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ガルパン みほルートGOODエンド
422
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2017/01/01(日) 00:08:24 ID:5dGHLCB6
あんこうチームをどう思う?
「え〜?う〜ん……。沙織さんはぁ、私が大洗に転校したとき最初に話しかけてくれた恩人で〜……。だけど大学に入ってからますます彼氏が欲しい彼氏が欲しいっていうのはちょっとアレかな〜。華さんはさりげない気遣いができる人だけど、消化器官どうなってるのって思う時がありますね〜。優花里さんも色々なことができる人だから助かるけど、パンツァー・ハイはそろそろどうにかしてほしいよ。麻子さんはいざという時頼りになるんだけど、いまだに朝起こさないといけないからね〜」
……やはり。どうにも酒の入っている現在の彼女は、普段表に出さない本音がダダ漏れになるようである。幸いこの場には自分とみほの二人だけだ、せっかくの機会なので色々聞いてみることにする。
旧大洗生徒会のカメさんチームはどう思っている?
「角谷元会長はね〜、すごい人だと思うけど最初の時に私を脅したのはね〜。小山元副会長も優しいけど怒るとなにするかわからない感じがするし〜、河嶋先輩は一生懸命だけど肝心な時に外すから〜……」
姉のまほさんは?
「優しくて自慢のお姉ちゃんだけど〜……。いい加減過保護すぎるんだよね〜。私も20歳過ぎてるってわかってるのかな〜?」
元黒森峰の……えーと、逸見?さん?については?
「う〜ん……いい人だと思うよ?うん。ちょっと面倒くさい時があるけど」
―――さて、予想以上に本音が聞けた。しかしこれ以上は何か人間関係の闇が浮き彫りになりそうなので自重しておこう。そう思ったのだが。
「あと、貴方のことはね〜」
聞いてもいないのに話し始めるみほ。本格的に酔いが回ったのかすっかりテーブルに突っ伏していた。まあ確かにここまで聞いておいて自分のことは聞かない、というのは卑怯かもしれないので、そのまま彼女の言葉に耳を傾ける。
「戦車道以外に取り柄のない私に優しくしてくれて、家のこととかで偏見も持たずに接してくれて、いざという時に頼りなって……」
……思った以上のベタ褒めに顔が赤くなるのを感じた。普段はこんなことを思っていたのか。
「あ〜、でもひとつだけ」
みほが付け加えるように言う。相変わらず顔を伏せたままなので表情はわからない。
「私の気持ちに気付いてくれないのは困るかなぁ」
―――思わず息を飲んでしまった。この場合の気持ち、というのは間違いなく……。
「……」
それきり黙ってしまったみほ。―――これ以上はさすがになにも聞けない。いや、先ほどの時点でアウトだろうが。
とりあえずみほを抱えてベッドに運ぶことにする。残った鍋もすっかり冷めてしまったし(ある程度は酔いみほ問答の間に食べてはいたが)、このまま彼女を寝かしつけてお開きにするべきかと考えながらベッドにみほを寝かせ離れようとすると。
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