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胡桃「バカみたい!」

1名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/09/30(日) 22:17:22 ID:I7mnGJ0o
胡桃「一人でこっちに来るなんてどういうつもりなの!」
京太郎「どうしても会いたくて…つい」
胡桃「いきなりメールが来たからびっくりしたよ!」
エイスリン「クルミ、アノコキライ?」シロ「…さっき歩いてるのみて喜んでた」
胡桃「うるさいそこ!そういうこと言わない!待ってたのバレる…あっ」カアア
豊音「ツンデレさんだねー」
塞「アツいねーここ、雪国なのに」パタパタ
エイスリン「ナカヨシ、フタリキリ!」
シロ「動くのダルい…」ズリズリ
塞「見てた方がダルいことになると思うよ」シロ「確かに…」
パタン

105名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/11(木) 21:17:17 ID:rM1b0Ij2
胡桃「京太郎と私どっちが告白したか?」

豊音「チョー気になるよー」

エイスリン「キョータローカナ?」

塞「いや、多分胡桃でしょ」

シロ「…」コクコク

胡桃「うっ…確かに私からだよ」

豊音「えー!どうやったの!?」

胡桃「京太郎に電話して、呼び出して…「付き合ってみない?私たち」って」

塞「思ったよりあっさりしてるわね」

胡桃「そんなこと言わない!これでも緊張したんだから!」

豊音「それでそれで?どんなお返事がきたの?」

胡桃「「俺でいいんだったら、これからもよろしくな」って言ってたような…」

塞「えっ、そこ曖昧なわけ?」

胡桃「しょうがないじゃん!…嬉しくってもう何も聞こえなかったんだから」

豊音「素敵だねー」

エイスリン「ラブラブ!」

胡桃「こら!茶化さない!そろそろ練習するよ!」

豊音&エイスリン「ハーイ」 

塞「しっかし胡桃は本当に京太郎君にゾッコンなんだね」

シロ「遠いのに通ってくれるしいい子だからわかる気は…ダルい」

塞「話ながら億劫になったの?」

シロ「」コクコク

106名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/11(木) 21:30:29 ID:rM1b0Ij2
胡桃「てことがあってさー」  

京太郎「話すの恥ずかしかったろー」アーン

胡桃「ホントだよ!」パクッ

京太郎「しかしあの時は俺も驚いた、なんせ何回か遊んで確かに楽しかったけどまさか気があるなんて」

胡桃「京太郎はそんな風に思ってたんだ、意外」アーン

京太郎「どう言うことだ?」パクッ

胡桃「わりとはじめのデートの頃から敬語抜けてたし、打ち解けるの早かったからなって」

京太郎「まあ、胡桃と話をしてると楽しくてな、身の回りにはいないタイプだったと言うか、だから俺も好きになったのかもな」

胡桃「私も私も!やっぱり私たち気が合うんだね」

京太郎「なー」

カン!続

107名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/11(木) 22:03:58 ID:K4rJDols
いいゾ〜これ

108名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/12(金) 07:44:50 ID:Yu3lqiAM
これすき

109名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/12(金) 23:59:16 ID:I3QrLURI
塞「水族館のチケット?」

熊倉先生「そうなのよ、二枚だけ貰ったんだけど、うちの部員は五人だしねぇ、困ったわ」

塞 (!)

塞「あっ、じゃあとりあえず預かっておきますね」

熊倉先生「そうかい?まあ誰かクラスメイトにでもあげておやり」

塞「はーい」

〜〜〜
〜〜

塞「と言うわけで、行ってきな!」ポンッ

胡桃「そんな唐突に!」

豊音「水族館で京太郎君とデートとかちょー楽しそうじゃーん!」

塞「それに二枚だけなんだから、これはもう京太郎君と胡桃しかないよね」 ニヤニヤ

胡桃「本当に貰っていいの?」

塞「いいんだってば!その代わり、ちゃんと楽しんでくること!」

胡桃「了解!ありがとうね塞、みんな!」

110名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/13(土) 00:05:10 ID:D2VMhQUY
〜水族館

京太郎「そう言うことだったのか」

胡桃「みんなに京太郎からもありがとうって言っておいてね!」  

京太郎「わかってるよ、しかし二枚だけなんて、まるで知ってるみたいだなその顧問の先生」

胡桃「まさか!いくら熊倉先生でもそこまでは…」 

胡桃「…わかるかもしれないけど」

京太郎 (ドンだけスゴいんだ熊倉先生って人…!)

胡桃「とにかく、今日は思いっきり海の生き物達を見ながら歩こう!」

京太郎「そうだな、じゃあさっそくイルカのコーナーとか行ってみるか?」

胡桃「私たちが今居る場所から近いね、もうすぐショーみたいだし、行ってみよっ!」ギュッ

京太郎「あんまり引っ張らないでくれー!」

111名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/13(土) 00:07:34 ID:yXrtzVBI
また始まってる!

112名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/13(土) 00:24:18 ID:D2VMhQUY
〜〜


京太郎「スゴかったな、イルカショー」

胡桃「まさかあんなに水が飛んでくるなんて」ペッペッ

京太郎「あっ」

京太郎 (さっきの水で胡桃のブラが透けて見える!)

胡桃「どうかしたの?京太郎」

京太郎「いや、その胡桃…ブラジャーが見えてるぞ」  

胡桃「!!!!!!」

胡桃「見るなエッチ!」バシーーン

京太郎「理不尽…だ」ガクッ

胡桃「ああどうしよう、替えの服なんて持ってきてないよ」

京太郎「しょうがないなぁ、ほれ!俺の上着しばらく羽織ってな」パサッ

京太郎「そこの土産屋でグッズのTシャツ買ってくるから、ちょっと待ってろ」タタッ

胡桃「わかった、ありがとね」

胡桃 (京太郎の服ブカブカ…こんなに大きいんだアイツ…)  

京太郎「お待たせお待たせ、着替えたら気を取り直して続きといこうぜ!」

胡桃「…この柄?」

京太郎「スマン、オッサンの柄しか無かった」

胡桃「いったい水族館はどの層向けに作ったのかなって感じだね!」

113名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/13(土) 00:40:20 ID:D2VMhQUY


胡桃「熱帯魚可愛い!私も買ってみたいなぁ」

京太郎「ちなみに今までの経験は?」  

胡桃「メダカとか金魚とかかな!」  

京太郎「夏の風物詩って感じだなー」 

胡桃「大体今の時期には死んでたね!」

〜〜  
〜  

胡桃「叩くと発電できるんだって!」コンコン

京太郎「うおっ!メーターが上がった、スゴいなデンキウナギ」

胡桃「これを使えばたくさんの電力がまかなえるね!」

京太郎「それは無理だと思う」

〜〜〜 
〜〜


胡桃「たこ焼きをたこのコーナーの前で売ってる」モグモグ

京太郎「そしてそれをたこの目の前で食べる俺たち」

二人 ((なんか申し訳ない!))



胡桃「ふぅ〜、沢山見たね!」

京太郎「後はもう見たいもの無いか?」

胡桃「そうだね!大体見終わってもう出口…ん?」

京太郎「どうした?」 

胡桃「あそこの水槽何にも入ってないよ」

京太郎「おわっ、マジだ!メンテナンス中か?」

胡桃「ちょっと見てみようよ」

114名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/13(土) 01:00:01 ID:D2VMhQUY
胡桃「本当に何にもいないね」 

京太郎「横のプレートに文字が書いてあるぞ、えっと…青い海、何もいない、もう耳を塞ぎたいほど〜」  

〜〜〜
〜〜 


京太郎「いやー、なんだかんだ楽しかったな」

胡桃「まさか最後にあんなどんでん返しがあるなんてね!ビックリしたよ」  

京太郎「沢山生き物を見た後に何もない水槽ってのは驚くよな」

胡桃「水族館に来てみてよかったね、京太郎」

京太郎「だな、次は動物園にでも行ってみるか?」

胡桃「いいね!」

「おや、胡桃じゃないの」

胡桃「えっ!熊倉先生!?」ビクッ!

京太郎「この人が胡桃の言ってた熊倉先生…」 

熊倉先生「偶然この辺を通りかかったんだけど、隣の男の子は誰なの?」

京太郎 (胡桃、ここは上手くなんとか…)

胡桃「私の彼氏の京太郎です!」

京太郎「胡桃!?」

胡桃「隠すような彼氏じゃないでしょ?京太郎」

熊倉先生「ハッハッハッ!若い子たちはいいねぇ、京太郎君…?」

京太郎「はっ、はひっ!」

熊倉先生「言い方がキツかったりすることはあるだろうけど、胡桃をよろしくね?」ニッコリ  

京太郎「…」

京太郎 (ああ、この人が胡桃たちを全国に連れてきたんだな…納得だ)

京太郎「はい、ずっと大切にしますよ」  

胡桃「京太郎…!」

京太郎「さっ、帰ろうぜ!」

胡桃「うん! 熊倉先生、また部活の時に!」

熊倉先生「気をつけて帰るんだよー…ふふっ、中々良いカップルね、あの二人」



カン!続

115名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/13(土) 01:03:40 ID:D2VMhQUY
>>114に出した何もない水槽は、実際にどこかの水族館にあるらしいですね

胡桃「他にはどんなTシャツあるんだろ」
 
京太郎「ガンガゼとかミナとか…」

胡桃「館長の好みが全くわからない!」

116名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/13(土) 03:14:58 ID:hu2vdJ4c
はぇ〜…

117名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/13(土) 08:18:21 ID:5HLY/Bxo
いおワールド鹿児島水族館ですね

118名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/13(土) 12:37:58 ID:vb3QlAes
鹿児島…あっ(察し)

119名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/13(土) 16:55:02 ID:HY7plHU2
>>118
ヤメロォ!(建前)ヤメロォ!(本音)

120名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/13(土) 20:58:53 ID:h22ml.tg
>>118
永すi…

121名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/14(日) 01:39:54 ID:yAOdIpM6
京太郎「ん…ここは…」

あらあら、姫様また夢の中に関係ない人を紛れ込ませちゃって

えっ!また私やっちゃいました?

