でもひいた?」


豊音「きっときょうたろーくんが噂してるんだよ、キャーー!」


胡桃「それにしてはやけに寒気を感じたんだけど…ま、いっか!」

ーー



京太郎「おっ、ずいぶん長く話してたな」


和 (二人とも、顔が晴れ晴れとしてます)


咲「今度の休み、楽しみにしててね?京ちゃん」


優希「タコスくらいしびれさせてやるじぇ」


京太郎「いったい何をたくらんでるんだ…」


カン!続

231名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/08(木) 23:25:12 ID:5JCc9qjM
ばんがいへ


胡桃「そう言えば京太郎は私の水着とか見た事ないんだっけ」


京太郎「そう言えばそうだなぁ」


胡桃「…見てみたい?」


京太郎「そりゃあまぁ見てみたいけど」


胡桃「ちょっと電話切るね」ピッ


京太郎「おーい!写真でも探しに行ったのかな」


ーーー
ーー


京太郎「遅いな…」
 

コイルオトコノユクエハー


京太郎「ん、メールだ」

ーーー

sub 水着だよっ!他の皆に転送禁止!

添付ファイルアリ

ーーー

京太郎「わざわざ引っ張り出して写真撮ってたのか!?」


京太郎「どれどれ…鼻を赤くしてるし、サブイボ立ってるじゃないか…」


コイルオトコノユクエハー

ピッ
胡桃「どうだった!?ハクシュ!」


京太郎「あ、ああ、可愛かったぞ」


胡桃「よかったぁ…クシュ!」


京太郎「わかったら早く服を着ろ!鳥肌立ってんじゃねえか写真!」


胡桃「京太郎のためにやったのに…」


京太郎「その気持ちはとっても嬉しかったぞ、だからこそ風邪をひかないか心配なんだ」


胡桃「京太郎…!」


京太郎「俺のせいで病気になったりなんかしないで、いつも元気な声で電話してくれるだけで充分だからな!」  


胡桃「わかった!京太郎も病気しないでよね!」


京太郎「バカは風邪をひかないんだ、大丈夫大丈夫」


胡桃「確かにね!」


京太郎「そこは否定してくれよ…」

232名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/09(金) 07:05:35 ID:a47jeeh.
この2人ほんとすき

233名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/10(土) 00:15:29 ID:0GltLL42
歩くミカンを知っていますか?それは不可能な宇宙です、よって社債を負いましたが案内所紹介してました!

234名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/10(土) 00:16:18 ID:0GltLL42
ごめんなさい、誤爆しました

235名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/10(土) 00:22:28 ID:0GltLL42
胡桃「京太郎!今日は何してたの?」


京太郎「いつも通り麻雀やってたよ」


胡桃「どう?少しは勝てるようになった?」


京太郎「たまにだけど、あがれるようになったぞ!」


胡桃「おお!やったね!」


京太郎「胡桃譲りのダマテンを覚えたからな!まだまだダメだけど…」


胡桃「結局真似してんだ」


京太郎「一番見た手筋だから、見よう見まねでなんとかそれっぽいことは出来るようにはなったぞ」


胡桃「後は被弾しないようにできたらいいんだけどね」


京太郎「それだよなぁ…」

236名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/10(土) 00:28:33 ID:0GltLL42
胡桃「と言うか、私の真似をしちゃ本当に成長が心配!」


京太郎「どうしてだ?」


胡桃「私は慣れてるから良いけど、京太郎はまだテンパイバレしやすいでしょ?それじゃあただあがったときの点数損するだけだよ」


胡桃「現代麻雀はリーチ先行が有利なんだからね!」


京太郎「それはわかってるよ」


胡桃「ならなんでダマテンしてるの?」


京太郎「いない時でも、打ち筋で胡桃の事思い出してたいからってとこかな」


胡桃「!!!」


胡桃「そっ、そんな事で!」カァァ

237名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/10(土) 00:34:23 ID:0GltLL42
京太郎「もちろんやるからにはしっかり勉強するよ、勝たないと面白くないしな!」


胡桃「な、なら防御もちゃんと覚えること!」


京太郎「胡桃はどうやってんだ?」


胡桃「差し込んだり、後は感かな!」


京太郎「簡単に言ってくれるけど、それ結構難しいからな!」


胡桃「こう…なんか目線で察して大手を潰したりしない?」


京太郎「改めて思ったけど次元が違いすぎるぞ!」


胡桃「京太郎もこれくらい出来るようになるよ!「もう麻雀やめるーっ!」とか言って逃げ出したりしなかったらね」


京太郎「そんなこと言うかよ…言うやついるの?」


胡桃「どこかの予選であったらしいよ!」

238名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/10(土) 00:51:27 ID:0GltLL42
胡桃「まあ、つまりは場数だよ!そもそも京太郎は中学までハンドボールやってたんだから、まだ追い付けなくても仕方ないし!」


京太郎「高校から始めても強くなれるのか?」


胡桃「うん」 


京太郎「即答だな…」


胡桃「だってエイちゃんそうじゃん!」


京太郎「そう言ってたな確か!」

ーー

エイスリン「プシッ!」


エイスリン「?」


京太郎「他にも沢山いるんだっけ?」


胡桃「たぶん全国にいるよ、だから京太郎も頑張れ!」


胡桃 (と言うか、むしろ強い人しか知らないよ!)


ーー

健夜「へっぶしゃーーーい!!!」 


恒子「どうしたの?すこやん」


健夜「…なんかどっかで噂されてたような」


恒子「おお!ついにすこやんに春が!」


健夜「いやそういう感じでは無いからね!?」

239名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/10(土) 01:09:48 ID:0GltLL42
胡桃「まあとにかく!麻雀を頑張ってるならそれでよし!」


京太郎「胡桃もいつかこっちで打ってくれたら、みんなの勉強になるんだけどなぁ」


胡桃「そうだね、いつかそっちでも打ってみたい!」


京太郎「その頃には俺ももう少し上手くなってると思うからさ」


胡桃「うんうん!楽しみ!」


京太郎「おっともうこんな時間だ…そろそろ寝ないとな」


胡桃「えー?明日は休みじゃん、もっと話そうよ!」


京太郎「用事があるんだ、悪いな…」


胡桃「へー?どんな用事なの?」


京太郎「ボーリングの祝勝会?かな…」


胡桃「わけがわかんない!」


京太郎「ま、そういうわけで今日は勘弁な」


胡桃「うむむー、明日の夜はたくさんお話ししようね!」


京太郎「ああ、そうしような」


胡桃「ならよし!今日は寝よっか!」


京太郎「って言うか、そっちも部活なんじゃ?」


胡桃「あっ!」プツッ!


