[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
ガルパン みほルートGOODエンド
271
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2016/12/01(木) 01:39:22 ID:g5t5CPBI
【まほルートイベント 『姉妹の確執』】
(発生条件:西住みほの好感度が一定値以上の状態でまほ個別ルートに入ると夜間限定で出現する選択肢『みほの誘いを受ける』を選ぶ)
※注:きれいなみぽりんが好きな方は閲覧注意かも
―――大洗女子学園・学園艦。二度に渡る廃校の危機を乗り越え日常を取り戻した同校を、西住まほは訪れていた。内に滾る感情を抑えつつ、呼び出した相手がやって来るのを待つ。指定した場所は海に面した公園である。黄昏時となったこの時間は、他に人影は見られなかった。
「ごめん、お姉ちゃん。待たせちゃったかな?」
掛けられた声に反応し、ベンチから立ち上がるまほ。その目線の先には、呼び出した相手―――妹である西住みほの姿があった。
「ごめんね、戦車道の練習が長引いちゃって。本当はもうちょっと早く―――」
「みほ」
妹の言葉を遮り、まほが声を発する。その声と目つきは戦車道の試合中よりも鋭いものだった。
「……どうしたの?なにか怒ってる?」
困ったような笑顔を浮かべながらみほが尋ねる。そのいつも通りの―――言い換えればまったく動揺を見せない態度に、まほの心はさらに荒ぶりかけたが、なんとか踏みとどまり、冷静な態度を保った。
「……彼からすべて聞いた。お前が彼にしたことについて、すべてな」
極めて単刀直入な、核心を突いた言葉。しかしみほに動じた様子はまったくなかった。それどころか。
「ああ、結局全部喋っちゃったんだね、彼。罪悪感に耐えられなくなっちゃったのかな?」
笑顔をより一層深め、心底楽しそうに言った。
「でも、そういう真面目で誠実なところも可愛いよね。お姉ちゃんもそう思うでしょ?」
事も無げに言い放たれたみほの言葉に、つい先ほど押さえ込んだ怒りが爆発した。
「ふざけるなッ!!」
まほは一気に距離を詰め、妹の襟首を思い切り掴んだ。
「お前は私が彼と付き合っているのを知っていただろう!いや、そうでなくても友人に薬を持って犯すなど、まともな人間のすることじゃないッ!!」
「……」
姉の叱責に、みほは無言で答えた。だがそれは気圧されているからではないことは、いまだに彼女が笑顔のままであることが証明している。そんな態度が、まほをさらに苛立たせた。
「お前ッ……!」
「彼がそのことを喋ったのって、この間の週末?確か彼、泊まりでお姉ちゃんのところに行ったんだよね?そういう話題になったってことは、お姉ちゃんも彼とシたの?」
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板