せっかくなので、気持ちいい思いして帰ってもらいましょーよ姫様

小蒔「あっ、あのっ!すいませんそこの方!」

京太郎「どうかしましたか?」

初美「姫様の夢の中に巻き込んじゃったんですよー」

巴「そんな見も蓋もない言い方…」

小蒔「本当にごめんなさい…」

京太郎「いやー巻き込まれたとかよくわかんないし、こんな可愛い人達を見れたなら良い夢ですよ!!はっはっはグエッ」

〜〜
現実

胡桃「乗っても起きない!」ユッサユッサ

胡桃「なんか、顔がにやけてる!エッチな夢見るな!」バチーン

〜〜



京太郎「あっ、今なんか現実から呼び戻す感覚が」ヒリヒリ

初美「ビンタされたような後が出来てるのですよー」

霞「私たちもしばらくしたら春ちゃんが現実に全員引き戻すでしょうし、それまでは…一緒に楽しみませんか?」バルルン

小蒔「わ、私もやります!お詫びに!」プルン

巴「姫様達がやるなら、もちろん」ポヨン

京太郎「ちょっと待ってくれ!話がよくわからなアーーーーッ!!!」

京太郎 (胸に押し潰される!嬉しいのは確かなんだけど呼吸が!呼吸がままならない!
おっぱいトライアングルってこんな苦しいものだったのか!?)

京太郎(助けてくれ胡桃〜〜!)

〜〜〜
〜〜


胡桃「おはよう京太郎!」

京太郎「…」チラッ

胡桃「?」ストーーン

京太郎「ああーー安心した」ゲッソリ

胡桃「(なんか失礼なこと考えられてるような気がする!)」

京太郎「(決めた、巨乳はたまに遠くから観察するものだなと固く胸に誓おう)」

122名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/14(日) 07:51:40 ID:Wd//RHZQ
こういうのでいいんだよこういうので

123名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/14(日) 23:48:50 ID:yAOdIpM6
胡桃「うーん…」パンパン

塞「どうしたのよ胡桃、自分の胸を叩いて」

豊音「知ってるよそれ、ドラミングだよねー」

胡桃「違う!」ポカポカ

豊音「あいたた」

胡桃「京太郎は私の体格に不満とか持ってないのかなって思ったの!」

塞「持ってたら?」

胡桃「怒るよ!」

塞「怒るんだ…」

胡桃「一緒に歩いてて恋人扱いされることがあんまりないのが不満!」

豊音「兄妹みたいだよね、二人並んでると」

胡桃「私だってイマドキ女子なんだから、ちゃんと女の子としてみられたいよ!」

塞「普段そういうの気にしてるの京太郎君?」

塞 (まあ仮にそうでも言わないだろうけど)

胡桃「京太郎は「気にしてるのか?ばっかだなー、胡桃が一番素敵に決まってんだろ」って言ってくれたよ!」

塞「なんだノロケがしたかったんだ」

豊音「きゃー!なかよしさんだねー」

胡桃「んなっ!そんなんじゃないんだから!」

塞「今のは完全にノロケ入ってたよ胡桃、完っ全に彼氏自慢だった」

豊音「ねー」ニコニコ

胡桃「ち、ちが、違うんだから!!」プシュー

塞「あー、また過充電しちゃったか」

豊音「さっきまで寒かったけど、ちょうど暖かくなったね!」

シロ「今年の冬は胡桃をとことん過充電させよう…」

塞 (寒さを凌ぐことに関しては毎度本気なのよね…)

エイスリン「クルミ、アッタカイ!」

〜〜〜
〜〜


清澄

京太郎「へっくしゅ!」

久「あら、風邪でもひいた?」

京太郎「いやそんなことはないんですけど…」

まこ「誰かが噂でもしとるんしゃろ」

咲「京ちゃん友達多いもんねー」ゴウッ

和 (今、咲さんから物凄いオーラを感じました…)ヒソヒソ

まこ(この間話は聞かせてもらったが、スゴいことになりそうな気がするの…)ヒソヒソ

京太郎「?」

カン!続

124名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/15(月) 02:06:35 ID:g28IXc.k
オツシャス!
このSSすき

125名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/15(月) 22:38:35 ID:ekXa2IaM
胡桃「コオロギが鳴いてるね」

京太郎「そうか?こっちは聞こえないなー」

胡桃「…きー!きー!」

京太郎「わざわざ電話越しにやってくれなくても…」

胡桃「あっ、つくつくぼうしの方がやりやすいかも」  

京太郎「もう夏はとっくに終わってるぞ」

胡桃「もう秋も濃くなってきたよね!」

京太郎「箱根駅伝の予選が終わってるからな、もう冬のスタンバイだ」

京太郎「あっ、今年のクリスマスはどうする?」

胡桃「クリスマス!?」

胡桃 (どうするか考えてなかった…)

胡桃「一緒にいようよ!うん!」

京太郎「宮守の方でクリスマスパーティーとかやるんじゃないのか?」

胡桃「夜は一緒に過ごせるんじゃないかな」

京太郎「一緒にクリスマスツリーを眺めに行くってのもいいかもな」

胡桃「そうだね、まあまだ先の事だし、のんびり考えようよ!」

京太郎「だな、まだ10月だし、急くことはないか」

胡桃「それはそうと、また今度会えた時は何する?」

京太郎「そうだな〜今度は飯食いに…」

126名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/15(月) 22:44:43 ID:ekXa2IaM
〜〜


清澄

咲「今年のクリスマス、京ちゃんも誘ってみんなで遊ぼうって思うんだけど…」

和「咲さん、一人ではないのですか?」

咲「うぅ〜、啖呵切ったとは言えやっぱり二人っきりは恥ずかしいよぉ」

和「しかし、向こうの彼女さんとも予定があるかも…」

咲「…その時は私一人で追いかけてみようかなって」

和「へ?」

咲「宮守まで、京ちゃんの事追いかけて、直接鹿倉さんと会うの」

和「さ、咲さん…!」

和 (想定外の行動です…)

〜〜


永水

小蒔「夢の中で、会った方にもう一度遭遇してみたいと思うんです」

霞「あらあら、姫様がそんな事言うなんて珍しいわね」

初美「きっと運命ってやつなのですよー、ちなみにどんな御方でした?」

小蒔「えっと、金髪で背が高く…」

巴「夢に出てくるって事はきっとどこかで遭遇してるはず…名前とかは覚えてます?」

小蒔「京太郎…とか言ってましたね」

初美「早速調べるのですよー」

カン!続

127名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/15(月) 23:00:34 ID:ekXa2IaM
ばんがいへ

エイスリン「クルミ、キョータロー、ABCドレ?」

胡桃「えっ?ABCってアルファベットの?」

エイスリン (フルフル)

塞「恋のABCってあるでしょ?ブレーキランプ五回点滅したら愛してる的な」

胡桃「ビミョーに違うしなんか古いよ!」

塞「まあまあ、それで?ABCどこまで進んだの?」

胡桃「…Aだよ」

エイスリン「A!ケンゼン!」パァア

塞「清らかなお付き合いのようで」ニヨニヨ

胡桃「Cとか絶対に無理だよ!だって恥ずかしいし…」

塞「DもあるってのにCで止まってちゃあまだまだだね」  

胡桃「D!?そんなのあるの!」

塞「あるよー、詳しくは知らないけどね」

胡桃「ぐぬぬ…でも、私は今の付き合いでも充分楽しいからいいもんね!」

128名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/15(月) 23:14:27 ID:TvRwrAQs
かわいい

129名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/15(月) 23:37:43 ID:ODZSV09g
こういうのでいいんだよこういうので

130名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/16(火) 07:00:34 ID:1CLk.PUw
胡桃「おはよう!京太郎」

京太郎「どうしたんだこんな朝に」

胡桃「偶然早起きしちゃってさ、京太郎に電話してみたの」

京太郎「ほーん、そっちはまだ暗いのか?」

胡桃「うん、真っ暗!京太郎の方は?」

京太郎「少し明るいかな、雲がギリ見える」

胡桃「そっかぁ、なんか不思議だねそれ」

京太郎「そうだな、もしかしたら時間ずれてるのかもな、なんて…」

胡桃「今、京太郎の時計何時?」

京太郎「えーと、6時くらいかな」

胡桃「あっ、私の方は6時1分だ!」

京太郎「今変わったからだろ?」

胡桃「バレたかー」

京太郎「やれやれ、とんだモーニングコールだぜ」

胡桃「でも楽しかったよね!」

京太郎「まあな、清々しい朝になりそうだぜ」

ザーーーッ

京太郎「まあ…こっちは雨なんだけどな」

胡桃「清々しさもへったくれもないね!」

131名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/16(火) 22:31:03 ID:1CLk.PUw
塞「明日のデートは中華料理のお店なんだって?」

胡桃「うん!美味しいもの沢山らしいから楽しみ」

塞「チャイナ服とか着てったら雰囲気合うんじゃないの?」

胡桃「そんなの持ってない!」

豊音「くるくる回るテーブルがあるんだよね、おもしろそー」

シロ「お店の名前は?」

胡桃「ハチゴー亭だって」

シロ「ふーん…」

〜〜〜
〜〜


翌日

京太郎「さぁ着いたぞ胡桃」

胡桃「あれ?」

京太郎「どうかしたのか?」

胡桃「ううん!なんでもない」

胡桃 (昔行った中華料理のお店のイメージと違う!定食屋っぽいよここ!)