京太郎「…図星か」


カン!続

240野州山辺先輩:2018/11/10(土) 09:17:48 ID:???
いいゾ〜これ

241名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/11(日) 21:29:00 ID:Ck/X.m7o
胡桃「やあ京太郎」ボリボリ
 

京太郎「なんか電話越しに食ってる音がするぞ」


胡桃「ああこれはラムネ!」


京太郎「なんでラムネ食ってるんだ?」


胡桃「ラムネダイエットてのがあるの!」


京太郎「へぇー、でも胡桃はダイエットなんかしなくてもいいだろ?」


胡桃「最近少し体重が増えてきたの!」


京太郎「少しくらい肉がついてる方がちょうどいいんじゃないか?」


胡桃「…京太郎は痩せてる私とちょっとぷにっとした私のどっちがいい?」


京太郎「ちょっとぷにっとした胡桃」


胡桃 (即答!!!)


胡桃「それじゃあ、やめよっかなダイエット」


胡桃「いくら痩せても、京太郎に好かれなきゃ意味無いし!」


京太郎「なんかこっぱずかしいなそれじゃ」


胡桃「私たちにこっぱずかしいって今さらじゃないかな」


京太郎「言えてるな」

242名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/11(日) 21:38:09 ID:ovz0CTvU
筋トレの栄養補給やインスリンのコントロールにもラムネ(ブドウ糖)はいいみたいですね
筋トレ目的ならお菓子のラムネ買うよりは粉飴買った方が経済的ですが

243名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/12(月) 03:48:35 ID:Hha8cs9Y
身長130cmの適正体重って全く想像つきませんね
30kgないくらい?

244名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/12(月) 03:57:34 ID:GPt6BKMY
小学生のデータだけど

8歳 127.3cm 26.4kg
9歳 133.4cm 29.7kg

くらいらしい
https://www.suku-noppo.jp/data/average_weight.html

245名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/13(火) 23:39:10 ID:47UAL.9I
久「みんな〜?集まってるかしら」


まこ「なんじゃ急に呼び出して」


優希「慌てて来たからのどちゃんと咲ちゃんおいてけぼりだじぇ!」


京太郎「…」


優希「なんだ?京太郎」


京太郎「なぜ俺はもう少し遅く来なかった…」


優希「どこを見てるんだじぇ?」グワシ


京太郎「断崖絶壁を見ている」


優希「やろうぶっ殺してやる」


久「ぎゃあ、部員ごろし」


まこ「くだらんことはやめんか!」


和「遅れてすいませっ…はーっ、はーっ…」


咲「……!……!」


久「あー、とりあえず二人が息落ち着くまで待ちましょうか」

246名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/13(火) 23:48:32 ID:47UAL.9I
優希「うりうり〜」ギュウ


京太郎「いててあてて!」


咲「!」


咲「京ちゃん、キツイから背中さすってくれないかな」


京太郎「ったく、もうちと体力つけろい」サスサス


咲「ふふっ、くすぐったいよぉ!」


優希「…」 咲「……」


バチバチバチバチィ!
 

和「二人から激しいオーラの飛ばしあいが…」


久「えーっと二人とも復活したみたいだし、本題に入るわよ」


まこ「そう言えばそのために集まったんじゃったの」


久「なんと!わざわざ遠方からうちと試合を組んでくれるという相手が来たのよ!」


咲「え!」 
 

和「スゴいですね…まさかそんなことが」


優希「それで、どこの高校なんだじぇ?」


久「それはね…」


ーーー
ーー

「来週にはいよいよ遠征ですよー」


「姫様の頭にピンと来たナニかを探すのが本題だからね?」


「わかってるですよー」


「あの夢のお方に…一度お会いしたいzzz…」


「あらあらぁ、寝ちゃいましたか」


ーーー


久「鹿児島の永水女子よ!」


カン!続

247名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/13(火) 23:56:32 ID:J/arYVvk
やべぇよ…やべぇよ…

248名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/15(木) 00:00:06 ID:4RZHhrzI
胡桃「京太郎、今度合同練習やるんだって?」


京太郎「ああ、鹿児島の永水とやるらしい」


胡桃「永水…私たちも当たったなぁ」


京太郎「そりゃ同じ組だしな」


胡桃「いつか宮守のメンバーでも行きたいな!」


京太郎「俺はむしろ、それをずっと待ってるんだぜ?」


胡桃「京太郎の知らない話を聞かせてもらいたいし」


京太郎「ああ、そう言うことか…」


胡桃「たしか幼馴染みがいるんでしょ?」


京太郎「ああ、咲の事か」


胡桃「咲…?」


京太郎「どうかしたか?」


胡桃「ん!?んーん、なんでもない!」


胡桃「仲良くできたらいいなぁって!」


京太郎「そっか、咲なら優しいからすぐ仲良くなれるさ」


胡桃「京太郎が言うんなら間違いなくそうなんだろうね!」

249名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/15(木) 00:00:47 ID:ivUGuowg
もう始まってる!

250名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/15(木) 03:22:40 ID:8FTZ3WCA
修羅場こい!修羅場!!

251名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/15(木) 21:32:40 ID:4RZHhrzI
胡桃「京太郎好きだからね」


京太郎「知ってるよ」


胡桃「本当に大好き!好きだよ京太郎!」


京太郎「どうしたんだよ急に」


胡桃「べっ、別になんでもないよ!」


胡桃「ただね?」


京太郎「?」


胡桃「いや、なんでもないや」


京太郎「そっか」


胡桃「私、そろそろ勉強に戻るね!」


京太郎「おうそうか…頑張れよ」


胡桃「うん!」


胡桃 (何だったんだろう今の感覚…嫌な予感がしたって言うか……)


胡桃「ま、きっと杞憂だよね!」

252名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/15(木) 21:47:59 ID:4RZHhrzI
数日後


久「さてさて、ついに永水さんが来るわね」


和「全国以来…楽しみです」


久「須賀君?美人だらけだからって鼻の下伸ばしたりしたら駄目よ?」


京太郎「しませんよ…胡桃に怒られます」


咲「……」パキパキッ


和「咲さん、歯が砕けます…」


まこ「バレたらどうなるんじゃ?」


京太郎「泣かれます」


久「それはヘタに殴られるよりキツイわね…あっ、来たわ」


霞「この度はお世話になります〜」


久「いえいえ、こちらこそよろしくね?」


初美「飛行機に電車に車にでお尻が壊れるかと思ったですよ…あれ、姫様は?」


春「さっきまで寝てらしたはずですが…」


タッタッタッタッタッ


小蒔「夢のお方!」ガバッ!


