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よくわかるグラスリップ概論
38
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2016/06/09(木) 21:27:33 ID:5WszCOII
第7話「自転車」
冒頭、透子の手を握る駆。
親指が触れただけで真っ赤になっていた透子はもういない。
お気に入りの場所で寝転がっている駆。ついに始まる、唐突な当たり前の分身。ダビデ影分身の術。
駆B「俺たちが要らなくなるといいよな」
駆「俺、おまえたちのこと嫌いじゃない」
エア友達、イマジナリーフレンド、脳内会議。呼び方はなんでも良いのですが、結局はイメージ映像。
みなさんも自分の中で、自分の意識を離れた思考があったりしないでしょうか?
孤独がちだった、しかも未来の欠片という特別な感覚がある駆が、寂しさを紛らすために、その思考を独立させた(してしまった)感じだろうか。
海辺で透子とやなぎ会話中、未来の欠片。
「呆けたような透子の横顔?」「病室で楽しそうな祐と幸」
直前の「恋する二人の逢瀬を邪魔しないようにしないとね」から、後者は二人が上手くいくイメージ。この段階で透子は、完全に二人が相思相愛だと思っている。
前者は自分の恋についての不安か。
麒麟館での会話
透子「なんか私ずっとここで暮らしてるのに、駆くんのほうがいろんなこと知ってるみたいでなんか悔しい」
駆「この町の些細なことを知ったからって、透子の暮らしてきた事実に比べたら、つまらないことだよ」
透子「あの、私と駆くんは、なに?」
メスの顔をする透子。
透子「ごめん。急に駆くんを見れなくなった」
駆「俺たち、変な力を持っている者同士以上の関係に、なれたのかな?」
透子、駆が落下する未来の欠片を視る。
ここから透子はしばらく高所から落下するのを恐れていくが、正しくは絵に落ちていくイメージだった。
エッシャー作の「昼と夜」というらしい。麒麟館にも飾られ、透子もそれを見るシーンがある。昼と夜、天と地が曖昧な境界で描かれる。
お互いに友達以上の関係を期待しながらも、お互いがそれをはっきりと口にしていない。透子にとって駆はそういう曖昧な存在で、落下のイメージを伴うのは不安の表れだろうか。
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