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ガルパン みほルートGOODエンド
360
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2016/12/16(金) 01:17:00 ID:L6s0rNZ.
「……そろそろ頃合ではなくて?」
ダージリンさんがそう声をかけてくる。確かにそろそろいいだろう。鍋の蓋を開けると、旨みがそのまま匂いになったかのような食欲をそそる香りが鼻腔に届いた。
「わぁ……美味しそう……!」
それまで少々疲れた顔をしていたオレンジペコさんが瞳を輝かせながら呟いた。ほかの面々も、すまし顔ながら鍋の中を気にするダージリンさんに、先ほど菜箸を取り上げられたためか自分の箸で早速具材(肉)を取ろうとするローズヒップさん、それをなんとか制止しつつも鍋に熱い視線を送るアッサムさん……と、大体同じ、早く食べたい、という気持ちが丸出しの状態であった。なんともわかりやすい。
「コホン……。では、食事を始める前に私から挨拶を。こういった年の瀬に親しいもの同士で集まって鍋を囲むというこの会は―――」
「ダージリン様!それよりも私早く肉!お肉を食べたいですわ!」
「ちょっ、ローズヒップさん!?」
「こらローズヒップ!貴女いくらなんでも失礼が」
「それもそうね。ではいただきましょう」
「「早ッ!」」
「よーし!それじゃリミッター外しちゃいますわよー!」
「「こっちも早ッ!」」
これはコントなのだろうか。すでにローズヒップさんは自身の取り皿にものすごいスピードで具材(肉)を取っては食べ取っては食べしており、よく見ればダージリンさんもちゃっかり肉を咀嚼している。残りの常識人二人も呆気に取られた状態からなんとか復帰し、自身の分を確保し始めた。さて、と自分もまた鍋に向かった。
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