京太郎「!? おわああああ!!!」

253名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/15(木) 23:57:48 ID:4RZHhrzI
ーー


霞「申し訳ありません、うちの姫様が寝ぼけてしまって」


久「ああいいのよ、気にしないで」


初美「ホントに寝ぼけてたんですかねー?」


春「…」フルフル


初美「てことはあの人が…」


巴「まだ早計すぎると思う、もう少し見張ってみよう…」


咲「…何の話してるんだろうねー」


優希「そんなことよりビックリしたじぇ…」


和 (二人の顔が一気に修羅と化したのを見てしまった…)


小蒔「ごめんなさい、えっとお名前は…」


京太郎「ああ俺は須賀京太郎、そんなに気にしなくて大丈夫だよ、寝ぼけてると見間違いとかは、俺もよくあるし」


咲「そうそう、昔から京ちゃん、寝ぼすけさんだったよね」ヒョイ


京太郎「咲も大概だっただろう!」グリグリ


小蒔「えっと、私寝ぼけては…ムグッ」


霞 (いけませんよ?まだ内緒なんですからね?)


霞 (帰り際まで、我慢しましょ?)


小蒔「…わかりました!」


久「さっ、折角だし合同練習始めちゃいましょう?」


まこ「そうじゃの」


初美「負けませんよー!」


カン!続

254名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/17(土) 00:33:16 ID:3jdhYd/A
京太郎「…流石にレベルが高いな」


小蒔「そちらの方々もお強くて」


京太郎「おっ!?」


小蒔「大丈夫です、今は寝ぼけてないので」


京太郎「そっか、それなら…」


小蒔「京太郎さんは打たないんですか?」


京太郎「あー俺は…」


小蒔「折角ですし、一緒に何切るでもしませんか?」


小蒔「私、問題持ってきてるんですよ」


京太郎「何切るか、最近はやってなかったなぁ…」

ドラは筒子の5
四赤五六六七七八454566 九

小蒔「京太郎さんならどれを捨てます?」


京太郎「んん…俺なら萬子の九かな」


小蒔「なるほど…私は索子の6ですね」


京太郎「そっちもあったかーー!」


小蒔「タンヤオも確かに考えたのですが、待ちが広いのはこっちかなと」 


京太郎「ふむふむ……」


京太郎「やっぱ俺なんかより全然詳しいですね小蒔さん!」


小蒔「そっ、そんなっ!…あの」


京太郎「ん?」


小蒔「出来れば小蒔ちゃんって呼んでほしいです…」


京太郎「えっ、いいんですか?」


小蒔「はい!こうして仲良くなれたことですし」


京太郎「それなら…小蒔ちゃん、こうですか?」


小蒔「いい響きです…嬉しいです京太郎さん」


京太郎「あっじゃあ」


小蒔「?」


京太郎「俺の事も京太郎でいいっすよ」


小蒔「呼び捨てに!?いいんですか?」  


京太郎「俺ばっかりさん付けは不自然になりますよ、ね?」


小蒔「うぅ…きょ、京太郎!」


京太郎「はい、小蒔ちゃん」


二人「……」

255名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/17(土) 00:47:51 ID:3jdhYd/A
小蒔「な、なんか照れますね」カァ


京太郎「不思議ですね…」


霞 (姫様、うまくやってるようですね)


咲「……」カチャ


春「ロンです」


咲「はえっ!?あっ」


まこ「その牌は捨てちゃあかんかったのー」


久「珍しいわねー咲がこんな凡ミスするなんて」


咲「ううっ…」


咲 (神代さん、少し距離が近くて気になっちゃう…)


ーー


小蒔「私の夢は、ビニールプールに浮かんで海水浴…」


京太郎「どこまでも流されそうだな…」


小蒔「はっちゃんにもそう言われたんですよ〜」


初美「姫様は本当に流されかねないですからねー」


優希 (でも毎度代わる代わる誰かしらがあの子の近くにいるから、心配はないはずなんだじぇ…)


優希 (それなのに、なんか不安なんだじぇ…)


和「ゆーき?次はゆーきですよ」


優希「おっ!?ありがとうだじぇのどちゃん、やってくるじぇー」


霞「ふふふ…」


霞 (見張ってるように見せて、実は、逆に接触を妨害されないようにしているの、気が付かれたかしら?)


霞 (まあ、気が付いたところでどうしようもない作戦なのだけれども…)


霞 (小蒔ちゃんとあのお方の距離は、現にかなり近くなってるんですもの) 


霞「さあて、私も打ちましょう」


カン!続

256名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/17(土) 08:00:57 ID:ZQUb5bo2
オツシャス!
本編でも出てきたしいいゾ〜これ

257名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/17(土) 23:27:41 ID:3jdhYd/A
グーーキュルル…


優希「あーお腹すいたじぇ…」


久「あら、もうお昼なのね」


霞「それではこの辺で一度お昼休みというのはどうかしら」


久「そうね、各自昼食にしましょう!二時になったらまたここに集合ってことで」


和「あの、咲さん、ゆーき一緒に食べませんか?美味しいサンドイッチを作ってきたんですよ」


咲「あっ、いいね!じゃあ京ちゃんも…あれ?京ちゃん?」


まこ「京太郎ならさっき永水の女子と出てったぞ」


咲「!?」


まこ「この辺はよう知らんから、どこかいいお弁当食べる場所教えてほしいって言われとったの」


咲「…優希ちゃん」


優希「うん、きっと屋上だじぇ」ダッ!


和「あっ、二人とも待って…」


ーーー
ーー


小蒔「はい、おにぎりどうぞ」


京太郎「あんぐ……うまいよ小蒔ちゃん!」


小蒔「えへへ、そうですか?」


霞「姫様が丹精込めて作ったおにぎり、おいしかったようでなによりです」


初美「滅多に食べられないレア物ですよー」


京太郎「いやぁ、嬉しいなぁ」デレッデレ


小蒔「あっ、お口に米粒がついてますよ京太郎」ヒョイ


京太郎「おっとと…ありがとう」


小蒔「そんなに早く食べなくても、おにぎりは逃げませんよ」


京太郎「あっははは!だよな」

258名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/17(土) 23:28:21 ID:3jdhYd/A
咲「…随分と楽しそうだね京ちゃん」


