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よくわかるグラスリップ概論
74
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2016/06/09(木) 23:41:38 ID:5WszCOII
森の中、やはり寝ている駆。
透子「横に座っていい?」
駆「ああ」
駆「今日、流星群が見られるらしい。花火みたいに見えたら最高かな」
透子「また一緒に花火が見られたらいいね」
駆「この空じゃ無理か」
透子「未来の欠片の中でね、冬の花火をみんなで見に行こうって」
駆「見たのか?」
透子「一人で見た」
駆「みんなは」
透子「私に気付いてくれなくて」
駆「そうか。一人で見たのか」
透子「一人で見る花火、はじめてだった。唐突な当たり前の孤独、だったかも」
駆「その花火、俺も見たかったな」
透子「未来の欠片ってなんだったんだろう」
駆「もうその言葉は、そぐわないかもしれないかもしれないな」
透子「お母さんが……ううん、なんでも」
透子「あの日、花火大会の日、駆くんが見えた。あれは偶然?」
駆「すこし違うと思う。偶然なんかじゃない。あのとき、見たいと思ったから見えた」
透子「あれは未来なんかじゃなくて、まだ起ってない、だけどきっとこれから起きること、あれこれって同じ意味?」
駆「同じ意味で言ったのかい?」
透子「え、あー、違うかも」
透子「私は駆くんを見たかった」
駆「俺は透子を見たかった」
透子「でもどうして私? 私、冬の花火のときも、駆くんに何もしてあげられてない。ただ駆くんの気持ちがすこしわかったような気がしただけ」
駆「それで十分だよ」
透子「それでいいの?」
駆「この町で君に会えてよかった」
透子「駆くんがこの町に来てくれてよかった」
駆にとってようやく、何事かを分かち合える相手に出会えた、ということがすべてだろう。
透子「これ、星になるかな?」
と、蜻蛉球を空に投げる。
蜻蛉球が光の尾をひくのはイメージ、もしくは未来の欠片か。
透子の目に未来の欠片のエフェクト。何を視たかはわからない。
透子「流星……」
駆「ああ」
透子「駆くんにも見えるの?」
駆「ああ」
このシーンでは流星は確認できない。
町のみんなが、雲間に流れる流星を見上げる。
変な色つきではない、普通の流れ星。
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