京太郎「ようっ!やってるか鴻野」

真面目な店員「ハハァ…」

京太郎「相変わらず繁盛してるなー」

胡桃「確かに人多いね!」

胡桃 (でもおじさんとかばっかりだ!)

京太郎「座敷空いてるらしいから、そっち行こうぜ」

胡桃「うん!実は足疲れててさ!」ピリピリ

店員「メニュー見る?」

胡桃「あっ、ありがとうございます」ペラッ

胡桃「チャーハンとかラーメンとか、なんか普通なんだね」

京太郎「ここはオーソドックスなメニューだからな」

胡桃「じゃあ餃子と唐揚げとチャーハン頼もうかな、京太郎は?」

京太郎「じゃあ俺も同じので、すんませーん!餃子と唐揚げとチャーハンで!」

店員「ハハァ…」

胡桃「あっちょっ、二人前って言ってないよ?」

京太郎「ん?ここで二人前なんかめったに聞かないぜ?」

胡桃「どう言う事?」

京太郎「まあ運ばれてきたらわかるさ」

132名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/16(火) 22:45:11 ID:1CLk.PUw
唐揚げデェェェン
餃子ドォォォン
チャーハンドッサリ

胡桃「なるほどね!」

京太郎「ちゃんと皿の取り分けも用意してあるだろ?」

胡桃 (こんなに多いとか食べられるのかな)

京太郎「いつもは一人で来るんだ、部活のメンバーは一回優希と咲とで来たくらいかな」

胡桃「優希?」

京太郎「ああ、うちの先鋒やってるちっこいのだよ」

胡桃「ふーん…」

店員「(デート中に他の女の子の名前を出すとか)そんな事言ってきちゃ…ダメだろ!」

京太郎「!?」

胡桃「いいの、慣れてますから!」

店員「ハハァ…(出来た彼女だなぁ)」

胡桃「しかし予想外のボリュームだね…」

京太郎「チャーハンまではあっさり食べてたのに、やっぱり唐揚げが難関か」

胡桃「とにかくでかいよね!」

京太郎「ばらしてそのまんま肉の塊を油に落としてるようなもんだからな」

京太郎「メニューは普通でも味と量は格別だぞここは」

胡桃「確かにお腹いっぱいなのに沢山入るもんね!」ケプ

京太郎「やっぱり胡桃にはピッタリの店だ、連れてきて正解!」

胡桃「京太郎の行きつけなんだから、私に合わないわけないよ」モグモグ

胡桃「強いて言うなら体重計に乗るのが少し怖くなるかな!」

京太郎「流石女子…」

133名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/16(火) 23:01:59 ID:1CLk.PUw
胡桃「おごちそうさまでした!」

京太郎「食ったなー今日は!」

胡桃「結構美味しかったから、宮守のみんなにも唐揚げ持ってってあげたかったかも」

店員「そうだ、まかない用にね余った唐揚げがあるのよ」ガサッ

京太郎「鴻野!良いのか?」

店員「ハハァ…(お得意様だからサービス)」

胡桃「ありがとうございます!みんなきっと喜ぶと思う!」

店員「俺はその言葉が嬉しい」

京太郎「また来るからな!その時はもっと注文するぜ!」ガラガラッ

胡桃「さよならー!」

〜〜〜
〜〜


宮守

塞「それで持ち帰ってきたのがこの唐揚げの山…」

豊音「ホントにちょーおいしいよーこれー」サクッ

エイスリン「カラアゲ、アゲアゲ?」

豊音「うん、あげあげかもー」

シロ「おいしい…」

塞「まあ肝心の胡桃は食べ過ぎで外走ってるんだけどさ」サクサクッ

シロ「テカりがものすごかった」
 
塞「体重計を見て、悲鳴をあげたんだってさ」

豊音「ちょっとふっくらしててもかわいいのにねー」

エイスリン「ネー」

カン!続

134名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/16(火) 23:10:39 ID:1CLk.PUw
この季節になると胡桃みたいな子がよくマフラーとかしてるので
たぶん胡桃も厚着をしてそれでも寒いから京太郎の腕を抱き寄せてそう、京太郎もまんざらじゃないからちょっとマフラーを回そうとするけど悲しいことに背丈の差で上手くいかなくて妥協案としてペアルックにし始めてその初々しさで街行く人々の心を暖かくしたりしてそうですよね、そして人が少ない田舎道とかで「口が寒いな」とか言って胡桃に口づけして少しだけかさついてる事を思い出した胡桃が「リップクリームしてくればよかった!」とか内心思いながらも長い間口を合わせ続けてそう

135名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/16(火) 23:15:30 ID:1CLk.PUw
塞「普段人は少ない往来でも、偶然知り合いと出会うってのはもはやお約束だよね」

シロ「二人きりだとあんな風なんだ…」

塞「結構長いキスだったよね」

シロ「あ、手繋いでる」

塞「この辺、秋なのになんか暑くない?」

シロ「暑すぎる…」

136名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/16(火) 23:48:12 ID:NNlADjS2
身長差カップルは俺得だからもっとやれ、いや、ください

137名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/17(水) 00:29:12 ID:LVY9Syi2
ええぞ!ええぞ!

138名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/17(水) 21:27:35 ID:VMRa8Kb.
胡桃「今度はアイスミルクとかどうかな」

京太郎「アイスミルクはこないだ沢山堪能しただろ、久しぶりに砂糖いれようぜ」

胡桃「むぅ…仕方ないなぁ」

豊音「京太郎くんアイスミルクに砂糖いれるんだー」

塞「あれはデートの暗号だよ」

豊音「??」

塞「アイスミルクは胡桃主導、砂糖は京太郎君主導」

豊音「なんでアイスミルクと砂糖なのかなー」

エイスリン「ニガイノ、キライ?」

塞「アイスミルクは入れ換えて愛す胡桃、砂糖は英語でシュガー、シュガー、シュガー…須賀ー」

シロ「むりやりすぎる…」

塞「皆にバレないようにやってるようだけど、私の目は欺けない!」

豊音「でもあんな二人だけの暗号があるっていいよね!」

エイスリン「ツーカー?」

塞「なんか微妙に古くないそれ?」

139名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/17(水) 21:36:47 ID:VMRa8Kb.
show meを背景に流しながら
屋上で二人でバレーして、その後弁当を胡桃が作ってきてくれて、開けてみたら苦手なものが入っててうげーって顔をする京太郎を見て「好き嫌いはめっ!」とかいいながら無理やりあーんさせてくる胡桃、それで食べてみたら案外美味しくて「胡桃が作ったから美味しいんだな」とか言っちゃって胡桃は胡桃で赤面しながら「誰が作っても美味しいの!バカみたい!」とか素直になれないで肩をドンって押しちゃう、食べ終わったら水筒のお茶を呑みながら風を浴びながら二人でお昼寝するってのいいですよね

140名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/17(水) 21:45:12 ID:hyzxPewE
わかる

141名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/17(水) 21:58:26 ID:VMRa8Kb.
和「私に相談とはなんですかゆーき?」

優希「…なんかこないだからへんなんだじぇ」

和「変って、いつ頃からですか?」

優希「こないだのどちゃんと遊びに行ったとき、くらいから…」

優希「京太郎が楽しそうにしてるのを見てたら胸が苦しくなって、そんで最近は話しかけにくくてってなってるんだじぇ」

和「それは…ゆーきが須賀君の事を」

優希「違う!」

和「!」ビクッ

優希「私はそんな気持ち持ってない!持ってなかった…でも、遠くにあいつが、京太郎が行ってしまったような気がして…」

和「ゆーき…」

優希「ごめん、相談したのは私なのにどなったりしちゃったじぇ」

和「気持ちを吐き出す事が、今は大事ですからね」

優希「のどちゃんは優しいじぇ…」

優希 (京太郎が付き合ってるのがのどちゃんだったら、この胸が苦しくなるのも無かったのかな)

優希 (このまんま、京太郎と話せなくなるのは嫌だじぇ…)

和「ゆーき、その…」

優希「どうしたんだじぇ?」

和「……涙が出てますよ」フキフキ

142名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/17(水) 22:36:33 ID:VMRa8Kb.
帰り道

和 (須賀君が好きな人がいるのは自由ですし、それを咎めるのは筋違いです)