優希「普通に場所教えて一緒にご飯食べてるだけなのにみょーなアウェー感あるじぇ…ホームなのに」


和「はぁ…はぁ…」


咲「あっ、ごめんね和ちゃん…」


優希「つい追っかけちゃったじぇ」


和「それでもあそこには行かないんですか」


優希「うーん…どうしよっかな〜」


プチッ


和「……そんなに気になるなら」


優希「?」


和「そんなに気になるなら割って入ればいいじゃないですか!!!」


咲「和ちゃん!?」


和「すみませーーーん!!私たち一緒に食べていいですか!」


京太郎「ん?あれは和と…咲たち」


霞「あらあらぁ…思わぬ伏兵がいたものね」


初美 (ここは入れといて警戒を解くべきですよー)コソコソ


霞「そうね…」


霞「はーい!どうぞ〜」


優希「の、のどちゃん」

   
和「お膳立てはしましたよ、後はお二人で何とかしてくださいねっ」


咲「…うん、ありがとう和ちゃん」


優希「しかし、あんなに声を張ったのどちゃん久々に見たじぇ…」


和「恥ずかしいのであまり言わないでください…」

259名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/18(日) 04:03:30 ID:0w4FI6/2
のどっちかわいい

260名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/18(日) 08:27:56 ID:Uq2Sh3KA
いつもはおとなしめな子が大胆な行動に出るのってなんかいいよね

261名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/18(日) 21:56:01 ID:7TvUSfYs
巴「あ、おにぎりどうですか?」


和「ん!おいひいです…それじゃあこちらのサンドイッチもどうぞ」


巴「!」


春「…美味しい」


和「よかったです、お口にあったようで」


ーーー
ーー


咲「なるほど、ご飯に誘ったのは京ちゃんなんだね」


咲 (京ちゃん優しいからなぁ…でもよかった、やましい感じはなくて)


優希「全く、私たちと言うものがありながら!」


小蒔「えっ!3人でお付き合いされてるんですか?」


京太郎「!?」ブフーーッ


咲「ちっ違いますよ!もう優希ちゃんたら!」


優希「てへ☆」


京太郎「てへ☆じゃねーよ」ビシッ


優希「あいた!!!やりやがったなー!」ポカポカ


小蒔「片岡さんは仲がよろしいんですね…」


咲「いつもあんな感じなんですよ」


小蒔「と言うことはあの人と恋仲と言うことなのでしょうか?」


咲「それは…少し違うかなと」


霞「姫様駄目ですよ?仲が良いから恋仲と言うのはイコールではないんですからね」


小蒔「はーい…」


咲 (この人はやっぱりしっかりしてる…全国の時からなんか立ち振舞いが大人だったもん)


霞「それに、京太郎君の想い人は宮守の鹿倉さんでしょ?」


咲「えっ!?」


霞「ふふっ」チラッ


咲「…」


咲 (なんで、知ってるの!?)


カン!続

262名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/18(日) 23:32:04 ID:9sfIYNNM
京ちゃんかわいい

263名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/19(月) 19:34:36 ID:wwpvSp52
咲「えっと、すみません!」


咲「なんで鹿倉さんの事を?」


霞「あら?全国でぶつかった相手のメンバーじゃない」


咲「えっとそっちじゃなくて…」


霞「ふふっ冗談よ、でも…秘密♥️」


咲「…!」


霞「女の子には誰しも一つくらい秘密があるものよね?宮永さん?」


咲「…」ゴゴゴゴゴ


咲「一つ聞いていいですか?」


霞「はい?」


咲「鹿倉さんの事知ってて、あなたは京ちゃんの事が好きなんですか?」


霞「そうね…いい男の子だと思うわ」


咲「ですよねっ! じゃなくて…」


咲「きっかけは…」


霞「はい、もう一つ答えてるわよ?」


咲「あっ…」


霞「うふふっ、ヒントを与えるなら」


霞「偶然ってところね」


咲「偶然…」


霞 (これで当面の警戒は私に、小蒔ちゃんはノーマークになるはずでしょう…)


霞「さっ、そろそろ時間ですし、戻りましょう?」


小蒔「えっ?もうそんなお時間ですか?」


霞「明日もお昼の時間はありますからね、姫様」


小蒔「私、明日はタコス食べてみたいです」


優希「よーっし!京太郎に任せとけ!沢山作ってくれるじぇー」


小蒔「本当ですか!?」


和「ゆーきったら…」


霞 (小蒔ちゃんは小蒔ちゃんで、しっかり仲良くなってるわね)


初美「計画は上手くいってるようですかー?」コソッ


霞「ええ初美ちゃん、この調子なら期間内で進展が望めるわ」


巴「何だか申し訳ない気もしますけどね…」


霞「確かにそうね…でも、姫様のためだもの」


初美「何とか、この男の子を鹿児島に連れてこれるようにしないといけませんねー」


霞「ええ、そうね…」

264名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/19(月) 19:50:29 ID:wwpvSp52
優希「あれ?そう言えば当の京太郎を見失ったじぇ?」


小蒔「そう言えば…」


春「…電話するって」


咲「電話…」


和「咲さん?」


咲「ううんいや、なんでもない」


咲 (いいな、鹿倉さん)


小蒔「……」タッタッタッ…


ーーー
ーー
胡桃「どうしたの?急に電話とかしてきて」


京太郎「んーなんと言うか、胡桃の声を聞きたくなった」


胡桃「何それ、ぷくくっ」


京太郎「胡桃だって前おんなじ事したろうが!」


胡桃「いやいやごめんごめん、でも嬉しい」


京太郎「もしかして、胡桃も声を聞きたかったのか?」


胡桃「そっそんなの」


胡桃「当たり前でしょ!彼女なんだから!」


胡桃「っつあーーーー!!!!」


京太郎「もう年上の威厳とか考えるのやめようぜ」


胡桃「うぅ、だって三年生なんだもん」


京太郎「可愛い三年生だなぁ」


胡桃「あっ…」


京太郎「どうした?」


胡桃「今、なんか撫でられたような気がするよ」


京太郎「不思議だな、俺も胡桃の頭が手のひらにあったみたいな感じがする」


胡桃「えへへ、おんなじだね!」


京太郎「だな!」


キーンコーンカーンコーン


京太郎「おっとそろそろ時間だ、それじゃまた夜な!」


胡桃「うん!頑張ってね京太郎」


京太郎「ああ…おわぁっ!?」ガチャ、ツーツー…


胡桃「おわぁっ?」

265名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/20(火) 22:53:28 ID:NLJhW.vY
京太郎「ビックリした、小蒔ちゃんか…」


