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松田亜利沙(29)「あっ、陸くん。久しぶり」

124名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/02/16(金) 20:28:19 ID:KWcBKzqo
陸「…亜利沙さん、覚えてますか?俺が高1ん時、姉さんと喧嘩して、亜利沙さんに泣きついたこと」
亜利沙「え、ええ…もちろん」
陸「俺はあの時、とても助けられました。帰り道の公園で、亜利沙さんがこうやって胸貸してくれて。すごく嬉しかったんです。相談する相手がいたんだって思って」
亜利沙「そ、そんな。ありさはあの時、偶然通りかかっただけで…」
陸「そうかもしれません。実際、俺はあの時泣くだけ泣いて、結局姉さんと仲直りするまで1年近くかかっちゃいました。けど、あの時亜利沙さんが助けてくれなかったら、今の俺はいません。多分俺が亜利沙さんに惚れたのはあの時だと思います」
亜利沙「ほ、惚れっ…」
陸「でもね、俺が1番最初に亜利沙さんのことが好きになったのは、姉さんに連れられて見に来た、亜利沙さんのライブの時なんです」
亜利沙「…え」
陸「ステージの上で歌って、どんな曲でもお客さんを楽しませて、誰よりもライブを楽しんでる。そんな亜利沙さんに、俺は一目惚れだったんです」
亜利沙「……」ギュ
陸「勿論、色々助けてくれた優しい亜利沙さんも俺は好きです。でも、だからこそ…ステージでいっちばん輝いてる、可愛くて綺麗なアイドルの亜利沙さんもまた見せて欲しいんです。ファンのみんなのために。そして…」
亜利沙「…?」

陸「できれば、…その、俺の為にも」
亜利沙「……!」
陸「……ダメ、ですか…?」

亜利沙「……んふ」
陸「……?」
亜利沙「…むふ、ふふふ」
陸「えっと……」

亜利沙「…いいでしょう。やってやりましょう!」
陸「…!」
亜利沙「ありさ、頑張りますよ!」
陸「…はい!」

ぎゅうううううっ

陸「ありさっ…さん、く、苦し…」
亜利沙「えへ、すみません。力入っちゃいました」
陸「…元気出たようで、なによりです」
亜利沙「ムフフ…胸の中でありさがわんわん泣くのでも期待しました?」
陸「……ちょっとは」
亜利沙「んふ。アイドルは、女の子は強いんです。泣いたりなんかしませんよ」
陸「…参りました」

亜利沙「よし!そうと決まれば今日は帰って寝ます!明日からのレッスンに向けて頑張らないと」
陸「そ、そんな急に…」
亜利沙「ほら陸くん、早くお店出ますよ!」
陸「ま、待ってってば…」

・・・


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