和 (…ゆーきが自覚して、なんとか気持ちを伝えられたらいいのですが)

和 (このままじゃゆーきも、須賀君もみんなが傷ついてしまう…)

和 (…部長に相談してみましょう)

〜〜〜
〜〜


久「あら和、どうかしたの?」

和「部長、実は…」

久「あらまあ、そんな事になってたの」

和「相談したのはゆーきには内緒でお願いします」

久「もちろんよ」

久 (あのとき私が迂闊に話しちゃったから…)

久「ごめんなさい、私のせいでこんなことに…」

和「いえ、いつかは知ることでした」

久「…そうね、落ち込むよりまずは問題解決が優先よね」

久「とは言っても、恋愛ってのは早い者勝ちなわけで、出遅れちゃったゆーきにはあまり選択肢がないのよね…」

和「せめて前のように接するようになればいいのですけれど」

久「とりあえず、今はそっとしておいてあげましょう?気持ちの整理には時間がかかるものよ」

和「そうですね、結論を急かしすぎていました」

久「悪い出だしからでも、いい牌が巡ってきたら、自然と動き出すものよ」

和「そう、信じましょう」

カン!続

143名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/17(水) 22:51:20 ID:VMRa8Kb.
胡桃「そこロン!」


京太郎「うへぇ!」


豊音「また京太郎君に当てたねー」


胡桃「京太郎はバレやすいから、なるべく顔とか出来るところで誤魔化してみるといいかも」


京太郎「顔ねぇ……」


胡桃「じゃあもう一局!」


豊音「ようし、今度は私が上がるぞ!」


エイスリン「ワタシモ!」


〜〜〜〜〜〜


数順後


豊音 (あれ?なんか胡桃の顔が赤くなって……)


胡桃「……こっち見てごまかすのやめて!」ピーッ!


京太郎「だって対面で顔が合うし、それに胡桃だからいいかなって」


胡桃「私の集中が持たなくなるの!ドキドキして!」


胡桃 (真剣な眼差しで見つめられてカッコいいと思ったとか言えるわけないじゃん!)


豊音「麻雀しててもなかよしさんだねー」


塞「せめて卓上では夫婦漫才やめてくれませんかねーお二方」ニヤニヤ


胡桃「夫婦っ……!」プシュー


シロ「あ、過充電した…」

144名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/17(水) 22:51:34 ID:Y5.uMOfk
こういうのでいいんだよこういうので

145名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/17(水) 23:49:28 ID:VMRa8Kb.
胡桃「家電量販店に行こう!」


京太郎「……急にどうした?」


胡桃「実は電気屋デートってのが流行ってるんだって塞から聞いたの!」


京太郎(塞さん相変わらずすげえな…) 


胡桃「と言うわけで明日デオデオに集合ね?」

京太郎「了解!…持ち合わせはそんなにないぞ?」

胡桃「本気で買いにいくつもりではないからね?」

146名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/17(水) 23:49:58 ID:VMRa8Kb.
明日続きやります

147名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/17(水) 23:53:48 ID:lglN74..
もはや懐かしのデオデオ

148名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/18(木) 00:17:49 ID:XIPwObA2
いいゾ〜これ

149名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/18(木) 23:14:05 ID:qWgcxR72
ヤマーダマーダマダヤスインダー


胡桃「デオデオは久しぶりに来たよ!」


京太郎「そうだなぁ、それじゃあ何から見るか?」


胡桃「ここはやっぱり、テレビからだよね!」


京太郎「おっいいな!最近のは性能がダンチらしいぜ」


店員「こちら4K、YouTube搭載、Netflix搭載となっております」


胡桃「もはやスマホみたいなテレビもあるね」


京太郎「今時はネットが使えてなんぼらしいからな」


胡桃「プラズマテレビと液晶で困ってた時とだいぶ変わってるよね!」


胡桃「おっ、このテレビは小さい!部室に起きたいな」


京太郎「32型で14万だってさ」


胡桃「14万!?無理だね!」


京太郎「場所も取るし、電気代も食うしな…っと、大体見たかな」


胡桃「それじゃあ私、洗濯機とか見たい!」


京太郎「洗濯機か…よし、見るか!」

150名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/18(木) 23:26:34 ID:qWgcxR72

胡桃「洗濯機も色々あるんだね」


京太郎「二層式まだ売ってんのか!ガキの頃に見たような物だったよーな…」


胡桃「私がお嫁さんになったら、毎日こういうお洗濯とかやるんだなぁ…」ポワァ


京太郎「そうだなぁ…」ホワンホワン


〜〜〜〜〜〜

胡桃「乾燥機に手が届かない!」


胡桃「物干し竿をかけられない!」


胡桃「乾いた洗濯物が重い!」ドサドサドサーーー


〜〜〜〜〜〜


京太郎「俺、なるべく手伝うぜ!」  


京太郎 (二層式も悪くないかもしれないな)


胡桃「今絶対服の事心配したよね?」


胡桃「私だって結婚する頃にはもっとおっきくなってるから!」


京太郎「どのくらいだ?」


胡桃「…140!!」


京太郎「毎日牛乳飲もうな」


胡桃「うん」


胡桃 (二層式なら乾燥も簡単かも…)

151名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/18(木) 23:51:39 ID:qWgcxR72

胡桃「あばばばばば」ウィーンウィーンウィーン


京太郎「ロデオに振り回される高校生…」


胡桃「言ってないで止めて!」ウィーンウィーンウィーン


京太郎「はいはいー」ポチッ


胡桃「足腰に来るねこれ!」ガクガク


京太郎「おんぶしようか?お姫様」


胡桃「こんなところじゃめっ!」


京太郎「はっはっは、次はどこにいく?」


胡桃「スマホとか、イヤホンのコーナーはどうかな!」


京太郎「お揃いのイヤホンとか買ってみるか?」


胡桃「お揃いのイヤホン…」ボッ!


京太郎「最近赤面するの早すぎるぞ」

When I was only three
My mama said to me

胡桃「この曲私好き!」


京太郎「ノイズキャンセリング?だっけかで綺麗に聞こえるな」


胡桃「京太郎片方貸して?」


京太郎「ん?どうした」


胡桃「こうやって二人で一つのイヤホン使ってたらさ、何か顔が近くなっていいよねって」


胡桃「…///」


京太郎「自分で言って照れるなよ!」


京太郎 (ヤバいな、今の胡桃は可愛すぎた…)


京太郎「よし、このイヤホン買うか」


胡桃「そうしよう!…一つでいいかな」


京太郎「そうだな、一つのを二人で聞くか…」


店員 (なにあの二人可愛い…)

152名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/19(金) 00:12:45 ID:F7AAJbus

胡桃「結構見て回ったね」


京太郎「最後にもう一つくらい見たら帰るか」


胡桃「そうだね!じゃあどこにしよっか」


京太郎「お、胡桃あそこ見てみろよ」

デーーーーン


胡桃「天体望遠鏡!?そんなのも売ってるんだ」


店員「お目が高いですねぇお客さん、そちら現品限りなので特別なお値段になってるんですー」


京太郎「だってさ胡桃」  


胡桃「それでも高いでしょ!見るだけ!」


店員「分割払いも可能ですよー」


店員 (それにこれを買っておけば、彼氏さんと夜の天体観測デートも出来ますよ)ボソッ


胡桃 (てっ、天体観測デート!?)


店員 (二人で寒空の中、身体を寄せあいながら星を眺めるなんて最高のシチュエーションだと思いますー) 


胡桃「二人で一緒…」

胡桃 (はっ!ダメダメ、キチンと断らないと!)

  
胡桃「分割でいいなら…」


京太郎「おっ、買うのか胡桃」


胡桃 (また本能がやらかしたーーーーっ!)


胡桃「きょ、京太郎が欲しそうにしてたし、一緒に星を眺めたりするのもいいかなって!」


京太郎「いいなそれ!いつか二人で星空を眺めにでも行くか」


店員「…」グッ


胡桃「…」グッ

〜〜


京太郎「いや〜楽しかったな、こう言うところでのデートってのも」


胡桃「でしょ!また来ようね!」


京太郎「ああ、でも今度は…」


胡桃「?」


京太郎「今度は夫婦として来たいな」


胡桃「ふっ、ふふふふふ夫婦…」プシュー

153名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/19(金) 00:19:26 ID:F7AAJbus

塞「…それでまんまと買っちゃったのね」


胡桃「何にも言い返せない!」


豊音「いいなー、私もそれで星が見たいよー」


エイスリン「キラキラホシ!」キュキュキュ…トン!