小蒔「楽しそうに電話してましたねっ」


京太郎「ん、ああさっきの相手は…」


小蒔「鹿倉胡桃さんですよね?小さくて可愛いお方」


京太郎「ええっ!?な、なんで知って」


小蒔「何ででしょう?」


京太郎「…まさか能力の一つとか」


小蒔「ぶぶーです、さっき京太郎が「胡桃は」って何回も言ってたのを聞いてただけでした!」


京太郎「何だそうだったのか〜」


小蒔「慌ててるお姿可愛かったですよ?」


京太郎「意外だなぁ…こんな風なからかいも出来る人だったんだ」


小蒔「私、案外オチャメですよ?」ニコッ


京太郎「目の前でしっかり確認させられたぜ…」


京太郎「っと、ずっと前からタメで話してるけどいいのか?」


小蒔「いいんですよ、私男の方とこんな風にくだけた話をするの夢だったので」


京太郎「そんな夢もあるもんだなぁ」


小蒔「…京太郎は運命とか夢とか信じます?」


京太郎「?」

266名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/20(火) 22:55:02 ID:NLJhW.vY
小蒔「例えば、一度も現実で会ってなくとも、夢の中では出会っていたりとか」


京太郎「……それって今朝の言葉と繋がってたりする?」


小蒔「!」


京太郎「小蒔さんは俺と夢の中で既に出会っていた、とか」


小蒔「もし、そうだとしたら?」


京太郎「実にロマンチックだと思うけど…」


小蒔「…」


京太郎「でも、俺もそんな話あると思うぜ」


小蒔「京太郎…」


京太郎「夢の俺が何をしでかしたのかは知らないけど、悪いことしてたらゴメンな!」


小蒔「夢の中でのあなたは…」


小蒔「あんまり、変わりありませんね」クスッ


京太郎「!?」


小蒔「おんなじように優しかったですよ」


京太郎「それならよかった…」


小蒔「…私の事を撫でてくれました」


京太郎「えっ!?」


小蒔「京太郎、もう一度撫でてくれませんか?」


小蒔「そして、目をつむってほしいんです」


京太郎「急にそんなこと言われても…」


小蒔「一度でいいんです!お願いします…」


小蒔「それとも、ダメですか…?」シュン


京太郎「…」


京太郎 (せっかく仲良くなれたのに、泣かして帰すのはやだな…)


京太郎「よし!やろう!可愛い先輩の頼みってヤツには弱いんだ俺」


小蒔「本当ですか!ありがとう京太郎!」

267名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/20(火) 22:56:15 ID:NLJhW.vY

京太郎「それじゃあ撫でるぞ、って眠そうだな」


小蒔「いいんです、撫でられながら寝ないと…いけないので…ふぁあ」


京太郎「何だそりゃ…まあいっか」


小蒔「必ず目をつむってくださいね…必ず…」


京太郎「わかってるわかってる」パチッ


京太郎「それじゃあいくぞ」


ナデナデ


ギュイイイイーーンンン!!!


京太郎「何だ!?目が開かない!意識が持ってかれる!」



小蒔「ゴメンね京太郎…ちょっと神様の力をお借りして、あなたの意識を貰っていきますね」


京太郎「何だか段々…目の前が暗く…胡桃…」


小蒔「おやすみなさい、目が覚めたときには、既成事実が出来ているでしょう…きっと驚くでしょうね」


小蒔「あなたを騙すようなことになったのは心苦しいですが…これもまた一つの愛の形なのです、許してください」


カン!続

268名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/20(火) 22:59:40 ID:XTLhg9zo
おおーええやん!
常識改変してハーレム気質にすれば安全やな!

269名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/21(水) 00:25:37 ID:EtsYmBZk
久「須賀君遅いわね…」


霞「うちの姫様も…心配だわぁ」

ガチャ

小蒔「はぁ、はぁ」トテテト


優希「遅かったけど、どうしたんだじぇ?小蒔先輩」


小蒔「京太郎さん、お腹を痛めたとかで先に帰るそうです」


小蒔「私それを伝えてって言われたんですが迷っちゃって…ごめんなさい」


優希「いいんだじぇ〜悪いのはあのい…京太郎だから!」


小蒔「ありがとう、片岡さんは優しいんですね…」


優希「いやぁ別にそんな」


咲「…ほっ」


霞「今ほっとしたでしょ?」


咲「お、乙女の秘密です!」


咲 (これで京ちゃん、誘惑されないですむよ…)


霞「ふふっ」

270名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/22(木) 00:20:58 ID:zKdepHc6
霞さんすき

271名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/22(木) 00:46:28 ID:LjVpNQEY
霞「あっという間に一日目は終わったわね」


久「中々有意義練習が出来たと思うわ」


巴「打ちっぱは疲れますよ…」


初美「はるるはもうダウンしてますよー」


まこ「おーい、起きんか」


優希「思ったよりやったじぇ…」


咲「そうだね……」


霞「それじゃあ、これで今日はお開きね」


久「そうね!また明日、楽しみにしてるわ」


優希「ぐっげぇ…」


春「……」


小蒔「スゥ…スゥ…」


霞「あらあら、姫様も春ちゃんも寝ちゃって」


初美「起きないと置いてくですよー」


小蒔「はぅ!?起きます!」ガタッ


春「はっ」ガタッ


ゴチーーーン

ったーーーー!!!

272名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/22(木) 23:57:09 ID:LjVpNQEY
いい夫婦の日らしいのでばんがいへ


胡桃「一緒に料理を作る?」


京太郎「ほら、今日は1122、いい夫婦の日だろ?将来一緒に台所立つときだってあるかもしれないし」


胡桃「いっ、いい夫婦の日って!!」


京太郎「胡桃、まさか料理作れないとか」


胡桃「バカにしてくれちゃって!作れるんだから!」


京太郎「じゃあ作ろうぜ?」


胡桃「うぅ…」

ーー



京太郎「台所に立つのが第一問題とは…」


胡桃「こうなるから言ったんだからね!」


京太郎「なーんてな、それくらい手は打てるさ」


胡桃「踏み台でも出すの?」


京太郎「底上げする」ゴト


胡桃「えっ」


京太郎「踏み台は不安定だしめんどくさいからな、作ったんだよ一列カバーできる底上げを」


胡桃「京太郎…!」


胡桃 (やっぱ主夫だよね属性!!)


