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よくわかるグラスリップ概論
35
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2016/06/09(木) 21:18:01 ID:5WszCOII
透子の手を引いてお気に入りの場所へ。
ぶっちゃけ余談だけども、駆はまた女を人気のないところへ連れてきて一人寝ている。誘ってるんだろうか。
彼の寝顔(唇?)を見た透子が「まっ」、声をかけられ「んあぁっ」と、絶妙に可愛い顔と奇声を発している。
本編中ちょこちょこ思ってましたが、どうやってこの声を搾り出してるんでしょうね?
駆「二度も電話したけど、例の透子の用事、そろそろ教えてくれないか」
透子「さっちゃん入院するんだって」
駆「心配なんだな」
電話で話が途切れる。すこし不機嫌そうな駆。
透子が友達の話ばかりすることへの嫉妬。それからようやく話せそうなのに、今さっき殴ってきた人間のせいでまた中断させられ、いよいよ駆もイライラし始める。
駆「校庭に来い。はっきりさせよう」
電話を切って「透子は俺の味方だろ」
(謝る雪哉に勝負しようぜと挑発する駆)
駆「君が本気になれるのは、走ることくらいだろ」
暗に、態度をはっきりしろと言っているのか。雪哉の表情、またその後の「君が勝てば透子に近付かない。高山がいるんだからわざと負けても構わない」という条件などからも
提案がアレなので、やなぎからビンタをくらう駆。
一日に二度も右頬にダメージ。
中学の知り合いが部活動で顧問に「左も殴ってください。バランスが悪くなってきました」と注文つけたことを思い出しました。完全に余談です。
雪哉とやなぎ、その決定的な差は自分のためなのか、他人のためなのか、ということでしょう。
やなぎたちを追おうとする透子に、駆は今までになく感情的な声をあげる。
「いくな!」
走る気なんてない、勝てるわけない。どうしたかったのか問われ、
駆「とにかく透子に、私は駆の味方って言って欲しかったのかもしれない」
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