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よくわかるグラスリップ概論
46
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2016/06/09(木) 21:47:11 ID:5WszCOII
>>44
このまとめを作る作業を含めても、5周くらいですね。
校舎前での会話。
前回の美術準備室での雪哉のと会話の回想をはさんで、こんなことがあったというが、さてどこまで言葉にして駆に伝えているのだろう。
美術準備室での未来の欠片。「雪が降る。駆にキスされる」
駆「井美雪哉か高山に、話したほうがいいかもしれない」
透子「え、どうして? どうしてみんなに言ったほうがいいの?」
駆「高山はこの間の海での俺たちを見てどう思っただろう」
透子「どうって……きっと驚いたよね」
駆「それだけか?」
透子「え?」
駆「高山は必ず透子に、あれはなんだったのか訊いてくる」
透子「でもなんて説明すれば。絶対信じてくれないよ」
駆「これからも、何度もあんなことが起きるとしたら?」
という言葉とともに、雪が降り始める。
ついに未来の欠片に入り込みはじめる。
さて、そうすると困るのは、どこからが未来の欠片なのか? という疑問だ。
少なくとも雪の降り始めている「何度もあんなことが起きるとしたら」は未来の欠片で、透子の不安そのものだ。
遡って、高山に追求されることもそうだろう。なんらのきっかけもなく降り始めた雪、と考えれば、この会話すべてが未来の欠片だという可能性は否定できない。
現実世界で入口のほうを振り返っていることから、美術準備室に入り、振り返りざまに何か眩しい光を見て未来の欠片の世界に入ったものと予想する。
それがキスにつながる意味。
駆に安心させて欲しいという願望。それにくわえて、恋する乙女的発想。
「雪」について
この作品はわかりにくさに反して、一般的な印象はそのまま採用しているところがある。例えば、悪いイメージとして落下や黒い鳥が現れている。
雪に良い印象もあるが、冬、寒さ、そしてそれを寂しさと捉えるのは珍しい話ではない。
未来の欠片への不安、そして欠片について強引過ぎるほどだった駆が(透子のことを心配してとは言え)、「透子に近付くのを躊躇する」と言っている。
くわえて周囲の人間関係の問題、その発端となる「雪哉」。駆との距離にかんする寂しさ孤独感、不在の雪哉への心労が、雪原のイメージにつながったのではないだろうか。
もしメタ的発想をするならば、12話への前振りでもある。
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