京太郎「さっ、作ろうぜ一緒にな」


胡桃「任せてよ!」ムキッ

273名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/22(木) 23:57:49 ID:LjVpNQEY
ーーー
ーー

胡桃「なんでご飯とお味噌汁と卵焼き?」


京太郎「やっぱ基本の味付けとか互いに知っときたいだろ?」


胡桃「確かに、それじゃ味噌はこれね」


京太郎「赤っ!」


胡桃「そっちは違うの?」 


京太郎「こっちはもうちょい薄いかなぁ」


胡桃「今度持ってきてよ!」


京太郎「ああ、まあどっちも辛味噌みたいだから甘口ほど差はないだろうけど」


胡桃「ところがどっこい食べたら違うかも」


京太郎「ありうるなそれ…」

ーー


京太郎「ごはんの固さは…」


胡桃「もちろん!」


京太郎「固めだよな!」


胡桃「…まさかホントに一致するなんて」


京太郎「そこは信じててくれよ」

274名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/22(木) 23:58:30 ID:LjVpNQEY
胡桃「あーっ!」


京太郎「少し焦げちまったな」


胡桃「私の力不足なばかりに」


京太郎「本当の意味で力が足りなかった」


胡桃「あの力こぶは偽りになったね…」


京太郎「こぶは出来てなかったしな」


胡桃「しかし味付けはちゃんとして見せる」 砂糖取り出し


京太郎「だな」 塩取り出し


二人「「えっ?」」


ーー


京太郎「よしっ、完成だ!」


胡桃「美味しそうだね」


京太郎「早速食べるか、ご飯よそってくれ、俺は味噌汁掬うから」


胡桃「あ、このやり取り新婚夫婦っぽい」


京太郎「新婚?」


胡桃「そのうち「ん」だけで通じあうようになるんだって」


京太郎「あー確かに熟年夫婦ってそんな感じだよな」


胡桃「はい、ご飯よそったよ」


京太郎「こっちも出来てるぞ」


胡桃「ちょっと待って、ナンカツイテル」ヒョイッ


京太郎「米粒が引っ付いてたか?」パクッ


胡桃「こら!指から食べるなんてお行儀悪いよ!」


京太郎「ごめんごめん…」


胡桃「まったく…それじゃあ手を合わせて」パン!


京太郎「はいよっ」パン!


二人「「いただきます!」」


カン!続

275名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/23(金) 00:14:03 ID:IeuXSbPY
胡桃と夫婦になったら隣を一緒に歩いていてほしい、出来たら右側を歩いてほしい、そしたら左手の薬指をいつでも眺めることが出来て最高に幸せだと思うので、そして歩幅はいつも一緒に合わせていって、たまにこっちが下を向いて遅くなったりした時は手を引っぱってくれて、顔上げなよ!と笑顔で声をかけてほしい、子供が出来たら真ん中に入れて、三人、四人で歩んでいきたいですね、でも最後らへんは二人でゆっくり歩いてって、可能ならば一緒に歩みを止めたい

276名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/23(金) 22:52:08 ID:IeuXSbPY
胡桃「…なんだか今までと違う感じの嫌な予感がする…」

ーー


ズチュッ、ヌチュッ、グッグッグッ


あはっ、中に出しちゃいましたね?
ほら、片岡さんも宮永さんも見てるのに、京太郎は随分とがっつくんですね

もう、赤ちゃんとっくのとうに出来ちゃいますよ?
そしたらいよいよ旦那様ですね♥️

ーー


胡桃「うわあああああああ!!!!!!」

277名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/24(土) 20:47:04 ID:iFgPVC.2
胡桃「京太郎…京太郎!」


胡桃「はっ!夢か…」


胡桃「なんか不安だな……電話してみよっかな」リーロリロリロ


ーー
コイルオトコノユクエハー


京太郎「…胡桃か」


京太郎「うぅ…しかし今朝からの記憶が曖昧でよくわかんない」


京太郎「もしもし?胡桃?」


胡桃「あっ京太郎!よかったぁ電話に出てくれて」


京太郎「それで、何のよう?」


胡桃「なんか不安になっちゃって…」


京太郎「こないだもだろ?」


胡桃「そうだけど!今回は特別なんか不安なの!」


京太郎「…俺を信頼できないのか?」


胡桃「べっ、別にそんなことないよ!?」


京太郎「少し離れただけでそんな度々心配されるとこっちも落ち込む」


胡桃「えっ…」


京太郎「あっ、いやごめん、言い過ぎた」


胡桃「…ううん、京太郎の言うとおりだよ、ごめんね」


京太郎 (なんであんなこと口走ったんだ?)


胡桃「それじゃ、切るねっ」


京太郎「あっ、ああ…」ピッ

278名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/24(土) 20:47:34 ID:iFgPVC.2
ーー
同夜


初美「とあるお城の崩しかたを知ってますかー?」


小蒔「えっ?」


初美「じっくりと下準備をして、相手をじわじわと弱らせるのですよー」


小蒔「大きいお城でも崩せるの?」


初美「大きいお城でも崩せますよー」


初美「よほどの援軍でも来ない限りは」


小蒔「じゃあ、私たちも少しずつ鹿倉さんと京太郎の間にズレを作ることにしましょう!」


初美「それがいいのですよ」


霞「あらあら、悪いお話ししてるのね二人とも」


霞「ついうっかり、軽い一言からバレちゃうかもしれないから外では気を付けてね?」


小蒔「はーい」


初美「でも、神様はとっくのとうに動き始めてるので、今さら誰がどう動こうと流れは変わりませんよー」


小蒔「早速神様、何かしたみたいですね、ふふっ」

279名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/24(土) 21:17:41 ID:B05TLomw
また始まってる!

280ヌゥン!ヘッ!ヘッ! ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛!!!!:2018/11/24(土) 23:04:27 ID:???
エロ神なんかに負けないで

281名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/24(土) 23:17:39 ID:0Nr45YAM
NaNじぇいのssはどんなに悪い方向に動いてもハッピーエンドに収束するからすき

282名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/27(火) 00:38:55 ID:W4j22uyY
翌日


初美「んんー気持ちのいい朝なのですよ」


霞「朝御飯を食べたら、早々に清澄高校へ向かいましょう」


小蒔「もうちょい強く…」


巴「姫様が寝ながら話をしてる…」


霞「きっと神様と交信を夢の中でしてるのよ」


春「…どんな神様なのでしょうか」


霞「嫉妬に恋愛に事欠かないお方よ」


ーー

283名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/27(火) 00:39:36 ID:W4j22uyY
久「さぁーって、今日もバリバリやってきましょうか!」


まこ「ほうれ、元気じゃのぉ」


久「だって明日には帰っちゃうのよ?今のうちにたっぷり打っておかないと損でしょ?」


まこ「ま、それもそうじゃな」
 

初美「まっけませんよー!」


優希「望むところだじぇ!」


霞「京太郎さん、どうぞこちらへ♥️」


咲「京ちゃん、私と打とうか」


咲「…!」


霞「あらあらぁ」


和 (場外戦も激しいですね…)


小蒔「私たちは少し待つことにしましょう」


巴「はい、姫様」


小蒔 (もう目的は果たしたので、過度な接触はむしろ危険ですね、ここは様子見です)


京太郎 (…昨日の事、胡桃に謝んないとなぁ)