豊音「わー、みんなで星を見に行ってる絵だねー」


胡桃「折角だし、今日みんなで見に行かない?」


豊音「えっ、いいのー!」


塞「京太郎と最初に見るもん!とか言うと思ってた…」


胡桃「そこまでバカップルじゃないよ!!」


シロ (そうかな…)


塞「それじゃあ今夜、胡桃の家にみんなで集合!」


豊音&エイスリン「オーー!」  


塞「シロもだよー」


シロ「えっ」


カン!続

154名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/19(金) 00:34:27 ID:F7AAJbus
(デオデオが無くなってることに気がつかなかったのは)未熟です…

京太郎「塞さんにはいつもお世話になって…」


塞「面白そうだから口挟んでるだけだし、気にしなくていいのよ」ヒラヒラ


京太郎「胡桃の面白可愛い所って結構あるんですか?」


塞「胡桃はああ見えてあのボケ属性持ってるからね、例えば今だと」チラッ


京太郎「?」


塞「私と京太郎君との会話が気になって手牌がめっちゃくちゃになってるし、時々覗きこんできたりしてるわよ」
 

京太郎 (面白可愛い…)


豊音「ロン!」


胡桃「あーーーっ!」

155名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/19(金) 01:29:48 ID:0wDTLEZs
何気に身長サバ読んでてかわいい

156名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/19(金) 07:27:38 ID:zBizyqAk
こういうのでいいんだよこういうので

157名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/19(金) 13:29:55 ID:IYsUhOm6
可愛い

158名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/19(金) 20:59:35 ID:F7AAJbus

咲「ね、ねぇ京ちゃん」


京太郎「どうした咲?」


咲「これから買い物に行くんだけど、一緒に行かない?」


京太郎「そんなに買い込むのか?珍しいな」


咲「みかんが安くて、箱ごと買おうかなって、この時期はすぐ無くなるでしょ?」


京太郎「あーそうだなぁ、気がついたらすぐ食べおわっちまう」


咲「うふふっ、京ちゃんたら食いしん坊さんなんだから、どうせなら京ちゃんも買えば?」


京太郎「うちもそろそろこたつ出すし、買う頃だな、よし!今日の夕方行こうぜ」


咲「うん!楽しみにしてるね?京ちゃんと買い物とかするの久しぶりだから」

159名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/19(金) 21:12:40 ID:F7AAJbus
〜〜〜〜〜

マックスバリュー

咲「昨日が木曜市だったし、買っておけばよかったね」


京太郎「最近はスーパーにはあんまり来てなかったから、そういうのも忘れてたな」


咲「それじゃあさっそく、みかん買いにいこっか」


京太郎「ったく、元気だなあ咲は、胡桃そっくりだ」


咲「…」ピク


京太郎「?」

〜〜〜
〜〜

おばちゃん「あらぁ京太郎くん!久し振りだね」


京太郎「おばちゃん!相変わらず若いねぇ」


咲「知り合いなの?」


京太郎「まあな、この時期いつも母さんにみかん買うの頼まれてっからさ、そのうち顔馴染みになったんだ」


咲「へぇ〜」


おばちゃん「おや、そっちの女の子はもしかして"コレ"かい?」クイッ


京太郎「やだなぁおばちゃん…」


咲「やっぱりそう見えますよね?ねっ、京ちゃん」ニコッ


京太郎 (咲!?)


咲 (みかんおまけしてもらえるかもしれないじゃん)


おばちゃん「あらあら、京太郎くんにもこんな可愛い女の子がねぇ!おばちゃん嬉しいからみかんあげちゃうよ!」


咲「ね?」


京太郎「あ、ああ…」


京太郎 (今さっきの咲、なんかすごいオーラだしてたような…)

160名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/19(金) 21:26:40 ID:F7AAJbus

咲「ごめんね持ってもらっちゃって」


京太郎「咲が持って帰るんじゃ、明日までかかるしな」


咲「もー、そんなわけないじゃん!」


京太郎「いやいや、どうかな〜?」


京太郎 (よかった、さっきのは気のせいだな)

京太郎「明日も寒くなるんだってな」


咲「ねっ、嫌だよね〜!」


京太郎「こたつでみかん食いながら、のんびり暖まってたいぜ」





咲「鹿倉さんと?」


京太郎「あぁ、胡桃と炬燵に入るのもいい…な」


京太郎「って知ってたのか!?」


咲「んもー京ちゃん、この間鹿倉さんと電話したの私だよ?気がつかないわけないじゃん!」  


咲「面と向かって彼女って言ってくれたんだから」  


京太郎「胡桃のやつ〜、バレたらからかわれるかなってなるべく内緒にしてたんだけどなあ」 


咲「やだなぁ、そんな事じゃからかわないよ〜!」バシッ


京太郎「あいてっ!くの〜」グリグリ


咲「あははは、やめてやめて!」

161名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/19(金) 21:39:03 ID:F7AAJbus

咲「でも、少し羨ましいなぁ鹿倉さん」


京太郎「なんでだ?」


咲「京ちゃんを旦那さんに出来たら、きっと毎日楽しいだろうし、家事も分担してくれるだろうなあって」


京太郎「そうかぁ?俺は咲がお嫁さんになってくれる旦那の方がいいと思うぜ」


咲「!」


京太郎「咲は優しいからな、きっといい嫁さんになるさ」ポンポン


咲「じゃあさ、じゃあさ」


京太郎「?」


咲 (京ちゃんが私の旦那さんになってよ)


咲「……いや、なんでもないや」


京太郎「そっか、それじゃここで分かれ道だから、また明日な」タッタッタッ


咲「うん、また明日ね」フリフリ 

〜〜


咲「……」ポロポロ


咲「そんな、そんな事言わないでよ」


咲「先に言われたら、言えなくなるじゃん、鹿倉さんと笑ってる京ちゃんが目に浮かんできて、言えなくなるじゃん……」


咲「私、二人の間に割っていきたいのに、出来なくなるじゃん!!!」


咲「ズルいよ鹿倉さん……ズルいよ」

162名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/19(金) 21:53:54 ID:F7AAJbus

京太郎「今度そっちにみかん持ってくから、楽しみにしとけよ!」


胡桃「うん!その頃にはもうシロがまたこたつを持ってきてると思うから、一緒に入れるね」


京太郎「いや、流石に部室のこたつで一緒にはまずいだろ!他の人もいるし…」


胡桃「あーそだね!じゃあうちのこたつで一緒に食べようよ!」


京太郎「胡桃ん家のこたつ…」


京太郎「俺の足貫通しないか?」


胡桃「ち ゃ ん と 入 り ま す ! !」キーーン


豊音「頭がふらふらするよー」


塞「胡桃!こっちにも衝撃が来た!」


シロ「」


エイスリン「シロ、キゼツシテル」


胡桃「あっごめん!京太郎が変なこと言うからだよ!」


京太郎「俺のせいか!」


胡桃「とにもかくにも!みかん待ってるからね!」  


京太郎「俺は待ってないのか?」


胡桃「んなっ!」


胡桃「……待ってるよ」ボソッ


京太郎「ははっ、ありがとよ」


胡桃「恥ずかしいからもう切るよ!」


京太郎「あいよー」ガチャ!


京太郎「ふぅ、相変わらず胡桃は元気だな」


京太郎「さて、俺もそろそろ寝るか」


〜〜〜
〜〜



咲「本当の気持ちは、やっぱり伝えるの難しかったよ」


和「それでも今日の出来事は大きな前進です、コレからも頑張りましょうね、咲さん」


咲「うん、ありがとう和ちゃん」


和「それでは、また明日」


咲「うん!また明日ね!」


カン!続

163名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/19(金) 22:05:52 ID:F7AAJbus
胡桃を思いっきり不意打ちみたいに抱き締めて、ちょっと苦しいくらいにやってみたら、抵抗されると思いきや顔を真っ赤にしてなにかもっといいことを望んでいるかのような態度を示してきたので、肩まで服をずり下げておいて首筋を噛んでみると、「痛っ…」とか言いながらもまだ抵抗してこない、こちらもどうしようか、ここから下に行くべきかと悩んで結果そこまではせずに服を戻して何事も無かったかのようにしてみたい、向こうもこれ以上はないと察して普通に振る舞うけど内心バックバクで、降りてきてた子宮が元に戻らなくなってそう

みたいな展開を見てみたいですよね

164名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/19(金) 22:12:12 ID:F7AAJbus
塞「うわーっ!うわーっ!」


シロ「…///」


塞「今のは流石に追求できないよシロ」


シロ「ドキドキした……」


塞「うん、私もドキドキした、でも多分今一番頭がカオスってるのは胡桃だよね」


シロ「無抵抗だったから、その気だったし、怒るに怒れないしね」


塞「あーびっくりした、突然ああいうのはやめてほしいよね!」


シロ「塞が私を同行させるのもやめてほしい……ダルい」


シロ「トヨネはだめなの?」


塞「トヨネかぁ…良いかもね」


シロ (これで休める……)

165名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/19(金) 23:06:02 ID:p5ICAJYY
こういうのでいいんだよこういうので

166名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/20(土) 23:50:12 ID:J5LLM8DM

