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ガルパン みほルートGOODエンド
131
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2016/11/06(日) 01:52:46 ID:g4Rw9hRI
【杏ルート BADエンド】
「あれー、久しぶりだねぇ」
ある日の仕事帰り、近所のコンビニに立ち寄って酒類のコーナーを見ていると、背後から声をかけられた。振り返ればそこには小柄な女性、どちらかといえば少女という表現の方が合っているくらいに幼い容姿をした彼女―――角谷 杏の姿があった。
「高校の頃以来だっけ?いやー、当たり前だけど大人っぽくなったねぇ」
くたびれたスーツを着て、さらに肉体的にも精神的にも疲労困憊な20代後半の自分の姿は、おそらく大人っぽいを通り越してオッサン臭ささえあると思うのだが、彼女はイヤミのない笑顔で言う。彼女の方はパンツスーツ姿であったが、その幼い容姿に反して妙に様になっていた。
「オーダーメイドでさ、結構高いんだ。不便で困るよ」
そう自嘲気味に言うが、裏を返せばそれだけの財産を持っている、ということだ。そんな皮肉な解釈を咄嗟にしてしまう自分にまた嫌気がさす。
「……ずいぶんお疲れみたいだね。今見てるのは自棄酒用?」
わずかに表情を真面目なものにして杏さんが言う。図星を突かれたことに少しイラついたが、素直に肯定しておく。隠す気力もなかった。
「……よし、じゃあせっかくだし私に付き合わせてよ。ここで買うってことは家も近いんでしょ?私もそうだから、なんなら私の家でもいいよ」
突然の申し出に驚いたが、受け入れることにした。女性とはいえ知らない相手ではないし、正直彼女をそういった対象として見たこともなかった。愚痴を零す相手が欲しかったという本音もあった。
「よーし、じゃあおつまみも買っていきますか。ここはお姉さんがおごっちゃうよー」
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