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ガルパン みほルートGOODエンド
483
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2017/01/16(月) 23:35:37 ID:yR3JAIq2
【柚子ルート BADエンド Another】
『ちょっと大事な話があるから、明日生徒会長室に来るように。ただし彼や小山には気付かれないように』
あの忌々しい一件から数日後。会長から一通のメールが届いた。……このタイミングでの、しかも私一人への呼び出し。要件は間違いなくあのことについて、だろう。
柚子が会長に全てをバラした、という最悪の事態が脳裏をよぎる。会長はその権力に加え、広い交友関係を持つ。下手をすれば私も彼もどこからどうなるかわかったものではない。
───だが、会長の命令は絶対だ。なんであれ逆らう事など許されない。否、そもそもそんな選択肢自体がない。どんな処分を言い渡されるにしろ、私には指示通りにあの人の元へ行くしかないのだ。
そして翌日。緊張で卒倒しそうになるのをなんとか耐えて、生徒会長室のドアをノックし、声をかける。
「河嶋です」
「開いてるよ。どうぞ」
会長の声の調子はいつも通り───ではなかった。平時の飄々とした雰囲気は消えており、それだけで足が竦みそうだったが、それでも私は部屋に入った。
「失礼します」
「ん。とりあえずそこに座ってよ」
私が部屋に足を踏み入れるとすぐに会長は自分の椅子から立ち上がると、部屋の端にある長机やソファの置かれている、戦車道の試合前の会議にも使われる一角へ私を導いた。
ソファに座った私の対面……ではなく、すぐ隣に会長は腰かけた。予想外の距離の近さに冷や汗の量が増大するのを感じる。
「……まあ、今日呼んだ理由はわかってると思うけど」
座って間もなく、会長が口を開いた。……やはり、私への処分の言い渡しか。死刑執行を待つ受刑者のような気持ちで次の言葉を待ったが、それは完全に予想外のものだった。
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