胡桃「風邪ひいたゴホッゴホッ」


京太郎「この時期は特に弱るよな…その咳は大丈夫じゃなさそうだなぁ」


胡桃「塞や熊倉先生には伝えてあるから今日は休むよゲホッゴホッ」


京太郎「早く治るといいな、こっちでもお守りとか買ったりしてお祈りしとくからな」


胡桃「うん、ありがとう京太郎……もう切るね」


京太郎「となるとしばらく暇だなぁ、お守りがてら散歩でもするか」


〜〜〜
〜〜

京太郎「ん?あれは…おーい!」タッタッタッ


優希「きょ、京太郎!?」ビクッ


京太郎「優希じゃんか、どうしたんだよこんなところで」


優希「な、なんでもないじぇ!?ただこの辺までちょーっと来てみたかったかなって」


京太郎「……」ジーーッ


優希「なっ、なんだじぇ!?」


京太郎「お前は風邪ひいてないよな?」


優希「別にひいてないけど…それがどうかしたのか?」


京太郎「最近絡んでこねぇなって思ってさ、あんなに元気だったお前が」


優希「……気のせいだと思うじょ?」


京太郎「まっ、風邪じゃないにこしたことはないな」ポンッ


優希「そう言う京太郎はどうなんだじぇ」


京太郎「まあ、それなりかな」


優希「変なモン食ったりとかして休んで、咲ちゃんに迷惑かけるんじゃないじぇ〜」


京太郎「んなっ!お前こそ和に「こないだ食ったキノコが当たったじぇ〜」とか泣きつくんじゃねぇのか?」


優希「そんなことないじぇ!相変わらずの妄想野郎め!」


京太郎「ギャハハハ!やっといつもの感じに戻りやがったな!」


優希「ほぇ?」キョトン


京太郎「イメチェンかなんかは知らねえけど、やっぱお前は明るい方がよっぽどイケてるぜ?」


優希「あ……やっぱりそう思う?実は私もそう思ってたんだじぇ!」パァア


京太郎「当たり前じゃねえか!なんだかんだ友達だからな!わかるさ!」


優希「友達……」


京太郎「ああ、お前といると男友達絡んでるような気楽さがあるんだ」


優希「あはは…」


優希「あは、あはは!あはは!確かに私も…そう思うじぇ」


京太郎「だろ?」

167名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/20(土) 23:54:57 ID:.787CbI6
また始まってる!

168名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/21(日) 00:06:13 ID:yQEvg.MY

優希「それじゃ、そろそろ帰るじぇ!京太郎もなんか用事あるんじゃないのか?」


京太郎「おっと、俺もお守り買いにいくんだった…」


優希「んじゃまた学校でなー!」


京太郎「おーぅ!」


優希「遅刻とかすんじゃねえじょ!」


京太郎「お前に言われたかねーーっ!!」タッタッタッ…


優希「あっははは!あっははは!」


優希「あははは、あはは…あ……は」


優希「ああ、うぁあ…ああ」ホロ


優希「うわあああああんんん!!!うわあああああんんん!!!」


和「あれは…優希!?」トタタタ


和「どうしたのですか優希!」


優希「のどちゃん…?のどちゃあああん!!」


和「そんなに泣いたら可愛いお顔が台無しですよ」


優希「私、つよがってっ、本気の思ってることっ、京太郎にっ、伝えられなくってっ!それでぇっそれでぇっ…」


和「優希!!しっかりしてください!」


優希「!!」


和「諦めてはいけません、自分を曲げてはいけませんよ」


優希「…うん」コクリ


和 (ああ、優希と咲さん、私はどちらにも応援してばかりで、どちらかが必ず傷つく様を見なければならない、本当に、コレでいいのでしょうか…)


和(ひとつだけ言えるのは、私は二人とも見捨てられません、部長……)

169名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/21(日) 00:18:04 ID:yQEvg.MY

胡桃「完全回復!万事オッケー!」


京太郎「おめでとう、コレ復活祝い」ドサドサドサ


胡桃「埋もれるー!埋もれるもー!」


塞「おっ?何そのお守りの山は」


京太郎「いやー、どのお守りに風邪への効能があるのかわからなくて、全部買っちゃいました!」


シロ「おバカすぎる…」


豊音「でも、こんな沢山買ってくれたんだから、きっとどれかは当たってたんだよー」


塞「だろうねー、それでこのお守り山はどうするの?」


京太郎「折半することにします」


胡桃「私がこれから欲しい受験合格のやつとかもあるはずだし、探してみよう!」


塞「コレとかもいるんじゃないの?」ヒョイ


胡桃「何それ?」


塞「安・産・祈・願♥️」


胡桃「……」プルプル…


シロ「ああ…」ピタッ


豊音「なにー?シロ、耳を塞がないでよー」


胡桃「まだはやいってば!!」


キーーーーーーン


シロ「」


豊音「あれ?シロ寝ちゃった?」


塞「シロが自分を犠牲にするなんて…」


京太郎「うぅ…なんて尊い犠牲なんだ」ポロリ


胡桃「そこ!漫才しない!」


塞「はいはーい」


京太郎 (また面白可愛いところ拾えましたね)


塞 (最近はもうすっかりデレッデレだからね)


胡桃「???」


カン!続

170名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/21(日) 00:32:00 ID:yQEvg.MY
グラマーな写真集を隠し持っていた事に胡桃が憤慨して、私みたいなちんちくりんじゃみたいに自虐的なこと言い出したから慌てて「じゃあ胸を大きくしてあげようか」とかテンパって言って思いっきりビンタお見舞いされ、翌日電話で塞さんからスッゴい笑われて「そこは違うよね!ヤバい腹筋が耐えられない」って電話の外で転げ回る音を一緒に聴きながら横で胡桃が真っ赤な顔で今にも爆発しそうなのを口塞いで静かにしたいですよね

171名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/21(日) 01:09:33 ID:XD3YiaQE
ええぞ!ええぞ!

172名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/21(日) 20:30:29 ID:yQEvg.MY

胡桃「明日からまた月曜だね!」


京太郎「うへー、休日って短いよなぁ」


胡桃「文句言わない!まだ一年生でしょ!」


京太郎「あっそっか……胡桃は受験だもんなぁ」


胡桃「みんなと一緒の大学に行くためだもん!頑張らないと!」


胡桃「……それに、大学だったら京太郎と一緒に通えるわけだしさっ、それが一番の支えだよ」


京太郎「一緒のキャンパスライフかぁ、楽しそうだな!」


胡桃「そしたら!一緒に住めるようにもなるし!」


京太郎「!?」


胡桃「んでいつも、おはようって京太郎を起こすの!」


京太郎「そのうちそれが起こすようにばっかりなったりしてな」


胡桃「否定はしないよ!」


京太郎「しないのか…」


胡桃「だから、もう赤点なんて取ったら駄目だから!一年からしっかり意識すること!」


京太郎「あいあーい…」


胡桃「大学でその分思いっきり遊ぼうよ、ね?」


京太郎「大学にも単位はあるんだよな…」


胡桃「それはお互い様!きっちり単位は取ろうね」


京太郎「なんかこんな話をしてたら、明日が来るのがむしろ待ち遠しくなってくるな」


胡桃「うん!月曜ばっちこい!…ふぁあ」


京太郎「眠たくなってきたな、そろそろ寝ようぜ」


胡桃「うん、おやすみ京太郎…」


京太郎「ああ、おやすみ」


カン!続

173名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/21(日) 20:32:38 ID:nnjgTsEg
いいゾ〜これ

174名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/22(月) 23:57:25 ID:yqwH9Er2
胡桃に受験勉強でキツいからと夜まで電話に付き合わされて、結局朝まで起きてたけど首尾は?と聞くと急に言葉を濁されちゃって、話に夢中になりすぎちゃって勉強出来なかったって言われたい
いつもと違って珍しくオチャメに振る舞ってごまかそうとするのを電話の向こうから聞いて癒されたい、それを後日塞さんたちの前で話してやったら「んなー!ばらしたな!」って顔真っ赤にしてポカポカしてくるのをみんなに見られて、でもいつもの事みたいな雰囲気になって、自分が宮守に馴染んできてるんだなあってのを実感したいですよね

175名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/23(火) 00:02:56 ID:eYZmlDfA
あぁ^〜

176名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/23(火) 00:05:41 ID:ZjB5Fs1E
京太郎「もう止めもしてくれないんすね塞さんたち…」


シロ「ダルい」


京太郎「シロさんは最初っから遠くで見てたじゃないすか!」


塞「なんと言うか、ここに来る度に胡桃の面白い話してくれて、いつも殴られてるから、すっかり定番になってるよね」


豊音「そう言うのなんかあったよね!えっと、さまようびー?だっけ」

 
胡桃「それを言うなら様美式!そもそも京太郎が恥ずかしいことばらすのが様美式になるのよくない!」


塞「最近はキスの催促が露骨になってる話とか……」


胡桃「わーー!わーーー!」


豊音「それにしても、ほんと京太郎くんは馴染んだよねー、昔からここにいるみたい」


エイスリン「キョータロー、ナカヨシ!」ニコッ


京太郎「そう言われると、なんか嬉しいっすね」


胡桃「京太郎!でれでれしない!」


京太郎「あいあーい!」

177名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/23(火) 00:08:11 ID:eYZmlDfA
また始まってる!

178名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/23(火) 00:23:00 ID:ZjB5Fs1E
エイスリン「ネー、キョータロー?」


京太郎「はい、どうしました?」


エイスリン「キスッテ、ドンナアジ?」


京太郎「キスはまだ時期じゃないですよ」


エイスリン「???」


京太郎「今なら、サンマとかどうですかね」


胡桃「三麻?確かに三人しかいないし、ちょうどいいかもね」


京太郎「???」


胡桃「ほらほら、エイちゃんも卓についたついた!」


エイスリン「マ、イッカ!」


京太郎「ですね!」


〜〜〜〜〜 


塞「…っ!!……っ!」ダンダンダン


京太郎「塞さんが笑い転げてる…」


胡桃「そんなにおかしい話だったかな?」


エイスリン「ワカラナイ」


塞 (すれ違いがすれ違いを呼んで、結果オーライになってるとか…息が出来ない!!)