京太郎「はぁ…」


霞「どうかなされたのですか?京太郎さん」


京太郎「霞さん!いやこちらの事です」


霞「そんな風に言わないで、よろしければお話ししてくださらない?」


京太郎「実は、大事なヤツに昨日ちょっと電話で強く言っちゃって…」


霞「まぁ…それはもしかして恋仲だったり?」


京太郎「はい…まあ」


霞「まぁまぁ…そう言うときは早く謝った方がいいんですよ」


京太郎「やっぱそうなんすかねぇ」


霞「断然、遅いよりは速い方がいいですよ?ふふっ」 


京太郎「ありがとうございます…俺今日帰ったら謝っときます」


霞「きっと、彼女さん喜ぶわね」

284名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/28(水) 01:09:52 ID:CJlnhR1k
久「須賀くんも打っておきなさいよ?」


京太郎「えっ、そんな悪いですよ」


まこ「何が悪いもんか、来年も大会に出るんじゃからお前も立派な選手じゃ、ほれ打たんか」


京太郎「それじゃあお言葉に甘えて…」


霞「うふふ、よろしくね京太郎さん」パチッ 


京太郎「は、はい!」


咲「じゃあ私も…」ヌギヌギ


優希「私もやるじぇ」マントファサッ


ーー



とある局


京太郎「この展開ならダマテンだな…」


小蒔「…」カッ


京太郎「…リーチ」


優希「おっ、早いじぇ」


京太郎 (あっあれ?なんでだ?)


小蒔「…」スヤァ


霞「ふふ…」スッ


京太郎「あっ、ロンです」


霞「あらら」


久「やるじゃない、一発なんて!」


和「須賀くん、久しぶりにリーチしましたね」


久「そもそもなんでダマテン気味だったのかしら?」


和「部長と対戦した鹿倉さんに影響されてだと思いますよ」


久「あー、そう言う事ね!」


初美 (姫様のお力で、少しずつ、少しずつ鹿倉胡桃の影響する事柄は薄くなるですよー)


巴 (結構えげつないよね)


ーー

285名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/28(水) 01:12:06 ID:CJlnhR1k
久「さぁて、お昼よ」


京太郎「結局あのリーチ上がりだけ…」ボロボロ


優希「ま、修行が足りんな!」


京太郎「くそう、どうせならお前にぶつけてやりたかったぜ」


咲「今日も屋上行く?」


京太郎「だな、せっかくだから小蒔さん達探すか」


春「もう屋上です…」


京太郎「えっはやっ!?」


京太郎「教えてくれてありがとうな滝見さん」ポンポン


咲「!?」


春「…///」スタスタスタ


優希「なぁにが「ありがとうな」だ!頭ポンポンしてんじゃねー!」ガブッ


京太郎「ってーーーー!!!!」



巴「え?撫でられた?」


春「」コクリ


小蒔「きっと副作用的なものかと…」


初美「ああ、スキンシップがよりオープンになるとかでしたっけ?」


霞「蠱惑的な物自体は元から持ってるみたいだから、みんな気を付けないと気をあてられちゃうわよ?」


初美「はーい」


春「…」

286名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/28(水) 02:02:16 ID:NEKs4V8c
あっこれは…(察し)

287名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/29(木) 22:25:19 ID:TmEPjN.M
小蒔「今日のご飯も美味しかったです!」


京太郎「霞さん、料理得意なんですね」


霞「そうよ、今日は普段より腕によりをかけて作ったの」


霞「それに皆で食べるご飯って、格段おいしいじゃない?」


京太郎「そうですね、確かにこの雰囲気もいいですよね」


初美「でも、何か言ってることがおばんくさいのですよー」


霞「…」


アラアラアラァ!

ウワァーーーン

288名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/29(木) 22:26:12 ID:TmEPjN.M
京太郎 (今、目が笑ってなかったぞ)


咲「ねっ、ねぇ京ちゃん!」


京太郎「ん?どした咲」


咲「あのね、私もおにぎり作ってみたんだけど…食べてくれる?」


咲「む、無理には食べなくていいよ?お腹いっぱいだったら」


京太郎「どれどれ、食わせてみ?」ヒョイム


京太郎「うん、うまい!さすが咲だ」


咲「よかったぁ…」


京太郎「ん、指に米粒ついてるぞ」パクッ


咲「ヒュッ!?」


優希「!?」


京太郎「これで取れたな」


咲「あ、あ、うん…ありがとう」


優希「……」


小蒔「京太郎はお優しいんですね?」クスクス


京太郎「あっ…」


小蒔「今、宮永さんの薬指についてたお米を食べて取ってさしあげてましたもの」


京太郎「!」


京太郎「さ、咲…すまん」


咲「…らないでよ」


咲「謝らないでよ!」ダッ


優希「あっ、咲ちゃん!」タタタッ


京太郎「お、おい!」


グイッ


小蒔「ここは追わずに、様子見する方がいいですよ、京太郎?」


春「…」コクコク


京太郎「小蒔…ちゃん、春ちゃん」


ーー

289名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/29(木) 22:30:59 ID:TmEPjN.M
優希「咲ちゃん?」


咲「優希ちゃん…」


優希「なんなんだじぇ?さっきの」


咲「さっきのって…」


優希「謝らないでよ、ってのはどう言うことなんだじぇ?」


咲「謝られたら、よくわからないでやったってことじゃん」


咲「私、さっきの嬉しかったんだ、鹿倉さんには悪いけど」


優希「咲ちゃん…」


咲「謝ったって事はさ、まだ鹿倉さん一番だって言うようなもんだよ」


咲「それに、ちょっとムカッときちゃって」


優希「間違いなく、一番は鹿倉胡桃だじぇ?」


咲「…うん」


優希「ご飯ぱくってされただけでも贅沢だじぇ、咲ちゃん」


優希「そりゃあ、望みすぎってもんだじぇ、私ならあれだけで嬉しいじぇ」


咲「あっ…ごめんね、優希ちゃんの気持ち、考えてなかった」


優希「? 怒ってなんかはないじょ、それに咲ちゃん、抜け駆けアリの約束だじぇ」


優希「だから次は私が京太郎にあつーいのもらってやるかんな!」


咲「…」ゴッ


優希「それはそれで嫌なのか…でも、それくらいじゃないと張り合いないじぇ!」


咲「ありがとね優希ちゃん、私、屋上戻るよ」


優希「ん、そうするじぇ!」

ーー

290名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/29(木) 22:40:31 ID:TmEPjN.M
宮守

塞「…考えすぎよ、考えすぎ!」


塞「むしろ今までがバカップル過ぎたんだから、ちょうど過渡期に入ってんの」


胡桃「そっか、そだよね!」


豊音「目をはらして涙ポロポロで来たときはビックリしたよー」


シロ「一緒に泣いてた…」


豊音「もーそれは言わないでよ!」


塞「あんた達の仲は、ダイヤよりも固いんだから安心しなさい!」


胡桃「うん!ありがとう塞」


豊音「でももし、何かあったらちゃんと話してね!」


胡桃「うん、もし何かあったら」


胡桃「その時は道連れにするよ」


塞 (道連れ…?)

