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ガルパン みほルートGOODエンド
397
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2016/12/26(月) 23:15:23 ID:KhUcp46A
【柚子ルート BADエンド】
「これ、どういうことかな」
ある日、小山副会長から大洗女子学園の生徒会室へと呼び出された。
『明日の夜9時に来て。大事な話があるの』
指定された時間が日も落ちた頃だというのもそうだが、それ以上に電話越しの声が恐ろしく無機質であったことが不安を煽った。そしてそれは見事に的中した。
机を挟んだ向かい側の小山副会長が示したのは、数枚の写真。そこには、自分と女性―――恋人である河嶋 桃さんが唇を重ねる姿が写っていた。血の気が一気に引くのを感じる。
「この場所、うちの艦にある公園だよね?学園のすぐ近く、他の生徒もよく使う公園」
淡々と、しかし明確にこちらを責める意図が見える口調で小山副会長は言う。言い訳のしようもないくらいに鮮明なその写真を出されては、ただ頷くことしかできなかった。
「困るなぁ、こういうの」
はぁ、とわざとらしくため息をついてから、今度は呆れを含んだ物言いになった。どこかこの部屋の本来の主―――角谷会長を彷彿とさせる言い方により恐怖が増す。
「うちの学校が不純異性交遊禁止って知ってるよね?まあ貴方たちがお付き合いしてるのはなんとなく察してたけど……。節度は持ってくれてると思ってたんだけどなぁ」
さらに声に失望の色まで交えつつ、小山副会長は写真とこちらを交互に見た。その視線に普段の柔和さは微塵もなく、ただひたすらに暗かった。
「しかもこんな場所で。人に見られたらどうなるか、とか考えなかったのかな?仮にも桃ちゃんはこの学園の広報なんだよ?変な噂が流れればそのまま会長や学園の名前に傷がつく、って普通わかるよね?」
トントンと、小山副会長が机の端を指で叩く音が部屋に響く。それすらもこちらへのある種の威嚇に感じられた。
そして、ついにその言葉が告げられる。
「悪いけど、二人には別れてもらわないと。あと、桃ちゃんには責任を取るってことで生徒会を辞めてもらうから」
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