シロ「…フッフフッ」


胡桃「シロ、どかした?」


シロ「いや、何でもない」


胡桃「???」


カン!続

179名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/23(火) 20:12:35 ID:atvU61h.
様美式って様式美のことかな

180名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/23(火) 23:07:21 ID:ZjB5Fs1E

塞「>>179


京太郎「胡桃…」


胡桃「言い訳はしないよ!間違えたね!」


シロ「あっさり認めた…」


京太郎「前にもこんなことがあったような気がするぞ」


胡桃「それは気のせいだよ!」


塞「言葉違いまで様式美になっちゃったりして」


京太郎「いっぺん辞書買いにいくか」


胡桃「たった一回のミスだから許して!」


京太郎「麻雀ではその一回が死に繋がるぞ!」


胡桃「ぐぬっ、京太郎にそれを言われるとは」


塞「ちょっとー、いちゃつくのはよそでお願いね」ニヤニヤ

181名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/23(火) 23:18:22 ID:ZjB5Fs1E

胡桃「やることは沢山あるのに眠くて出来ないことあるよねー」グダグダ


京太郎「ああ空はこんなに青いのにってか」


胡桃「ずいぶんと古い歌を知ってるね」


京太郎「なんか昔ビデオで見た気がするんだ」


胡桃「なるほどねぇ……でも、寝る前くらいしか電話できないから、沢山今日の事話したくなるもん」


京太郎「今度、お泊まり会でもやるか?」


胡桃「えっ!?」ドキッ


京太郎「どっか適当なホテルとって、こないだは駄弁れなかったからさ」


胡桃「あぁ…うん、そだよね」ガッカリ


京太郎「?」


胡桃「でもお泊まり会はしたいな、これから受験勉強の追い込みが始まるから、もっと会えなくなるし」


京太郎「そっか…よし、今度のデートはお泊まり会に決定だ!」


胡桃「おーー!!」


カン!続

182名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/24(水) 22:44:30 ID:sR2cZ2bE
胡桃「おーー!!じゃないよ!」


胡桃「なに勢いに任せちゃってるの私!」


胡桃「また塞に誤魔化してもらわないといけなくなるじゃん!」ゴロゴロゴロ


胡桃「絶対「へぇ〜?」みたいに言われちゃうよね、自分だってそう思うし!」ビターンビターン


胡桃「話したいことはそりゃまあ無いことはない、むしろ沢山あるけど…」


胡桃「なんでいつも大事なとき以外は本能が勝つのかな、理性が飛んでいくの不思議!」


〜〜〜〜〜


胡桃「って訳で、つじつまよろしく!」


塞「胡桃、早まったことはしちゃダメよ」


胡桃 (思ってた反応と違う!)


塞「と言うかちゃんとしたホテル泊まるの?」


胡桃「ちゃんと選んだから大丈夫!お城みたいなホテルじゃないよ」


塞「私、まだラブホっては言ってないよ?」


胡桃「ぐあ」


塞「はっはっは冗談冗談マイケル・ジョーダン、これからしばらく会う時間も少なくなるんだし、しっかり甘えてしっかり話しなよっ」


胡桃「塞…ありがとう!」

183名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/24(水) 23:08:02 ID:sR2cZ2bE

胡桃「でもその前にちゃんとデートするんだからね!」


京太郎「本日はどちらへ行かれますか?お嬢様」


胡桃「そう言えば京太郎その口調、やけに上手いよね」


京太郎「知り合いが話してるの聞いてたらなんか自然と覚えたんだよなぁ」


胡桃「京太郎にそんな知り合いがいるなんてねぇ」


京太郎「胡桃にはどんな友達がいるんだ?」


胡桃「想像の余地」


京太郎「それずるいぞ」


胡桃「あっ、ついたよほら、公園!」


京太郎「おっと、もう着いたか」


胡桃「ここの公園はただの公園じゃないよ!」


京太郎「なんか面白いものがあるのか?」


胡桃「それは遊んでみてからのお楽しみ!いこいこっ!」

184名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/24(水) 23:30:05 ID:jNAkfiI2
くるみちゃんかわいい

185名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/24(水) 23:52:46 ID:sR2cZ2bE

胡桃「じゃーん、草スキー!」


京太郎「懐かしいな草スキー」


胡桃「どっちが早く降りれるか競争しようよ」


京太郎「ホントにいいのか?」


胡桃「……膝に乗っけてもらった方が楽しいかもね」


京太郎「だよな」


京太郎「それじゃあいくぜー!」シューーーー!


胡桃「はっ…早い!!」


京太郎「思ったより距離あるな」


胡桃「どう言うこと?」


京太郎「クッションにぶつかったときの衝撃がスゴいかもしれねぇ」


胡桃「そんな大事なこと今言われてもどうしようもないよね?」


京太郎「ああ、一蓮托生だ」


ドスーーーン


胡桃「あいたたた…京太郎大丈夫?」


京太郎「なんとかな…ひどい目に遭ったけど、まあ楽しかったからいいか!」


胡桃「そだね!」


京太郎「さてお次はなにすっかなぁ」


胡桃「あそこにターザンがあるよ、公園と言えばターザンだよね」


京太郎「あれで咲とよく競争したなぁ…」


胡桃「……」ゲシッ


京太郎「いてっ!」


胡桃「さっ、ターザンターザン!」


京太郎「なんだったんだ今の…?」

〜〜〜
〜〜


京太郎「足が地面についちゃうんだ…」


胡桃「京太郎はもうターザンになれなくなったんだね」


京太郎「よくよく考えたら子供サイズだもんな、仕方ないか」


胡桃「そうだね……ん??」


胡桃 (それに普通に乗って遊んでる私はどうなるのかな)


胡桃「まだ子供だからセーフ!」


京太郎「?」

186名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/25(木) 00:08:07 ID:52/xrMNA
胡桃「あれは向かい合ってやるブランコじゃん」


京太郎「俺初めて見たよ」


胡桃「せっかくだしやってこーよ」


ギッギッギシッギシッ


京太郎「軋むなぁ…」


胡桃「こうやって京太郎と向かい合うのは初めてだね」


京太郎「胡桃と正面切ってるのってキスの時くらいだから、胡桃は俺の事見てないんだよな」


京太郎「なぁなんでキスする時いつも目を瞑るんだ?」


胡桃「それは、えっと」


胡桃「恥ずかしいからかな!」


胡桃「京太郎の顔をまじまじと見る事もだけど、その目から反射して写る私の顔がいつも真っ赤になってるのも恥ずかしいの」

胡桃「だからいつも目を瞑っちゃうんだ!」


京太郎「俺の顔だけ見てるがゆえにか、俺はそんな風には意識したことなかったな」


胡桃「?」


京太郎「キスの時はいつも胡桃の顔全部を見てるからさ、おでこの時も、唇の時も」

京太郎「首の時はさすがに無理だけどさ」


胡桃「……それじゃ、今日は目を開けてようかな」ンー


京太郎「ブランコでキスをするってのも、中々無い体験だな」


胡桃「ずっと見てるから、京太郎」


京太郎「ホントだ、吸い込まれそうなぐらいおっきな可愛い目が覗いてらぁ」


胡桃「あっ…」

187名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/25(木) 00:18:29 ID:52/xrMNA
京太郎「日も暮れてきたし、ホテル行くか?」


胡桃「…」トローーン


京太郎「あーだめだ、放心してる」ペチペチ


胡桃「!」


胡桃「はれ、私は何を」


京太郎「これからホテル行こうかなって所だ」


胡桃「あーそっか、そっか!今日お泊まり会か!」ワタフタ


京太郎「しっかりしてくださいよ三年生」


胡桃「それじゃあ、行こう!」


胡桃 (うわー!ついに行っちゃうんだホテルに…!)


胡桃 (ちゃんとケアはしてきたし、「いざ」が来てもバッチリ!)


胡桃 (ふっふーん!京太郎ばっちこいやー!」


京太郎「途中から声に出てるぞ」


胡桃「えっ!?」



カン!続

188名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/25(木) 15:49:38 ID:p2WooR0I
興奮してきたな

189名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/26(金) 00:27:37 ID:7eh16JHk
胡桃「あれが今日のホテルかぁ」


京太郎「予約は済ませてあるから、チェックインしようぜ」


胡桃「うん!私に任せてよ!」


京太郎「大丈夫か?さっきまでぐてんぐてんだったのに」


胡桃「大丈夫大丈夫!」


ホテルマン「こんばんは」


胡桃「テイクオフしに来ました!」


ホテルマン「???」


京太郎「胡桃、飛ぶのか……」


京太郎「すいません、チェックインです、予約していた須賀京太郎とこっちが鹿倉胡桃です」


ホテルマン「あ、須賀様ですね、承っております、それではキーの方をお受け取りください」スッ


京太郎「ありがとうございます、ほらいくぞ胡桃ー」 


胡桃「あっ、待ってよ!」 

〜〜〜〜

胡桃「けっこうおっきな部屋だね」


京太郎「シャワーとかもちゃーんとついてるからな」


胡桃「今日は沢山動いたから、汗流さないとね!」


京太郎「それじゃ、胡桃先にどうぞ」


胡桃「は?」

190名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/26(金) 00:50:22 ID:7eh16JHk
胡桃「京太郎ってキスまでだよね!」ビシッ!