291名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/12/01(土) 01:11:20 ID:YZaDAAl2
ーー


久「っと、そろそろ時間ね」


小蒔「もっと打ってたかったです〜」


霞「こんなに緊迫したのは久しぶりだったわね」 


まこ「さすがの実力じゃったな…もう疲労困憊じゃ」


優希「ぐぇあ〜お腹空いたじぇ」


春「不思議です、お昼結構食べたはずなのに」


巴「頭かなり使ったのよ、帰ったらすぐ仕度しないと」


初美「えー、今日はもう仕度とかしたくないですー、ほかべん買うですよー」


久「いいわよねほかべん、のり弁が安くて結構食べられるから」


霞「と、言うわけで、この二日間お世話になりました、清澄の皆さんと練習できてよかったわ」


久「うん!それはこっちもよ、永水とはこれからも仲良くしたいわね」


霞「それでは、また今度お会いしましょう」


京太郎「あ、暗くなってるし俺そこまで送ってきます」


まこ「すまんのぉ、頼むぞ京太郎」


霞「うふふっ、やっぱり素敵ね京太郎君、持って帰りたいくらいよ」


咲「!?」


久「あら、いつの間にそんなに仲良くなっちゃったのか・し・ら?」


咲「ぶ、部長!」


まこ「うーん、締まらんのぉ」


優希「最近まともに終わったことないじぇ」


和「ゆーきがマトモなことを…明日は雨ですか」


優希「酷いじぇのどちゃん!」


久「そう言えば、風越もどこかと合同練習してたらしいわね」


まこ「ほなら、タイミング次第で四校合同出来たかもしれんの」


和「どこなんですか?そこは」


久「えーっとね…」

292名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/12/01(土) 01:16:01 ID:YZaDAAl2
小蒔「この辺のほかべんわかりません…」グーキュルル


初美「とりあえず適当なお店入っちゃいましょうよー、はるるがフラッフラですよー」


春「…」


初美「お顔までなんか真っ赤ですし」


霞「そうね…京太郎君、すぐ近いお食事どころ知りません?」


京太郎「そうですね〜 この先に、結構食える店がありますよ」


霞「じゃ、そこに行きましょうか」 
  

巴「ですね」


ガラララッ


照「ハァーフゥーハッハッハッ」


霞「!?」


店員「あ、いらっしゃい…」 


京太郎「あ、ども、とりあえずボリュームあるので」


初美「ホントにたくさん食べられるんですかー?」


店員「量はねぇ、自信あるんですよ!」


小蒔「わぁー、楽しみです!」


店員「あっそうすか!」イソイソ

293名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/12/01(土) 01:16:33 ID:YZaDAAl2
京太郎「…照さん、照さん」コソコソ


照「…」モックモック


京太郎「ここデザートもでかいんだ…」


店員「デザートもちっちゃくないっすね…」


照「ここ気に入った…」ポワァ


店員「落ちましたねぇ、落ちた(満足げ)」


京太郎「なんで長野に?」


照「遠征、京太郎こそなんで永水と?」


京太郎「これから皆さん帰るんですけど、お腹空いたってことなのでここで食べていこっかなって」


照「…なるほど」


小蒔「うわぁ〜!スゴいですスゴいです!」


巴「ホント、食べがいありそうでしかもジャスト満腹くらい」


初美「店員さんやりますねー!」モグモグ


店員「(賛美が)気持ちいいですね」

294名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/12/01(土) 01:17:07 ID:YZaDAAl2
照「…今は、元気してる?」


京太郎「はい、それなりに」


照「今の彼女とは仲良くやってる?」


京太郎「…」


照「煮えきらない答え、減点」


京太郎「何の点数ですか…」


照「そう言うところ、昔から変わんないね」


京太郎「手厳しいなぁ照さんは」


照「無論、あの頃はまだお互いに…」


京太郎「照さんストップ!」


照「…ごめん、つい口が滑った」


京太郎「照さんも少し抜けてるとこは昔から変わんないですね」


照「そろそろ向こうに戻った方がいい」


京太郎「あ、今ちょっとギクッてなりましたね」


照「…」ドンッ!


京太郎「おわっととと」


霞「お知り合いだったんですか?」


京太郎「ええ、まあ」


霞「ふーん…」


霞「ところで、京太郎君は食べてないけど、いいの?」


京太郎「あっ、俺も頼んでたんだった!」


店員「遅いですね(不服)」


京太郎「すまねえ店員さん…」


小蒔「はいっ、京太郎あーん」


京太郎「おっ」パクッ


京太郎「って小蒔ちゃん!」


小蒔「えへ、一度やってみたくって」


初美「んもー姫様はオチャメなんですから」


春「…」バキッ

295名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/12/01(土) 01:39:59 ID:YZaDAAl2
店員「毎度あり〜」


京太郎「さて、それじゃまた駅まで送りますね」


初美「お腹いっぱいだから、のんびり歩いていくですよー」


小蒔「お腹いっぱい食べたら、なんか眠たくなって…」スヤァ


春「…」


京太郎「ううっ!?あ、頭が…」


霞「姫様が寝てから発動すると言うのも、やっかいものねぇ」


巴「さ、京太郎さん「一緒に」帰りましょうね」


京太郎「う…」フラフラ


霞「さすがに京太郎君には歩いてもらわないと、重いものねぇ」


初美「これも神様のなせる技、なのですよー」




照「…」

296名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/12/01(土) 08:24:12 ID:e5mM/Gbk
NKTIDKSG語録やりますねえ

297名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/12/02(日) 00:21:03 ID:0blApSxs
初美「この次の列車ですよー」  


巴「特急も止まらない駅だから、やっぱ暗いわね」


ファーーン


霞「あっ、この電車の次ね?」


小蒔「うふふ、もう離れるなんて出来ませんよ?」


照「…」タタタタ…


ドッ サーッ!!!


霞「えっ?」


小蒔「後ろから…人が?」


初美「そんなことより早くしないと電車のドアが!」


巴「ああっしまったっ!!」


プシューー


ガタンゴトン…ガタンゴトン

ーー



照「と、言うわけで連れてきた」


菫「今すぐに清澄へ返してこい!!!」


カン!続

298名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/12/02(日) 00:46:58 ID:FFWgSdgM
照ナイスゥ

299名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/12/02(日) 01:46:33 ID:4iGNfwjY
優しい世界


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