京太郎「!?」


胡桃「私は京太郎の裸を見たって、なんとも思わないのに!」


胡桃 (何を口走っちゃってんの!?)


胡桃「私は今日、もっと京太郎と仲良くなりたいなって思ってる!」


京太郎「えーと胡桃さん?とどのつまり「一緒にシャワー浴びよう」って事でいいのかな」


胡桃「そう言う事!」


胡桃「先に入ってて、私も準備するから」


京太郎「お、おう…」 


〜〜〜〜〜


京太郎 (まさか胡桃があんなに積極的だったなんてな…)ザーザー…


胡桃「来たよ、京太郎」


京太郎「ま、流石にちゃんと隠してはくれてるか」


胡桃「当たり前でしょ!」


シーン…


胡桃「とりあえず、背中流すね」ドッドッドッドッ


京太郎「そ、それじゃあ頼むわ」


胡桃「んー、やっぱりおっきいなぁ京太郎の背中は」シャーコシャーコ


京太郎「ハンドボールやってたしなー」


胡桃「最初の方に話してくれたね、でも、いつもより近くでちゃんと見ると、やっぱり男の子なんだなって」


京太郎「胡桃は風呂でも違いがわかんないな」


胡桃「そうかな?」ギュッ


京太郎「!」


胡桃「直に触れたら、少しは変わるんじゃない?」


京太郎 (少しなんか柔らかいものが当たってるような…これはまさかっ!)ムク…


胡桃「……京太郎、もしかして」


京太郎「なっなんだ!?」


胡桃「いや、なんでもないや!」  


胡桃 (なんか今、少し膨らんだような…その、大事な所が)


胡桃「流すねー」ジャー


京太郎「サンキュー、洗うの上手だったぜ」


胡桃「京太郎は洗ってくれないの?」

191名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/26(金) 00:58:52 ID:7eh16JHk
続きます

192名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/26(金) 02:19:03 ID:VYV/sVpY
きたぜ、ぬるりと…

193名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/27(土) 00:23:35 ID:mPb9IqNo
胡桃「背中流していいんだよ?」


京太郎「えっ、でも」


胡桃「私もやったんだし、ね?」


京太郎「わかったよ…」


ドスッ


胡桃「ぐふっ」


京太郎「あっわりぃ!昔親父にやってた感覚でつい」


胡桃「背中だから大丈夫!」


京太郎 (…胡桃の体、華奢かと思ったら小さいだけで、それなりに肉付きあるんだな)


京太郎 (腕とか結構ぷにぷにしてて柔らかい)


胡桃「急に黙られるとなんか恥ずかしいかな」


京太郎「好きな子の体触れてて、感慨深くならないやつなんかいねーだろ?」


胡桃「それもそだね」  


京太郎「だろう?」


胡桃「それはそうとそろそろ背中が剥けそうなぐらい同じとこやってるよね」


胡桃「…前は、やってくれないのかな」


京太郎「!?」  

続きます

194名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/27(土) 01:10:03 ID:qY1lbZjo
本能が勝っちゃってる胡桃ちゃんかわいい(二度目)

195名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/27(土) 07:22:13 ID:989oVNGM
いいゾ〜これ

196名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/27(土) 23:26:34 ID:mPb9IqNo
〜〜〜少し前

咲「あれ?京ちゃん、一人でお出掛けなのかな」


咲「もしかして私の誕生日のプレゼント…なんちゃって」


咲 (あれ、隣にいる女の子は誰だろ)


咲「!」


ー確証なんて無い、そんなに顔を会わせたわけじゃない、それなのにー

咲「あの娘が、鹿倉さんか…」

197名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/27(土) 23:39:18 ID:mPb9IqNo
こんなのは良くない、人のデートを覗くなんて、わかってるでも!

京ちゃんが笑顔なのに全く嬉しくない、心に冷たくて鋭い何かを一つ一つ丁寧に刺されてる気分

トッ…トッ…

私の知らない京ちゃんを鹿倉さんが独り占めしている、知らない話題を話しているんだってだけで心が息苦しい

ギリギリッ…


ここで話しかけたらきっと京ちゃんはいつものように「おっ、咲じゃねぇか!」って言ってくれる、鹿倉さんに「友達」の宮永咲として紹介する


それは嫌だ、だから視線の端にも捉えられないように、息を殺して京ちゃんを追いかける

198名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/27(土) 23:47:40 ID:mPb9IqNo
咲「京ちゃん、楽しそうだなぁ」


咲「……もう何回もキス、してるのかな」


咲「あんなブランコでキスなんかしちゃってさ、私だから内緒にしててあげるんだからねっ?」


咲「んもう、そんなニコニコして誤魔化さないでよ」


咲「そっちには私いないよ、京ちゃん…」


咲「あれ?京ちゃん急に動き出してどこにいくんだろ…」

199名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/27(土) 23:56:42 ID:mPb9IqNo
咲「……ホテルかぁ、そっか」


咲「もう冬だし日がくれるの早いからね、そうだよね」ニコニコ


咲「こんなに暗くなったし、どこかに泊まらなきゃ帰り道危ないもんね」


咲「鹿倉さんもきっと遠くから来て、疲れてるだろうし、ゆっくりと休まないといけないよね」


咲「やましいことなんて無いよね、京ちゃん」


咲「やましいことなんて……あったりしないよね」


咲「私、待ってるから、一緒に帰ろうね!」

咲さんお誕生日おめでとうございます

200名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/28(日) 00:15:45 ID:URysLDj.
こんな祝い方があるか

201名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/28(日) 01:18:33 ID:GrPXNvVc
ファッ!?

202名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/28(日) 23:22:53 ID:ABk9Twms
胡桃「私もそっち向くから京太郎も来て…」


京太郎「ま、まて胡桃!それは流石に…?」


胡桃「京太郎…」プシュー


京太郎「おわーっ!のぼせてたなら早く言えよ!」


〜〜〜〜〜
京太郎「しっかり反省してくれよ…」パタパタ


胡桃「だって、話がしたかったんだもん」プイ


京太郎「しばらく受験勉強忙しくなるから会えなくなるのはわかってるけど、風呂にまで押し掛けなくても…」


胡桃「ここまで来て一人で待つのは寂しいよ」


胡桃「ずっと居るためのお泊まり会だもん!」


京太郎「胡桃…」


胡桃「のぼせてたからあんな事言ったんじゃないよ…シラフだよ」


京太郎「胡桃さん、なんでそんな真顔でこっちに来るの」


胡桃「ねぇ京太郎、なんだか湯冷めしてこない?」


胡桃「体の内から熱くなる方法を知らないわけ無いよね」


京太郎「……知ってはいるけど、本当にいいのか?」


胡桃「何を今さら!」


京太郎「痛いらしいぞ」


胡桃「やってみなくちゃわかんないと思うよ、実戦は麻雀でも…こっちでも大事!」


京太郎「…わかったよ、ったくワガママだなぁ」


胡桃「自分で自分にビックリだね、悪い子にはならないつもりだったのに、京太郎のせいだよ!」


京太郎「ハハハ、違いないな」


胡桃「……京太郎、おいで」


京太郎「…ああ」


続きます

203名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/29(月) 02:22:08 ID:DkvUjU5.
いいゾ〜これ

204名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/29(月) 23:17:16 ID:t3Sivg.s
「おいで、京太郎」

自分より小さいはずの胡桃が両手を広げて笑顔でこちらを見ている、その姿はまるで母親を想わせるような包容力に溢れていて、赤子に戻ったかと錯覚させられてしまうほど。
ーーー
ーー 

「はむ…んんっ…はあっ」

薄いピンクの唇に自分の唇をそっと合わせ、柔らかいマシュマロのようなぷにっとした感覚を楽しむ、先日は唇が乾燥していたと言っていたからか、今日は艶々としていて滑らかに浸透し、微かなリップクリームの匂いが香ってくる。
それから何度も何度も唇を浸しあい、その感触を充分に堪能し、その奥へと舌を入れて互いに絡ませる、唾液の交ざるいやらしい響きだけが静かな部屋を満たす、それがまた性欲をそそりたたせ、下半身の起伏をより激しくさせるのだ。


「きょ…たろぉ…はぅっ」


それは胡桃も同じ様で、体を火照らせている、きっと単身赴任している旦那と離れて性欲をもて余す人妻の色気と言うのは恐らくこう言うものなのだろう、目はしっかりとこちらを見開いているのに、眠って夢を見てるときのようにとろんとしていて、きりりとしているいつもの表情はどこかへ飛んでいったようだ、このまま見つめあって居続ければきっとそこから動けなくなるので、少し目線を下げ、体全てを見渡す。


「あんまり胸とか見ないで…はずかしいから」


ちんまりと膨らんだ胸部はあまり本人はお好みでないようだ、でも俺はお構いなしに、なめ回すように見る、膨らみの真ん中辺りに薄い色素の可愛いチェリーが二つ並んでいる、両方ともに手を伸ばし、軽く指で弾いてみせると、たちまち固くなったチェリーがぷるっと揺れる、胡桃も「あっ…」と感じているようだ。


続きます


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